2015年12月22日火曜日

その涙にエールを

やっと終わったというべきか、とうとう終わってしまった、というべきか、ソクラテスもプラトンも知らないうちに、昨日「6年生を送る会」が終わった。筆者よりも卒業生父母たちの感慨はひとしおだろう。そのへんのブログはまたいずれ。少なくとも来年になっちゃう前には仕上げたい。なぜなら今年の年末年始はいよいよ宮前Queensの記念誌デザインに本格着手せねばならないからである。正直言うと自分の中での制作スケジュールが大幅に狂い、焦燥感にかられて夜中にハッと目が覚めてしまうくらい、ヤバイんである。マジ。

今日はかねてからの懸案事項であった2試合分のブログのうちのひとつ、なんである。
書きたいことはテンコ盛りなれど、諸般の事情により「文章短め写真多め」でお許し願いたい。吉野家で「ご飯少なめ、ツユダクで」みたいに。すでに賞味期限は過ぎた感はあるけれど、消費期限はまだのはず。

一気呵成に「さあ、行きましょう!」

北部大会決勝戦VS馬絹メイツ戦なんである。監督Kimuraさん、ベンチコーチFukahoriさん、Yokoseさんなどの面々。連合でも大活躍を見せたHazama君やFukahori君などの姿も見える。










初回Mに先制点を許し、その後更に3回には追加点を取られ2:0。ナニかシーズン中と違和感があるFナイン。その理由は筆者のみならず誰もが分かっていたはずだ。燃え尽き症候群的にF選手たちはすっかり気が緩んでいたのだった。
ここで満を持して監督Satohが喝を入れる。「おまえら、中学行っても野球やるんだろ!こんな野球やってたら、中学になっても野球やる資格ねえよ。繋ぐ野球を忘れるな。相手チームは真剣に野球やってるじゃないか」
(※筆者註:一部始終をスコアラーをやって脇で聞いていたのだったが、ほんの少しだけ脚色を加えた文章にした。けれどこれ、ほとんどそのまんまである)
これが母たちにも伝播(でんぱ)したのだろうか、それまで椅子に座ってノンビリ観戦していた母たちまでが一列に並び、シーズン中のように応援し始めた。(本来は楽しくノンビリ観戦でも良いのかもしれない大会ではあるんだけれど)

このSatohマジックが炸裂した。俄然、ナインたちは目の色が変わり、一瞬にして骨髄に血が通ったようであった。
特に小さいカラダながら下位打線で今年貴重な犠打王にもなったKyohsuke。なんとか次に繋げようという思いから、ボールカウントを判断しバントの構えから小さい体躯を更に小さくして四球狙いのバッティングフォーム。ヤツの野球に対する真摯な姿を見た気がする。
更にYuiが満員のプール席に飛び込む起死回生の柵越えのホームラン。今年何本目だろうか、電卓が要るほどだ。

このあと北部大会史上に残る(かどうかは知らねども)、大接戦が展開したのである。
7回終了時2:2の同点、雌雄を決する決勝戦で特別延長に突入した。
Mは8回表2点奪取。湧きに湧くメイツナインとそれ以上にテンションMAXの親たち。後日談で聞いたのではあるけれど、最後の大会で強豪フレンズを撃破し念願の優勝を勝ち取り有終の美を飾れるとの思いから、父母たちは爆発的な喜びようなのだった。その思い、すんごく良く分かる。昨年の新人戦のウルフVSフレンズがそうだったから。

しかし結果は非情にもその裏Fが、実力でねじ伏せたのではなく、勝利をもらったカタチでのサヨナラゲームなんであった。
試合後Kimura監督にも言ったのだが、筆者は正直、試合途中で「ウチが負けた」と思ったのだった。
フレンズの優勝を祝う気持ちよりもむしろ、メイツの素晴らしい健闘ぶりに心からエールを送りたい。
試合後、円陣を解いたメイツの子らの幾人もが泣いていた姿が胸に迫ってきたのだった。

※「ご飯少なめ、ツユダクで」とならず、やっぱりそこそこの文章量になってしまった。
書いているうちに熱くなっちゃう悪いクセなんである。今日もこんな時間になっちゃった。高津ドジャース杯決勝戦VSフォルコンズはまたいずれ、なんである。
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2015年12月20日日曜日

要領の悪いヤツ

今日は夕方5時まで仕事をし、明日のフレンズ「6年生を送る会」の最後の仕事、10人分の写真立てのセットアップと、成績発表のA1サイズのフリップを作るのだった。楽勝だ。勝算はあった....9時頃までは....。これが終わったらTSUTAYAのまだ封を開けてない映画「海街ダイアリー」でも観ちゃおっかな〜、なんて。

