2022年6月12日日曜日

負けても胸を張れ

 低学年大会初日なんである。まずは既報の通り筆者の力作新しい横断幕の件。やっとお披露目となった。今回新規スポンサーとなっていただいた「全国郵便局長会 川崎地区 宮前部会」様のご提供によるもので、事務局長Satohさんが案内する。制作途中で何度も先方とメールで打合協議を重ねてできたもの。若干色味が予想より明るくなり過ぎた感は否めないものの、暗いよりは明るい方がいいに決まっていると、太古の昔から決まっているんである。当時のプランと今日の現実を比較検証。スポンサーさんからはデザインが大好評だったとのことで、ほっと胸を撫で下ろす。

さて一応コロナ収束状況を鑑みて今大会もまだ主将のみを召集し開会式となった。

選手宣誓はフォルコンズ主将となったQueensでもお馴染みCocona。噛まずに澱みなく大きな声で。素晴らしい出来栄えであった。

昨年リトグリを卒団し連盟事務局の激務を知ってか知らずか、新しいメンバーとなった副事務Nishimuraさん。今大会で運営委員長の重責を担いつつ挨拶。「えー、君たちのお小遣いを是非郵便貯金に回していただき、ちょっと余ったらそれをこの10円募金にお願いします」長い宮少連開会式の歴史の中でも記憶に残る名スピーチであった。

郵便宮前部会代表さんの始球式なんである。通常は鋭く落ちるワンバンのフォークボールであるが、今回はどストライクの162.5kmの豪速球であった。(^-^)

さてかなり夜も更けちゃうので、最後のフレンズ戦があるため他試合は写真にてサラリとスンマソンなんである。

●まずはフォルコンズVSモンタ戦。FにはQのCoconaとMiyunaの姉妹に加え更にもう一人女子がいる。

試合はモンタの圧勝であった。

●イーグルスVS花フラ戦。途中から筆者は第四公園のQueens練習へ。

ジュニフラから上がってきた審判Tanakaさんのジュニアが入団。と言うことは同時にTanakaさんは現役父にもなるわけで。(^-^)試合はこちらも花フラのコールド勝ち。

●メイツVSヤング戦。

ランニングホームランか?外野は触っているか?バッターランナーの俊足か?守備の連携ミスが絡んでいるか?こんな判定がいくつも飛び交い多くのホームランが出る、低学年大会なんである。既に1裏にはYが0:10と圧倒的展開に。結果はYの圧勝である。

●ウルフVSフレンズ戦...フレンズ広報兼任なので若干長くなっちゃう。

F先発はRyojiroh。んん?めっちゃ球が速いじゃん。少年野球はまずスピードよりも制球力だけれど、これもスコンとゾーンのミットに収まっている。これは案外イケるかも。

しかし相手はあの王者ウルフである。初回で10:0になってもおかしくないと予想していた。無死満塁...ここからRyojirohの本領発揮、二者三振でツーアウト。もしかしてあの強豪ウルフに初回無失点か?...しかし長打が出て3失点。それでも3点で終えられたことに内心安堵する。フレンズ伝統の「美人母給水班」の二人。

粛々とF戦士を掲載。

昨年から子供が卒業し今は立派なOBコーチとなったOhmoriアユムちゃん。日夜マネージャーとしてフレンズを支えてくれている。二番手Ohsukeも良いピッチングを披露。Fの低学年にはQにも所属のSackeyとAoiもいる。

守っては捕手のHaruhiがスライディングキャッチなど、随所に好守プレーを見せる。試合前ネット裏運営にRyohtaくんがいた。彼はFのSatoh総監と同期で、Itoh理事(連盟TA)の実の兄貴である。ジュニアがフレンズに入ることになり、運営になったのだった。久しぶりに昔話をした。Ryohtaくん曰く、まさか自分が今日ここにいるなんて思いもしなかった、と。第一公園に来るのは、現役選手だった小学生以来、とのことだった。ちなみにこのItoh兄弟には姉がいて、かつての女子のOGAnjuに続き今は妹Junaがフレンズ選手となった。

普段もうFの練習には行かなくなった筆者だが、公式戦のレンズを通しての知見は持っている。「お、大きくなったなあ。今何年生だ?」と言うたまに会う親戚のオジサン的気分であるが、たまに見るからこその、あるいはレンズを通して見るからならではの目線と言うものがある。打席でのHaruhiは以前は、生真面目で笑顔を垣間見ることがほぼなかったように思えるが、この日は違った。打撃もバットを出さずに見逃しが多かったけれど、今日は綺麗なフォームで果敢に打ちに行っている姿があった。この姿勢は彼のみにあらず、ナイン全体に感じられる成長の証である。

とは言えWとは雲泥の実力差。その落差はヴィクトリア瀑布の落差くらいある。確実に加点するW軍。W女子の宮前注目の女子選手Kashitaniさんにスリーランランニングホームランが飛び出す。それでも点差がさほど開かないのは、意外にもFが奮闘しているからであった。ナイアガラの滝ほどの落差があるのに。

