2017年8月29日火曜日

BBQ大会本編Part1

というわけでフレンズ恒例BBQ本編に突入なんである。ほぼ写真構成で行きたい。いわば写真多め、文章少なめ。ラーメン界で言うところの麺柔め、脂すくなめ、的なのだ。

※写真選択にあたっての留意事項(...という名の言い訳)
その1=
写真は筆者のものと母数人がグループLINEにアップしたもので構成。
その2=
母たちの写真使用にあたってはあえて所有権、著作権、肖像権、版権、集団的自衛権などの許諾は取り付けていないけれど、100%大丈夫という根拠のない自信のもとにアップする。
その3=
筆者写真と母写真とがほぼ似通ったものである場合は、なるべく後者のものを採用。自分で撮った写真がネット上に載り、世界を駆け巡る感覚を味わってもらうため。
その4=
極力平均的に、偏りのないよう選択したものの、子どもや大人たちの中には多く写っている者と全くない人との差があるはず。ご勘弁されたし。
その5=
時系列順ではなくテーマごとに掲載。野郎どもはどーでもいいが、女性が美人に写ってるか、それなりに写ってるかは筆者の責任ではないことを明言しておきたい。
その6=多分に身内、いわゆる楽屋受け的な内容かも。読者さんには賑やかな団体のある夏の日の一日を追った写真集としてご笑納下されまし。なんである。
その7=....いい加減そろそろ行きます。

1=BBQ編
神奈川愛甲郡清川にある清川リバーランドなんである。着けば早速ビールで乾杯。いきなりガンガン焼き始める。その間子らは施設脇に流れる清流で川遊びに出撃。


川遊びから帰って来たRairenが、捕まえた沢ガニを自慢げに披露してくれた。

各所4テーブルある焼き場(?)にいろんな大人たちが入れ替わり立ち代わりで、大量の食材を絶え間なく焼くんである。前日母たちが世界中の肉と魚介類をかき集めてきた大量の食材なんである。写真はほんの一例。アップで撮ったので、今このブログを満腹な人が見たらゲップが出て、空腹な人が見たらヨダレが出そうになるはずだから、「閲覧注意」なんである。

有料イベントで生け簀的なところにマスを放流し、それをつかみ取りする。子どもの人数分のマスを頼んでいた。それを意外にも子どもらはガッツリむしゃむしゃ食いまくる。なんか逞しくって嬉しくなっちゃう。Shohmaなんぞ魚を食べ尽くして、まるで漫画のような骨だけに。


以前ドンブリのうどんを10杯食ったという伝説の大食いチャンピオン4年生Akiは、椀に盛られた大盛りの焼肉を手づかみで、まるで麺類をすするようにちゅるちゅると次々に胃袋に納めていった。彼の捕手としての強肩と体幹の強さの秘密はこれだったのかもしれない。

川に遊びに行って帰って来てはメシを喰らい、また川に行き、帰ってはまた喰う。子どもの食欲旺盛な姿を見るのは、親でなくとも大人なら目を細めるほど楽しいものである。親目線で言えば我が子の成長に目を細め、我々オトナ目線から見れば日本の将来も捨てたものじゃないぞ、という気持ちになるんである。


2=魚つかみ取り大会編
その「魚つかみ取り大会」なんであった。「今時の子らはサンマは海を開きの状態で泳いでいると思っている」という。スーパーで売っている開きの魚しか知らないからだ。この情けない話を知ってから久しく時間が経ったけれど、今の子はどうなんだろうか。
子らがとっ捕まえたマスをその場で焼いてかぶりつくシステム。
皆捕まえたあとは親たちのスマホカメラに向かう...というより親たちがその姿をスマホに納めたくて「こっち向いて〜」。我が子だけじゃなくチームメイト皆を撮るところが良い。


「あっ、いた!」と声が上がればみなこぞってそこへ駆け寄り水面下を凝視する。魚が少なくなってくると虎視眈々、戦々恐々となるんである。
そこで筆者いたずらを試みる。魚を探してうろうろしている子ら。

そこへ何もない水面を指差し叫んでみる「あっ、みんなここにいたぞ!」
すると一斉に振り向いてワラワラ駆け寄るわけで。
「ウソだぴょ〜ん」....
ちょっと冷たい視線を感じた。
筆者はニンマリだが、これを「子ども相手に大人げない」行為と言う。