10個作った写真立てに妙に引っかかるものがあった。
9人はフレンズ伝統のピンストライプユニフォームを着てのものだが、一人Kohkiだけセカンドユニフォームなんであった。うーん、これは可哀想か。悩んだ末に作り直そうと。この期に及んで1月から12月までの膨大な写真群をひも解きKohkiだけに特化した縦縞ユニの写真を大捜索。彼は左打者ゆえ打席に立った顔を捉えるには3塁側から撮らねばならぬ。ほとんどは右が多いのでだいたい1塁側から撮るため数が少ない。しかも小さいときからのクセで、打つ瞬間球筋を見極めるために顔を極端に下向きにするため、表情を捉えてるものが少ない。ほとんどヘルメットしか見えてこないのだった。たまに顔が写った写真があっても望遠で捉えてるがゆえに、パソコンで引き延ばすと画像が粗く「ガギガギ」になっちゃう。
2時間ほど格闘し、諦めたんであった。
もう今日の明日だし明日このブログを見るチーム関係者は少ないはずだから、もうブログで公開しても大勢に影響はなかろう。毎年1個1個渾身のチカラを込めて作る記念品なんである。Kohki親子には明日謝ろうと思う。

ここで寝るつもりだった。
夕方作った年間成績のA1サイズの紙に貼った黒い短冊状の紙。「じゃーーーん!」とか言いながらめくるTV番組などでもフリップ的なやっているアレである。今年は時間がなくて、かつ、スマートにやろうと黒い紙を住友3Mの仮止め用「スプレーのり」で貼った。その昔若い頃、仕事のプレゼンでさんざん死ぬほど使ったスグレものなんである。
寝る前にちょっと試験的に剥がしてみるかっつうの。
「じゃーーーん!」...綺麗にペリッ...と行くはずだった。

あにはからんや、「バリベリびらびらガッサガサ」

ああ、なんちゅうことだ!
思わず腰が抜けてへたりこんで地中深く沈み込み、勢い余ってブラジルまで沈下し貫通しちゃいそうになった。
ベースの紙まで剥がれて持っていかれてしまった。これでは明日使えないわけで。
「ぐしゃんぐしゃんの、ぎろんぎろんの、ぺこんぺこん」に丸めてやった。

明日早起きしてもう一度作り直す決意を胸に、いっそ自虐的にブログに書いてやれと思い、筆を執った次第なんである。
好きな女性に僕はそんなつもりはないのに、不用意なニュアンスの言葉を送ったがために、大いなる誤解を招き嫌われる...要領の悪い、不器用なヤツ。指先は人並みはずれて器用なのに。中学生の頃からそうだった。最後の土壇場で逃げられちゃう、そんなことを想いだした(^-^)

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2015年12月17日木曜日

トンネルを抜けると...

...そこは雪国だった。

先日来からの懸案事項的ミッションインポッシブルであった、6年生の写真立てが完成しちゃったんである。毎年2,3人であるが今年は10名の大所帯。その子の1年間のベストショットを膨大な写真倉庫から選択し、更に限られたスペースに加工編集して配置、今日全員分の写真用紙出力まで終えたのだった。
長いトンネルの先にようやく一条の光明が射してきたんである。あとは額縁にセットするのみ。...と言ってもまだ成績発表のA1サイズの表を作らねば、なんである。

今日、年間成績の各項目や各賞選出選手について、Yanagisawa代表にFAXを送り、電話で了解を得た。A3サイズ4枚出力しA1に繋ぎ合わせる作業を土曜までに完遂せねばならぬ。これは1日あれば出来る勝算を得たわけで。

筆者の子どもが小学生の頃は、このクリスマス時季ともなれば親も一緒にワクドキしたものだった。コートの襟を立てて達郎の「クリスマス・イブ」を巷で耳に届けば、ココロが浮き立つような高揚感があったものである。渋谷のスクランブルを渡れば誰彼となくハグしたくなるような、独特のテンション、空気感があったものだ。

しかし、いつの頃からかクリスマスよりも、例年の少年野球のルーティンワークに身を粉にするのが当たり前になっちまった。年末の厳かなこの時季、粉骨砕身夜ごと悶々、額に見えない汗をかきながら、カラダと脳味噌をフル稼働するのはちょっと疲れるけれど、これが出来るうちが「華」だと自分に言い聞かせる今日この頃なんである。