結果は10:0のコールド負けではあった。しかし、ジュニアフレンズから上がってきたメンバーの若さや経験値の無さを考慮すれば、予想以上に野球になっていたし、無安打の敗戦とは言え、逆に被安打は3本のみ、なんだか将来が楽しみな気分にさせてくれる試合であった。それに声出しの大きさでは負けていなかったぞ。それは試合後筆者と同じ評価が、連盟本部や審判からも漏れ聞こえてきたんである。

Fのみでなく他チームもたとえ負けても胸を張って前に進んでほしいものである。

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2022年6月7日火曜日

東京「輿」にて

連盟前会長、そして宮前Queensをこよなく愛したQueens会長相馬さんが4月に逝去された。このことを拙欄「晴耕雨読」ではいつか腰を据えて書かねばと思いつつも、いつしか日々の由無し事にかまけて、ついぞ書けずに今日まで来たのであった。自省の念とともに己を恥じ入る次第である。

しかーし、なんである。まだ腰を据えて書くには至らずとも、Queensなりのささやかな弔い酒の宴会となったわけで。Queensで相馬さんに縁もゆかりもある野郎どもの面々が参集したんである。賢明な読者ならお察しだろうか。相馬さんを偲ぶ会と言っても、実際には久しぶりの飲み会に全員喜び勇んで駆けつけたのである。むしろその方がきっと相馬さんも天国で笑いながら一緒にグラスを傾けていたに違いない。「なんだよ、皆俺をダシに使って飲み会かよ」なんて、天国で豪快に笑いながら...。

場所はQ総監督Koshimizuさんの店、東京勝どきにある銘店「輿」(こし)である。詳細は省くが旧店舗ではこれまで何度もQの飲み会が開催されてきた店で、タワマンの一階に数年前オープンした地元でも有名な店である。昔の旧店舗ではQの子ども父母、コーチなど集まって大宴会を開いたこともある。これも詳細を書いたら夜を徹しちゃうので簡単に書くが、監督だった頃のKoshimizuさんは、金曜深夜に旧店舗を閉めたのちたった数時間店でごろ寝して仮眠を取り、翌土曜朝8時のQ練習に、勝どきから宮前へバイクで駆けつける生活を何年も続けてきたのである。午後は仕込みの為また勝どきへ戻る。ただでさえ監督業は神経をすり減らすのに、肉体も悲鳴をあげていたに違いない。他にも理由がありそれで数年前から総監督に就任し現監督はSatohさんになったのである。おそらくKoshimizuさんのようなこんな指導者は他にいるまいと思う。総監Koshimizuさんのことを知らない世代に移行してきた感があるQ。その今の父母たちにも知ってほしく筆が長くなってしまった。

さて行ってみたらサプライズが待っていたと思うのは筆者だけか。相馬さんゆかりのQ面々に加えて、仲良し川崎三区でお馴染みの多摩ウィンドフラワーズ、レジェンド女性監督Minobuさん、遅れて麻生シスターフレンズ監督の名将Katsukawaさんも駆けつけてくれたんである。まさに相馬さんやKoshimizuさんとの縁(えにし)を大切にしてくれた、川崎女子野球の2大監督がきて下さったのだった。

店の活写を数枚。筆者久しぶりの酒に嬉しくなっちゃって、つい話に夢中になってしまいブログのことは失念し写真を撮らずにいたんである。なので数少ない写真にて。

Qからの開店祝い。

多摩WF監督Minobuさんとは以前酒席で何度か話したけれど、今回は膝を突き合わせて話すことができた。ある意味連盟の庇護のもとにある宮前Qとはまた別の、多摩区ならではの女子野球の苦労話には感銘を受けたのだった。Minobuさんの子どもたちへの情熱や女子野球の世界観は、「勝ち負けよりも...」しかし「勝ちにこだわる野球...」の狭間で揺れ動く乙女心の胸の内を聞くに及んで、Qのコンセプトにも通じるものがあり共感を得たのであった。ちなみに「乙女心」は嘘ではない。何せ自称永遠の38歳なんであるからして。筆者は心で異を唱えたのである「ウソっ!?38?、マジで?...28歳かと思った」...筆者より5歳若い美人は全て28歳と認定しちゃうのである。Minobuさんをあまり知らないWatanabeオヤジがこともなげに言い放ったんである。「いやーそーでしたか。てっきり代表Murataさんの奥さんかと思いました」と。一同(爆)だったのは言うまでもない。Watanabeさんは実に愛すべき昭和のオヤジであることを再認識できた酒宴でもあった。写真はKoshimizuさんと旧交を温めるワンカット。