子らは個々に自慢げにカメラ目線。ひとりだけ大きな子どもがいる。OB監督Shinyaであった。筆者も10年若ければ大きな子どもになっていたに違いない。


終盤にさしかかると、さすがに魚は枯渇。
ところが水中から突然大きなマグロが現れたんである。青森大間のマグロに匹敵するような、たっぷりと脂が乗った、刺身でナマで食べたら旨そうなNatsuki母なんであった(^-^)

..........
今日はここまで。
次回は写真フォルダ「川遊び編」などをアップ予定。
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BBQ序章「ひとは上流を目指す」

2017有馬フレンズBBQ大会なんである。
この時季過去すでに何度か行っている、清川のBBQ施設なんであった。行きは約1時間弱だったが、復路は日曜夕刻、倍以上かかってしまったけれど、実に楽しく有意義な夏のいちページとなったのは、子どもたちはもちろん、大人たちにとっても同じ思いであったろうと思う。筆者のiPhoneには連盟からのメールで秋季決勝トーナメントの結果が刻一刻と入る中、決勝Tにもし行っていれば、この貴重な夏の体験はもしや出来なかったかもしれず。かといってやはり、上に行きたかったという思いも当然あり、なかなかに複雑なんである。とはいえ、甲子園を目指す有名高校ならいざしらず、少年野球には楽しいものは楽しいわけで。むしろこんな体験によってチームの子どもも大人も一体感を持って、目に見えない「絆」が生まれやがて一枚岩となれることが、良い結果をもたらすものだと思う。

さて写真は筆者が撮ったのがちょうど400枚、プラスフレンズグループLINEに母たちがアップしたものが170枚以上。合計570枚。それらを撹拌し咀嚼し取捨選択、鋭意執筆とするにはあまりに膨大至極。なので時系列ではなく、写真群を6個のテーマ別にフォルダ分け。それでもまだ多すぎて整理がつかないんである。明日以降また写真の選別に時間を費やすのであった。

しかしながら、今日は清川BBQ施設の横に流れる「清い川」の画像でブログの序章としたい。

川面に射す木漏れ陽がまだら模様を作り、素敵な画像になる。

流れの緩やかな場所を見つけ覗いてみると、川砂利の上をたゆたう水に陽が差し込み、小石と水紋がコラボして複雑な文様を形成する。もしこの中に亀か蛇が潜んでいても見分けがつかないはず。

アメンボの影が川床の石と水面(みなも)の両方に投影される。

いくつかの小さな段差には白いしぶきが見える。何度か来ているけれど、水の流れはいつ見ても清々しい気分になるのはどうしたものだろう。
普通にスポーツモードで撮ってみる。水泡が粒だって画像に生成される。

同じアングルをマニュアルでシャッタースピードを遅くして撮るとこうなる。滝の名所の写真集のような感じ。小さな「白糸の滝」的な迫力ある画。

人はなぜか川に入ると上流を目指す生き物なんである。人間の本能なのだろうか。
この川の上流には後日ブログアップする予定の素敵な「滝」があるので、みな上流へ行くんであるが、おそらく滝がなくとも人って上流を目指すように出来ているような気がする。ケビン・コスナーの映画「ダンス・ウィズ・ウルブス」がラストシーンでインディアンの娘と山の上へ目指すように。登山家への「なぜ山に登るのか」の問いに「そこに山があるから」との答が返ってくるように。あるいは五木寛之の小説「青年は荒野をめざす」みたいに。
上流は観光客の人口密度が高く、ちょっと天の邪鬼の筆者は上流から戻ってからほとんど誰もいない少し下流へ行ってみた。そこにも奇麗な水がさわさわと流れていた。同じカットをシャッタースピードを変えて撮る。
都会の喧噪を逃れて、頭と体の中に堆積する、澱(おり)もののような、滓(かす)のような、そんな不純物が一気に洗い流されるような気がするのだった。

...........
BBQ大会、筆者と母たちが撮った膨大な写真の選択はまだこれから。今週中に順々と粛々とアップしていこうと思うんである。
8月下旬、学校が始まり、W杯最終予選ももうすぐの今日この頃、良い夏の一日を過ごせたのであった。
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2017年8月24日木曜日

