2018年11月14日水曜日

来季を占う赤とんぼ

来年の宮前を占う新人戦なんである。とはいえこの結果が全てではない。冬場の鍛錬が来季をまた大きく変える場合もある。しかしながらやはり来年の宮前群雄割拠の勢力地図の絵図を描くのには、重要なこの戦いなんであった。

日曜、第一公園では二戦目のイーグルスVSアリコ戦が繰り広げられていたんである。今年宮前のみならず川崎、神奈川を大いに席巻しまくったE。果たして来季やいかに。対するアリコ軍団。特筆はバッテリーなんである。おそらく宮前史上初かと思われる投手捕手共に女子選手なんである。以前二人ともQueensに体験に来たこともある女の子であった。Aチームで女子のバッテリー。素晴らしいことである。ネット裏でOhtakeさんやUekiさん、Yakabeさんなども思わず頬が緩むのであった。


さてフレンズ。その前に周囲を活写。
連合解散に伴い各チームからユニフォームを回収業務に勤しむ事務局長Satohさんと母たち。

外野では6年生がYanagisawa代表に挨拶に走る。

内野ではフレンズの小さき参謀たちが侃々諤々、試合前の作戦会議。
「しぇんぱちゅはだれにする?」
「よばんはだれがいい?」

さてやっとフレンズVSブルアロなんである。カメラの調子が悪くいろいろ撮影モードなどを変えて撮ってるために明るさ色の濃さに差異があり混在す。


ブルアロは来季人数が少ないのだったが、小さい子が入ってくれてなんとか来季の展望が開けたと風の便りに聞いているわけで。ここにも可愛い小さな宝石が健気に打席に立っていた。...もう一個主張したいことはあるけれど、伊集院静的「大人の流儀」。ここでは控えておきたい。

初回FはManato、Kenzohの長打、続くK.Kaito、Naoyaの短打などで一挙6得点。
でもってまた一服タイム。ベンチに止まった秋のトンボ。
まるで試合の展開をじっと見据えるように。

同じベンチでもこちらは真剣勝負のフレンズベンチ。

3回裏、7:4で迎えたFの攻撃。先頭打者はNaoya。数ヶ月前から突然打撃に「開眼」した彼である。試合での結果は未だ出せずに悶々としていたが、いきなりのランニングホームランを放ったのだった。来季超期待の逸材となるか。その後も加点するF、最後はKaitoのワンヒットワンエラーにて10点差コールド。

毎年卒部生に贈る写真立てには、6年生と大人野郎どものコーチ父たちとの男だけの写真を入れるんである。毎年コーチと選手、父と子という男だけの写真ということにこだわって撮り続けて来た。カメラマンは、いやカメラウーマンはKazuki母に頼んでくれた。

さてもう少し。
この日リトグリがヤングに敗退したんである。ちょっとやそっとでは打てない好投手を擁するグリーンズ、さらにそれを撃破したヤング。ヤングIshikura監督の相変わらずの絶妙なトークであった。
更に。大番狂わせと言ったらバーズに失礼だろうか。あの帝王ウルフをバーズが打ち破ったんである。「宮前をざわつかせています」衝撃のニュースがCNNやBBCや、はたまたBCGやBMWや...、世界を駆け巡ったのだった。バーズYoshikawaオヤジが饒舌、雄弁になるのも無理はない。
さて、宮前新人戦。今後の行方はいかに...なんである。

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2018年11月12日月曜日

成長を見る幸せ

今日はブログ書かないし、それより締め切り間近のフレンズ送る会を控えて、山のようにやることいっぱいだし、写真立て、成績表、DVD写真、色紙用写真、と、さらにまだあるし、....。

一個の写真立て制作には、7〜8種類の写真を詰め込む。それを卒部生5人分作るんである。今日はブログはそっちのけで、一ヶ月前からやっているコーチ写真収集やその他もろもろで右往左往したんであった。
Ichiyaは打撃部門の写真はすでに春季あたりの写真をチョイスし終わっていたんである。今から7ヶ月前あたりだろうか。しかしもっと良い写真はないものかと、先日終わったばかりのドジャース大会の写真を比べてみた。つまり7ヶ月後の成長の跡である。
春はまだ少年らしいあどけない面影があったが、今はしっかり男の顔になりつつある。一見微妙な違いかもしれないが、よく見ればはっきりした違いでもあるわけで。子供のこうした成長の過程の差異を写真で垣間見れることは、親でなくとも一人の少年野球コーチとして幸せなことである。ましてや親ともなれば、その想いはひとしお、何をか言わんやだろう。
Macのデスクトップに二つ並べてスナップショットを撮ってみた。
ほらね、どーよ。

六年生5人はみんなそれぞれに成長著しいのだが、中でも筆頭はHarutoだった。彼ほどフィジカル、メンタル両面で成長した選手はそうそういない。入部当初の親の苦悩を知ってるだけに、その感慨はひとしおなんである。
昔のブログに書いた記憶があるが、筆者がフレンズコーチや少年野球ブロガーを長年続けている理由の一つの解は、これなんである。子供の成長を見届けるのは親の幸せでもあり、OBコーチの楽しみでもあるのだ。
送り出す側のオトナコーチとして、卒部生みんなのこれからの成長が実に楽しみなんであった。
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天気の神様、野球の神様

