5月30日土曜。高円宮賜杯神奈川県大会初日であった。
深夜の地震に目覚めて寝不足感をかかえたまま、AM4:30起床。集合場所でヨッシーの発案で一発記念撮影。寝ぼけまなこな子は誰もいない。
川崎のスポーツの聖地等々力硬式野球場で開会式。今年のオフには取り壊し、3年後には更に両翼100mを越える大きな球場に生まれ変わる。
子どもはマックが好きだ。マックと言ってもMacじゃない、マクドナルドなんである。そのマックが長年特別協賛している大会である。勝てば全国だ。言わば少年野球の甲子園みたいなものか。筆者は年代的にマックには馴染みがないが、チームの若いOBコーチなどは結構大喜び、ましてや子らは何をかいわんや、マクドナルドくんのキャラは大人気なんであった。決してふなっしーと同列では語れないけれど、子どもたちには有名なキャラという意味で、どこか共通した憧憬の眼差しで見ているようだった。
行進である。1番クジを引いたフレンズが先頭を行く。1番クジということは毎回第一試合であり、毎回1塁側ベンチになることをも意味する。
神奈川県32チーム中川崎からは4チームが出場。市大会で苦杯を舐めたけれど、王者富士見台ウルフもさすがの整然としたきれいな行進。
季節は春、だけど天気と熱気は夏だ。きらんきらんに輝く優勝杯と驚くほど大きな優勝盾。
開会式前ベンチにいると球場の県の役員の方が「これ重いけど是非持って帰ってね」と嬉しいお言葉。筆者「ハイ、どんなに重くてもクレーン車で持ち帰りさせていただきます」なんてジョークを返す。
いよいよ試合開始なんである。
饒舌にベンチと楽しく会話を交わすマックくん。「あれ?しゃべってるじゃん」などとSatoh監督が漫才的ジョーク。彼は長身の好青年であった。企業のいちイメージキャラという枠を越えて、エンターテイナーと言ってもいいだろう。球場に笑顔を振りまき一生懸命に頑張っていた。化粧を落せばかなりのイケメンであるに違いない。....おっと、いけねえ。このブログ子どもも見ているらしい。訂正します。マクドナルドくんはアメリカからわざわざやってきてくれて、日本語はしゃべれないし.....。いやなぜか流暢に楽しくしゃべっていたかな。
始球式ではなかなか筋の良い投球であった。
電光掲示板に選手名が表示される。子どもはもちろん、親たちも自分の姓が表示されるのだから感激だろう。
いよいよこのあと初戦を戦うことになるんであった。
それはまたいずれなんである。
この日は試合後宮前の甲子園、第一公園ドームへ帰り練習、夕方からは連盟主催の「偲ぶ会」の打合、その後夜8時ころから地元へ帰りオヤジどもと飲み会....。
家に帰り今度は正真正銘のAppleのMacを立ち上げてメールチェック。メールマガジンをとっている数通の文面を読んで初めて気がついた。
「T様、お誕生日おめでとうございます」
「Tさん、ハッピーバースデイ。特別割引きにて....」
「T様、今日はお誕生日ですね。おめでとうございます」.......。
朝起きてから深夜まで少年野球のことで頭がいっぱい、自分の誕生日のことをすっかり失念、忘れていたんであった。
しかし、またひとつ歳をとったことを忘れさせてくれた、フレンズの快進撃に逆に感謝しつつ、やがて筆者の脳みそは泥濘に浸食されて泥沼化しちゃったのだった。
+++++++++++++++++++
ここまで書き上げ最後にブログアップ「投稿」ボタンをクリックする直前に深夜会長からLINEが入った。
すぐに電話を入れた.....。AM1:00。言葉を失う。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