小説「月に雨降る」48

希伊はビールグラスの泡をじっと見つめたあと、ゆっくり顔をあげて笑った。
「してないよ。今も花の独身だし。そんな暇なかったもん。」
「そうなんだ」
「そう、そうなの」
若くして身寄りのない金沢へ単身来てから、相当な苦労をしたのに違いない。少し淋し気な表情が気になったが、それ以上詮索するのはやめた。
「だってほら、俺が夕方来た時に、だぶだぶのユニフォーム着た小さい息子さんがいたり、ご主人みたいな人が出勤してきたのも見かけたけど」
「ああ、和也ね。翔子さんの息子。あっ、翔子さんっていうのは、私とこの店の共同経営者で、昼間だけ主にキッチンで働いて、夜は男性のパートさん、渡辺さんと交代するの。和也はもうこの店に入り浸りで、私の息子同然の付き合い。パートって言っても渡辺さんは昔、隣の富山の有名ホテルにいた腕のいい料理人なのよ。そのほかにアルバイトが数名。私はだいたいランチから入って夜までがメインでやってるの。だから今店を閉めても、リュウとこうして居られるわけ」
希伊はいたずらっぽい目で付け加えた。
「ね。安心した、リュウ」
龍一は世界の中心で快哉を叫びたくなった。トンネルを抜けたらそこは雪国ではなく、小鳥がさえずり春の陽光が降り注ぐ明るい草原が広がっているような気持ちになった。でもそれを希伊に素直に悟られたくはなく、虚勢を張ってみようとしたが、すでに希伊に心を読まれているはずだった。
「あ、うん、まあね」
今度は希伊が少し眉根を寄せて龍一に訊く番だった。
「リュウはどうなの今。当然結婚して家庭もあるんでしょ。それが普通だもんね」
「結婚、してた」
「してた?」
「そう、してた。過去形さ。ずいぶん前にいろいろあって離婚した。今は希伊と同じ健全なる花の独身。ただしいわゆるバツイチ子持ちってやつ。子どもはいるよ。思春期街道まっしぐらの中学男子と、ちょっとおとなしい乙女チックな小学生女子。二人とも野球やってる。娘のほうは性格はおとなしいけど、チームではクリーンナップ打ってるんだ」
今度は龍一が希伊の表情を読み取る番。希伊の目の奥にほっと安堵の色が宿ったのを感じた。それは龍一の感情と同じ種類の色だった。互いに目の前に広がる、同じ春の草原を眺めていることを意味していた。
「へえ、そうなんだ」
希伊も一見気がないふうを装いながら、彼女の顔に少し赤味が差した。それは決して酒のせいではなく。龍一は席を立ち「もう1本ビールもらっていいかな」と言い、勝手にパントリーへ行って冷蔵ショーケースからビールを取ってくると、希伊のグラスに注ぎ、自分のそれも満たした。
龍一が席に座ると希伊が身を乗り出して言った。二人の間にあったぎこちない壁はいつの間に崩れて、堰を切ったように舌が滑らかになった。
「ねえ、リュウは今日どうしてここへ来たの?旅行?仕事?まさか偶然?」
「全然偶然なもんか、必然だよ。日本中、いや世界中、ナイアガラの滝壺から、ヒマラヤのクレバスの底まで希伊のことを探しまわったんだ」
「あはは、金沢の田舎で残念でした」
龍一は急に生真面目な顔になると言った。
「じゃあ、俺から話すね。あの日から今日までの17年間のことを。全部話すと今からまた17年くらいかかるから、原稿用紙2、3枚くらいにまとめて。そのあとは希伊の番だぜ」
希伊は右手の手のひらを頭のこめかみに持ってきて最敬礼する。
「もちろん」
話せばビール一本くらいはすぐに空になりそうだった。龍一が話し始めようとすると希伊はそれを制し、席を立ってしばらくして戻った。
「ビールの次は赤ワインでいいかな。リュウは赤は常温よりも少し冷やしたのが好きだったよね。今製氷機に入れて冷やしておいたから」
「じゃあ、凍っちゃう前に話し終えないとな」

