2013年4月2日火曜日

一日遅れの4月1日

中南米の森林に棲息し蟻を主食とする動物「アリクイ」というのをご存知だろうか。もちろん小学生を含め多くの方が知っておられるに違いない。そうこれである。

このなんとも愛嬌のあるアリクイをWikiってみたら以外にもシンプルな記述しかなかった。以下、Netのルールに従い出典を明記し引用。
少し長いがサックリ読んでみてほしい。

Wikipedia「アリクイ」より=アリクイ

アリクイ

アリクイ(蟻食・食蟻獣)は、哺乳綱有毛目アリクイ亜目Vermilingua)の総称である。
アリシロアリを食べることからアリクイ、英語でもアントイーター(anteater)と呼ぶ。分類群の学名 (Vermilingua)は「蠕虫状の」を意味し、まれに「虫舌亜目」とも訳されるが、もっぱら「アリクイ亜目」と意訳される。ただし、分類体系によっては下目にもなる。

分布 [編集]

中南米森林草原地帯に住む。

特徴 [編集]

その学名のとおりミミズのような細長い舌を持ち、粘着力のある唾液を付け、餌を舌に粘着させて捕る。
口吻は極端に細長く、は小さくがほとんどない。餌は丸呑みされる。このため、のような小さな餌かペースト状の餌(もっぱら飼育下で与えられる)しか食べることができない。
は長くて力強く、オオアリクイ以外は物に巻きつけることができる。
前足第3指は強大な鉤爪を持ち、蟻塚を崩したり、木に登ったり、捕食者に対する武器として使う。
嗅覚は優れるが、視覚聴覚は鈍い。
は作らず、単独か母子で行動する。
野生のアリクイは1日に約3万匹のアリを捕食している。
短く柔らかいに覆われる。ただしオオアリクイは長く硬い毛に覆われる。
威嚇するときに仁王立ちのようなポーズをとる。
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可愛くのんびりしており、愛嬌というかどこかひょうきんな印象さえ受けてしまう動物である。
さてこの文中「前足の強大な爪は、時に捕食者に対する武器として使う」とある。このアリクイを襲う捕食動物がいるのだ。
その名も「アリクイクイ」...アリクイを食ってしまうから「アリクイクイ」である。嘘のようなホントの話。アリクイに天敵が存在していることは現代の動物学者たちの間でも以外と知られていない。

「アリクイクイ」の項目を更に検索し以下にWikipediaを引用したい。
但し、非常に希少動物ゆえ写真は掲載されてなかった。残念である。
更に少し長いが今度はじっくり読んでみてほしい。


アリクイクイ

アリクイクイ(蟻食・食蟻獣・肉食獣)は、哺乳綱有毛目アリクイクイ亜目Vermilingua-kui)の総称である。アリシロアリを食べるアリクイを主に好んで捕食し、英語でもアントイーターイーティスト(anteater-eatist)と呼ぶ。分類群の学名 (Vermilingua-kui)は「蠕虫状のを持つ動物を食べる」を意味し、まれに「虫舌亜目亜種」とも訳されるが、もっぱら「アリクイクイ亜目」と意訳される。ただし、分類体系によっては下目にもなるし、相手が雌だったりした場合は寡黙になる雄もいる。

分布 [編集]

中南米森林草原地帯に住むアリクイが棲息する地帯の隣りの森。一部学者の間では「ジブリの森」という説もある。

特徴 [編集]

その学名のとおりアリクイを噛み砕くための鋭い牙を持ち、強烈な悪臭を放つ唾液を吹付け、アリクイを気絶させてのちにひと噛みし捕食する。
口吻は極端に幅広く、は大きく牙が太く鋭い。餌はひと噛みしたのちに丸呑みされる。このため、アリクイのような中型動物を食べるには最適な形態を持つ。しかし半面、好物のアリクイを捕食出来ずに3,4日経つと、空腹に絶えきれずアリクイの真似をして蟻を捕食することがある。その際も悪臭で蟻を気絶させてからおもむろに餌にありつく手法は変わらない。しかし、まれに悪臭をまとった蟻を口に含んだとたんに、己の悪臭にアリクイクイ自身が気分が悪くなりたまらずせっかくの餌を戻してしまうことがある。
肉食獣であると同時に蟻食獣でもあるのはこのためである。
は細くて長く、オオアリクイクイモドキ以外は冬季を迎えると自分の首に巻きつけることができる。別名「エリマキアリクイクイ」とも呼称される所以(ゆえん)である。
前足第3指は強大な鉤爪を持ち、相手を脅したり恫喝したり恐喝したり、または木に登ったり、天にも昇ったり、更に人間の乱獲者に対する武器として使う。
嗅覚は優れるが、視覚聴覚味覚触覚第六感は相当鈍い。銃を持った人間が後ろから肩をたたいても全く気づかないという報告もあるくらいだ。
は作らず、単独か母子で行動する。その間父親はどうしているかは今も謎であり、夜になると隣りの森へ出かけて徘徊し、雌アリクイクイと艶っぽい一夜を過ごすという報告もある中、各大学のアリクイクイ専門学者の間では諸説紛々(ふんぷん)、未だに論争が絶えない。
野生のアリクイクイは2日に約1匹のアリクイを捕食している。
短く柔らかいに覆われる。ただしオオアリクイクイは長く白い硬い毛に覆われる。1723年に発見した英国のヒラリー卿によると、「まるでヒマラヤの雪男のようで、発見当時は心底胆をつぶしたものだ」とのちに彼の自伝の中で語っている。
威嚇するときに仁王立ちのようなポーズをとる。しかし雄、雌に限らずすぐさま股間に手をやる仕草は有名である。威嚇したはいいが、露(あらわ)になった局部に羞恥心を覚えるためである。我が国の総務庁統計局による「最もヒトに近い感情を持った動物」のアンケートでは、霊長類のサルと並んで、毎年ベスト5にランクインするのは、この理由のために他ならない。

研究の学徒諸君、全世界の動物学者たちの今後の更なる研究の成果に期待したい。
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ぐふふ、やっちゃいました。一日遅れのエイプリルフール。
てゆーか、序盤からすぐにネタバレ必至、途中から単なるWikiのパロディーに没頭してしまったんである。
こんなんで良ければ、Wikiを少しイジくればいくらでも書けそうな気がしてしまう今日この頃なんであった(^-^)/

2 件のコメント:

  1. 出た! “はた迷惑” 第2弾 !!

    アリクイを食べるからアリクイクイか、知らなかったと本気にしてしまいました。オオアリクイクイまでいくと、さすがにタイトルが怪しかったと気がつき……

    手の込んだエイプリルフール、お疲れさまでした。

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  2. 小野口さん、コメントありがとうございます。

    途中からワル乗りしてしまって、一気呵成に書いてしまいました。
    日本アリクイクイ愛護団体と、日本同部動物学会と、ウィキペディアからクレームが来なければいいのですが(^-^)/

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