だいぶ遅れて合流したのはサプライズ2の麻生の名将Katsukawaさんであった。麻生での練習?試合?が終わって東京勝どきまで駆けつけていただき、更に夜これから麻生連盟の会議があるとのことで、ほんの数十分在席してウーロン茶一杯だけ飲み談笑し慌ただしく麻生に帰っていった。全く頭が下がる思いである。相馬さんやKoshimizuさんや我がQueensのために、わざわざ麻生からこの日のために来て下さったんである。Minobuさん同様人とのつながりを大切にするKatsukawaさんの真骨頂を垣間見た気がした。凡人にはなかなか出来る技ではない。凡人代表の筆者なら「いやーその日は予定があって無理っすねえ〜」と断っていたかもしれないことを思えば、Katsukawaさんの人徳の片鱗を感じたのであった。ちなみにMinobuさんもKatsukawaさんも、この「晴耕雨読」を通じて懇意にさせてもらっているお二人なんである。

(※6/7朝追記)せっかくなので、3年前まだ世の中平和でコロナなんてなかった頃に開催された、3区懇親会での相馬さんと両監督とのツーショットを掲載しちゃう。筆者これまで相馬さんのツーショット写真を何百枚も撮ってきたけれど、男と撮るときと女性と撮るときの相馬さんの表情の落差には、いつもながら実に笑える。

そーだったお開き前に「晴耕雨読」的に最後に集合写真を撮らねばだった。iPhoneとは言えワイドモードで撮ったので若干画像が粗いのはご勘弁。相馬さんに献盃(けんぱい)

「ああ、Katsukawaさんがいる時に撮っとくべきだったなあ」と嘆く筆者、するとどうだろう、誰かが「卒業写真みたいに合成しちゃって」とリクエストがあったので一念発起、数年前のQ絶好調時代のライオンズ杯当時の写真を切り取って再掲載しちゃう。

「輿」の偲ぶ会でこれだけ参集したのはとりもなおさず、相馬さんの人徳でもあろうと思う。良きにつけ悪しきにつけ独特なオーラを放っていた人ゆえ、相馬さんを嫌いな人や敵も多かったけれど、少なくとも筆者には大好きな人生の大先輩であり、愛を込めて誤解を恐れず敢えて言うならば「昭和の豪快で素敵なジジイ」だった。

改めて感謝したい。相馬さんに合掌。

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2022年6月2日木曜日

「ワクドキが止まらない」わけで

 ワクドキが止まらない。キリンのサッカー日本代表国際AマッチVSパラグアイ戦である。宮少連的には防犯終了後、低学年+子ども会大会まで束の間の2週間のバカンスタイム。(ちなみにフランスではオトナの会社の夏休みは1ヶ月ある。日本では信じられないけれど)

久々のストレスのない4-1快勝なんであった。そして以前にもブログったけれど、サムライブルーには三苫薫と田中碧がいる。二人とも宮前の鷺沼小から有馬中学校出身で(ベッキーも同じ)地元川崎フロンターレ入団、今は互いに欧州のチームで活躍している。そして今日二人が野球ならアベックホームランならぬ、アベックゴールを決めちゃったんである。若い人にはアベックって言われてもピンとこないだろーけれど。いやはや「ワクドキが止まらない」わけで。宮前区としても誇らしい思いである。二人とも幼馴染で兄弟のように仲が良いらしい。

※出典フロンターレWebから

しかし今日のゲームで筆者的に一番素晴らしいと思ったのは堂安律だった。攻守に渡り素晴らしいプレーの連続。トリッキーなプレーは成功確率が低くなりがちだが、予想を裏切るテクニカルなプレー全てがドンピシャに決まり観る者全てを魅了する。その度に観客席がどよめき拍手が沸き起こる。最後のPKを決めてくれたら最高だったけれど、あれは読みが的中した相手キーパーを讃えて然るべきである。

TV観戦はキリンの応援Tシャツを着て。これは非売品である。これを入手できたのはなんとサッカーとは無縁の連盟Nishiharaオヤジからもらったものであった。仕事の関係で息子さんネッチ(フレンズOBで筆者の娘と同期)がオヤジに持ってきたものなんである。ワールドカップ本戦に向けてそろそろ公式応援Tを購入しなきゃだ。これからの今年の試合はキリンビール片手に臨みたい。

「晴耕雨読」的オマケなんである。「三苫薫と田中碧」のことをネットリサーチしていたら、意外な人物がネット上に浮上してきてびっくり仰天なんである。心臓が止まるほどではないものの、心臓が一瞬ドクンとしたことは否めない。普段TVを観ていて「綺麗なヒトだなあ〜」とずっと気になっていたフリーアナウンサーがいる。瞳の輝きや眼差しが「あいみょん」や「小松菜奈」に似ていて実に魅惑的な女性なんである。朝の番組MCやNEXCOのCMでお馴染み新井恵理那であった。地元民として驚いたのは、先の二人と同じように西有馬小学校から有馬中学校出身なんであった。高校は國學院、大学は青山学院大学。いやはやビックリこいてしまった。

ちなみに西有馬小学校から有馬中学校、青学附属高校、青山学院大学へ進学した現役女子大生がいる。QueensMochidaコーチの愛娘、Queens伝説の主将OG、文武両道、才媛(さいえん)の「ひーちゃん」ことHimariなんである。(^-^)

※出典NEXCOサイトから

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