龍一の胸の時計もあの日の日曜早朝まで逆回転していった。

2017年8月23日水曜日

イケメンとイクメン

あじさいリーグなんであった。他流試合で研鑽努力、試合経験を積む意味では...という意味では格好の大会なんであった。対戦は百合丘ペッカーズ、あのウッドペッカーのペッカーだろうか。
先発はP、Motosugiくん、FはShoh。Pは連合で6年生を数人欠いているのだそうだ。


このところの不振を払拭するようなTakashiの痛快な二塁打やAkiの内野安打、Gakuのタイムリーなどで初回Fは4点先制。


直らないなあ〜。今年になってだいぶ前から左肘を窮屈に畳んで凡打の山を築いちゃってるAki。チームバッティングに徹しようと走者を進めるライト打ちをやるうちに(?)、いつのまに妙な癖がついてある時期からさっぱり打てなくなったんである。生真面目な子だけに打てないのが可哀想ですらある。何度も指摘はしたんであるが、直らないまま、打率は右肩下がりの一途をたどるのみ。筆者は悪いところを指摘は出来るがそれを直すためのトレーニング方法は伝授出来ないし、してはいけないと思っているので、言えないんである。(いろんなコーチにいろんなことを言われて困惑するのは子どもだから。その害毒をなくすためになるべく監督や野球経験者コーチの言うことを尊重して、黙っているようにしているわけで)
来季、Akiの復調なくしてはフレンズの復活はないとまで筆者は思っているので、ガッバって欲しい。それだけ来季フレンズを左右するくらいに大きな存在なんである。今まだ4年生なのだけれど。

でもって愛すべきKazuはむぎゅ〜、なんである。今は5年生だから良い。来季は6年。愛すべきキャラだけでは通用しないことになる。守備も含めて今からリアルガチで頑張って欲しい。


中盤から終盤には相手四球、失策などで7点加点する。投げてはShohが素晴らしいピッチング。6回まで四球一個のみで、その走者も1-6-3の華麗なダブルプレーで三人で抑える。6回まで全て打者3人で切って取ったのだった。しかも守りも失策ゼロ。数字は相手にもよるので、手放しでは喜べないけれど、近年まれな危なげない試合であった。こんな試合を秋季でして欲しかったのだが...。

この日はいよいよ新スコアラーのデビュー戦でもあった。Naoya、ReonaのMatsui母なんであった。高校時代に野球部のマネージャーとしてスコアラー経験があり、頼もしい新人なんであった。勘を取り戻してからという理由でずっとベンチの外で練習でスコアをつけていて、今日やっと公式戦デビューとなったんである。このブログはそのスコアブックの写メを見て書いているけれど、実に整然とし読み易い記載である。さすがは高校野球スコアラーなんであった。

また新入部員!新しい仲間が増えた。増えて嬉しいのは新しい仲間と、頭の髪の毛と、お父さんの毎月のお小遣いと、昔から相場が決まっているんである。Haruya3年生。サウスポーである。なかなか筋がいい。お父さんも野球に熱心そうな方だった。どーぞ4649なんである。

オマケ写真3発である。
Reonaとその新人Haruya。ぺたりこんと打順を待つ姿。ネクストサークルの中に二人がちょこんと納まっている。これがもし上級生なら、間違いなくどやしつけられているだろう。「おんどりゃあ〜、野球やる気あんのか〜」と。(^-^)
これがもし某女子硬式野球クラブなら、間違いなくぶっ飛ばされているはずだ。(^-^)

大学生のOB、Kazuの豪速球。3年前まで宮城の東陵でバリバリの高校球児だった男。さすがその球は半端ないわけで。今まで20年間フレンズで見て来たOBや野球経験者のコーチなどで、凄い球を投げると思った最高峰は、今は大阪に転勤になってしまっていないが、トミケンことTomioka父が凄かった。今でもこのブログは見ているのだろうか。アメリカへ単身赴任しちゃったはずだが。トミケンはプロを目指した男だった。その彼を凌駕するかと思われる豪速球を投げるKazuなんである。

最後に。Natsuki母の弟の親子写真。二人で蝉とりをしていた。
父と息子。少年はすっごいイケメンで、父は姉に似た陽気なイクメンである。

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