この時期恒例となったジュニアジャイアンツと宮前クラブとの練習試合なんである。プロ野球球団にはそれぞれ下部組織として育成組織のアカデミー小学生チームがある。巨人の場合のそれがジュニアジャイアンツ。年末に福岡か札幌で日本一を決める大会があるのだ。大会のチームに入るには各球団とも厳しいセレクションがある。もう何年も前から宮前連合と交流があり、練習試合を組んでいるのだった。
宮前率いるはもちろん名将Ogasawaraさん。

一見の価値あるわけで第一公園へ。さすがである。唸る豪速球、強烈な打球、隙のない守備と走塁技術。日本の軟式野球、もちろん小学生のトップレベルのグレードである。特に投手の選手は投打に活躍、目の覚めるようなスリーランホームランをレフトスタンドへ叩き込んだ。

今回Jrジャイアンツは都合があって7名だけ。宮前から2名貸してのプレーではある。Gの他の選手は東京で別の大会があり参加出来なかったらしい。その中には小学生にして180cm超えの凄い選手もいるのだそうだ。Gは人数を欠いての試合とはいえ、宮前戦士も奮闘善戦していた。



途中退席し、午後はいよいよ6年最後の冠大会、高津クラブドジャース杯の決勝戦なんである。高津を中心に川崎の4区、東京からも9チームも参戦する大会で今年は全26チーム、宮前からも6チームが参加している。その頂点にたつわけで、フレンズ的には3年前のあの代以来の決勝である。
対戦は品川区の旗の台ワールド。強豪を破って決勝まで登りつめたと聞いているのだが。仕事のクライアントが品川駅前にあるのでしょっちゅう行くけれど、旗の台は駅名は知っているけれど一度も下車したことはない。
筆者的には今回は6年だけを撮ろうと思い、それだけに特化して馳せ参じたのだった。
とは言え、やはりコイツの打席は見逃せない。大の大人についカメラを構えさせてしまうAkiであった。そしたらなんと言うことでしょう。初回にいきなりの大ファウルを連発したのちに、レフトオーバーのツーベースからの本塁帰還となり待望の先制点をもぎ取った。

さて6年生中心に写真掲載。カメラマンの腕は「光を自在に操れること」なのだと一眼レフに変えてから思い知ったわけだが、太陽を背にした時と、その逆とで写真の質が全く変わっちゃうわけで。さらにオートフォーカス(AF)がうまく機能しないけれど、なんとか激写してみたのだった。左打者のKazukiの場合は太陽を背にしているので綺麗にクッキリぱっちりなんである。

毎度お馴染み二子玉の高層マンション。この「晴耕雨読」ではなんどもお世話になったこのカット。来年はこのビルの屋上に誰を乗せようかと虎視眈々。

監督がタイム!...その間いつからだろうか、外野でも自発的に集まってミーティングする慣習がある。一体全体ナニ話しているんだろうか。会話の中心は笑顔の素敵な元気娘Rikoである。

主将Shohの相手打線を封じる力投が光る。四球失策共に2個のみ。2:1のFリードで緊迫した展開で迎えた終盤、一死走者3塁で打席はKazuki。痛烈な打球はライト前で待望の3点目をもぎ取った。がしかし、Kazukiは少年野球にありがちなライト前ゴロとなり、安打は記録されずあえなく一塁でアウト。追加打点を挙げたのに悔し涙でベンチへ駆け戻る。あの場面のこの打点はチームにとって実に大きい。もちろんセーフティーリードとは言えない1得点ではあったが、実に重い重要な1点であった。きっと6年最後の打席でいかにもKazukiらしい、記録上は安打ではないが、記憶に残る打席だったろう。

3:1でついに勝った!優勝だ!の2文字が多摩川の空にこだまする。どーしても欲しかった冠大会の優勝。歓喜のベンチ裏応援ギャラリーを活写。まさに有終の美。

帽子投げは「あの時」以来の快挙である。

一気に閉会式の写真を。


天候はいつの間に曇天。現場はもっと暗かったけれど、目一杯明るく設定して撮影。天気の神様は表情が曇っていたけれど、野球の神様はフレンズナインに微笑んでくれたのだった。

昨年の卒業生の写真立て用に撮影した円陣を組んで下から撮った写真がある。昨年のベスト写真でもあった。これを今年も撮ろうと思っていたのだが、母のなっちゃんがスマホでトライしてくれた。逆光になるため顔が真っ黒になるのがオチなのだが、そこは昨今の優秀なスマホ、見事に画質補正して明るい絵になった。なんて良い表情をしているのだろう。

卒部生は残された時間を有意義に、そして新生フレンズナインは日曜からの新人戦に向けて、前身を脱ぎ捨て全身で前進し全身全霊で前へ進むのであった。
今週は仕事が立て込んでくるので、新人戦の模様はまたゆっくりとブログしたいと思う今日この頃なんであった。
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