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へろへろのでろんでろん

...なんである。
週末日曜の「6年送る会」に向けていよいよラストスパート。ゴール直前で馬のケツに鞭打つ騎手のごとく。もっとも筆者の場合は、鞭を打つのは馬ではなく己のケツなんであるが。

この深夜に及んでもなお、昼間打合せたクライアントからメールとSNSが来て仕事の返信をやりつつ、卒業生10名の写真立て制作に集中す。今やっと5名分のデータ編集を終えた。まだ残りは半分ある。もう明日にしよう。
脳ミソのあちこちがバチバチ、ショートし始めて、へろへろの、でろんでろんなんである。脳内回路を繋ぐケーブルが経年劣化して、シナプスの入り江が崩壊しちゃっては明日からのラストスパートに差し障りがあるとの英断で、今日は寝ちゃうことにする。
倉庫内のブログネタが、長く寝かしてしまったので熟成期間に入り、そのうち発酵しちゃう懸念があるのが気がかりではあるが。賞味期限が気になる今日この頃なんであった。


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2015年12月14日月曜日

時の過ぎ行くままに

「時の過ぎ行くままに」なんてタイトルはとてもおこがましいのだけれど、沢田研二ではないことは火を見るよりも明らかなんである。

いつもの日常にふと季節を感じる瞬間ってないだろうか。
綺麗に言えば仕事の帰路、マンションの植え込みから漂う鼻孔をくすぐるキンモクセイの香りで秋を実感したり。或いは「晴耕雨読」BLOG的に言えば、トイレの便座温度を「中」から「高」にし、ついでに温水温度も「高」にしちゃったりした日には「ああ、冬になったのだなあ」と感じてしまうんである。綺麗に言えば、雨上がりのアスファルトの匂いに夏を想起し、「晴耕雨読」BLOG的に言えば、重い掛け布団をやめて毛布1枚にした時に春の終わりを惜しみ、夏の到来を思う。

北部大会決勝メイツ戦に加え、今日新たに高津ドジャース杯決勝フォルコンズ戦のネタがBLOG倉庫に加わった。でもまだ書けないんである。どちらも印象的な素晴らしいゲームだったから。試合結果ではない。むしろ相手チームへのリスペクト的思いが、筆者をして筆を鈍らせしめているからなんである。書くには結構なエネルギーを要するからなんであった。

と、言うわけで毎度お馴染み「お茶を濁す」作戦に出る「晴耕雨読」BLOGなんである。
先日の強風ではベランダの鉢植えがひっくり返り、長身痩躯の老齢のサボテン(身長約2m)がぶっ倒れていた。仕事をほっぽってAEDで蘇生を試み応急措置を取り、しかるのち仕事部屋に戻りふと窓の外に目をやれば、銀杏の葉が大量に路上に散乱していた。金色の冷たい雨が地表に舞い降りるみたいに。

この山吹色の葉たちがどっさり舗道を埋める時が、筆者の秋と冬の境目を感じるバロメーターなんである。
銀杏のクロームイエローが梢を賑わす頃はまだ秋。はらりぱらり舞い散った時が、本格的冬の到来を人に知らしめるのだった。


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2015年12月10日木曜日

全試合無失点完封TV

試合のブログはちょっと気合いを入れないと書けないカラダになってしまったのは、いつの頃からだろうか。その昔、拙い文章でアホでバカな言葉の羅列を、のほほんと垂れ流していたのが懐かしくもあり、恥ずかしくもある今日このごろなんである。

年末を迎えて野球仕事はまだ続く。昨日からは年間ベストプレイヤー賞、首位打者...etcなどの、各賞のカウント業務に突入。猫の手も借りたいけれどここは日本野鳥の会の手を借りたいものである。仕事的にも先月オープンした渋谷モディ(旧マルイ)の物件が終わったけれど、吉祥寺駅ビルのテナント物件と川崎京急駅ビルの物件を併行しており、今日更にまた新宿のアパレル案件が舞い込んできちゃったんである。請けるかどうか微妙なんであった。

それでも今晩仕事の手を止めて1時間じっくりTVを観た。ナニカ?
今年の秋季川少連大会の決勝戦がケーブルTVで放映されたわけで。宮前連合、宮前クラブである。今大会全てのゲームを無失点完封勝ちしたという、レジェンドを作り上げたんであった。決勝はRui・Takashiの黄金リレー、監督のMatsuiマジックもあり見事に頂点を獲ったのであった。
それにしてもアナウンサーも解説者も、フレンズの3人が全国大会まで行ったことはご存じなかったようだ。仮に宮前とかフレンズとかでなくとも、川崎から全国大会まで行ったのだから、ちょっと触れてほしかった。


他にも女子チームの部、単独チームの部も放映予定。単独では南河原リトルウィングスが向丘サンダースに勝利したが、僅差で苦汁を飲んだとは言えサンダースの熱闘も観れるんである。神奈川のケーブルテレビ連合全てで観れるけれど、一応東急系列iTS.COM(イッツコム)の放送予定だけ下記に列記。
筆者的にはこのあとの川崎市長杯の決勝戦が観たい。試合的には宮前連合同士が熱闘を繰り広げた市長杯のほうが劇的な展開であったんであるからして。

【イッツコム】 地デジ11ch(イッツコムチャンネル) 
・「ジュニアシスターズ大会」 →12/2(水)19:00~19:59、12/5(土)17:00~17:59
・「連合チームの部」 →12/9(火)19:00~19:59、12/12(土)17:00~17:59
・「単独チームの部」 →12/16(火)19:00~19:59、12/19(土)17:00~17:59

※業務連絡。
週末12/12宮前クラブ連合の解散式があり招待されているんであるが、前述のように仕事多忙のため、行けない可能性が大になってしまった。宮前クラブ、4649なんである。m(_ _)m

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2015年12月7日月曜日

北へ南へ

頭の抽き出し(抽斗)の中には、何色もの文章という名の色鉛筆が立錐の余地なくギシリと詰まっているのだけれど、今日のブログは、今度こそ簡潔に行くとココロに決めたんである。数本の色鉛筆だけを抜き取り描画しようと思うんである。ご期待を裏切ってでもココロを鬼にして敢行しちゃうのだ。今は他に諸々やることが多すぎるので仕方がないと自分に言い聞かせてみる。
たぶん出来るだろう、今度こそ。トランポリンで成層圏までジャンプするよりは簡単だろうが、水筒1本でタクラマカン砂漠を縦断するよりは困難かもしれない。

数日間の試合を記しておく。
11/22北部大会、向丘サンダース戦。
今年一年試合出場機会に恵まれなかったBuntaとIkuto。そのぶんのストレスを解き放つようにフルスィング。

写真の数は、アメリカの年間穀物生産量の粒の数ほどあるが、今日はこれだけね。
QのAyanoももうすぐ卒業だ。


11/28南部リーグオールスター戦。北部大会から南部リーグへ南下するんである。
「東へ西へ」は井上陽水、「ニシへヒガシへ」はミスチルなんであるが、「晴耕雨読」は「北へ南へ」なんであった。
鷺沼ヤングホークスKurosu監督、主審でベンチ入りの連合監督Abeさん、ブルアロ監督Yoshidaさん、フォルコンズ事務局兼宮前ヤンキース功労賞のUeshimaさん、と、こちらもオールスターなんであった。


おっといけねえ、うっかり八兵衛だった。遡って11/23の南部Bヤング戦は西有馬ドーム。ヤングB監督はSashikiさん。試合前しばらく談笑。



このあと、有馬ドームへ凱旋し今度は北部大会、中原区の今井西町少年野球部戦なんであった。この時季慣例の、寒冷のグランドでの母会開催。送る会に向けて、或いは来季の役員選出などで母もいろいろ大変なんである。

今井西町さんはこのブログが参加している人気ランキングサイト「にほんブログ村」でもご一緒させてもらっている。少年野球ブログ全国500数十サイト中、常に上位にランクインしている。中原区ではこの時季の新人戦に勝ったチームが、来春の高円宮賜に繋がる杯川崎大会に出場出来るんである。勢い熱が入ろうというものだ。今井西町さんがこの難関を突破したんである。是非そのもっと上を目指して頑張ってほしい。
昨年河川敷で指導陣の方たちと話をしたんであったが、この日も試合後コーチの若いお一人と煙草談笑。この「晴耕雨読」ブログをShibuya監督さん始めチームでも読んでいただいてるとのこと。コーチ氏は筆者に恐縮しておられたが、むしろこちらこそ感謝、深謝なんであった。


11/29は北部大会A決勝、VS馬絹メイツ戦である。
フレンズの劇的な....かつ....メイツの素晴らしい熱い.....闘いなんであった。
昨年の新人戦「ウルフVSフレンズ」のような試合なんであった。この日のメイツはあの日のフレンズのようだった。
しかし、今日はこれまで。
これ以上頑張ると益々ハゲが増し、ついには頭蓋骨まで薄くなり脳味噌まで透けて見えてくるはずなんであるからして、このへんでやめとこ。
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