2015年9月8日火曜日

そんなこんなでオレンジボール

今年は激動の年なんであった、フレンズ的には。遠征に次ぐ遠征、試合のあとはまた試合。座布団を温める暇もない多忙さなんであった。人数が少ないがゆえのチーム事情というやつで、レギュラーメンバー以外の5年生以下は、試合はおろか練習さえも例年の1兆分の3くらいしか実施出来ていないんである。子どもたちには申し訳ない気持ちで頭を垂れる。その代わり彼らは先輩たちの背中を見て、普通の小学生では味わえないような素晴らしい光景を目にし、数々の貴重な経験をしたはずだ。筆者の息子がフレンズにいた頃はやはり怒濤の快進撃で、毎週上部大会へ行くため夏休みはプール禁止令が出た。怪我が一番怖いからだった。今年は夏合宿が消滅。楽しみだった合宿よりももっと素敵な経験をしたのではと、私は思いたい。

そんな今年であるけれど、いよいよ今週末は6年最後の、真の神奈川最強の小学生チームを決する県大会の準決勝と決勝だ。そのあとは、6年生は御多分にもれず連合チームへと散ってゆく。願いが叶った瞬間に世界中に散らばる7つのドラゴンボールのように。今の筆者に必要なのはサントリーセサミンEXよりも仙豆(せんず)が欲しい。

そんなフレンズの内部事情であるけれど、この時季3年生以下の「オレンジボール大会」が迫ってきた。これにはNakamuraオヤジが並々ならぬ熱意を持って、本年早春から危機感を抱き低学年の子の獲得に動いていたんであった。体験会実施や募集ポスターを幼稚園、店などにも貼りに行き、学校や幼稚園の知り合いに声をかけ、超頑張ってくれたんである。常人にはなかなか真似出来ない。頭が下がる思いだ。

そんなこんなの経緯であるけれど、なんとか人数だけはギリギリ揃ったわけで。
現役選手の幼稚園児の弟妹なども、試合には出れないけれど一緒に練習。
新しい子たちも来てくれた。実に新鮮で楽しい気分になっちゃう。勝敗はいい。野球を好きになって楽しんでくれたらそれでいい。それがオレンジボールの主旨なのだから。数年前のフレンズはマジで優勝を狙って勝ちに行った経緯があり、それのDNAが今年の盛夏の成果になったせいか、ともすると勝ち負けに走りがちだが、今年は前記のようなチーム事情があり、大いに笑って汗をかいて楽しんでもらえたらと切に願うんである。もしかしたら打ったとたんに3塁へ走り出す子もいるかもしれない。幸いにして1塁へ走ったとしても、ベースを踏んでそのままライト線を疾走し家に帰ってしまう子もいるかもしれない。

宮前では低学年のオレンジと言えど、真剣勝負で臨むチームもあるだろう。そんなチームに対しては失礼かもしれないが、Fの諸般のチーム事情を鑑みて大きなココロで寛容していただきたい。

そんなことを言いつつも、現役3年生オレンジ主将はRuiの弟Shoh。3年生にしてはかなり期待を寄せてしまうほどのDNAを継承しちゃっている。順位はともかく大会のダークホース的存在になるかもしれない、なんちゃって。Shoh以外はみな2年生だ。
ここからは写真で一気に。これで全員ではない。また、一人ひとりの紹介は控えよう。子らには溢れんばかりの輝かしい未来があるが、不本意ながら筆者には残された時間と髪の毛がないんである。
まずはグランドで自己紹介から。紺のキャップ、赤いTシャツ、白の練習着の女の子。まるでQueensなんである。筆者の夢想は具体的な将来の構想となって、すでにQueensの一員として見てしまっている。Queens広報の職業病とも言える。彼女やその他の子たちの紹介はいつかオレンジブログにてまた。

監督はフレンズOBで筆者の息子と同期だった現コーチのItohくんだ。オヤジ連中からはシンヤくんと呼ばれている。28番はこれまたOBの若いShohta。代表や筆者から見ればまだ子どもの延長のようなコーチだ。Aチーム監督Satohくんといい、オレンジベンチスタッフといい、ここまでOBの子が監督コーチを務めるチームはそうそうあるまい。そういう意味でもなんだか楽しい気分になる。

キャッチボールのあとは軽いノックから。うしろに親やOBや現コーチなどが就いて優しく指導。指導というより、「ボール取ったらあそこに投げてね」なんてゆー程度であるが(^-^)

バッティング。当たれば「おお〜凄い!」空振りしても「良いスイングしてるね〜」
100万個のアメを用意して、そのかわり100万本のムチは捨てよう。

オマケ。
隣りの外野ではAチームの子らに混じって、腹の出た大きな少年3人が全力疾走でリレー競争をやっていた。大地を揺るがすその大きな少年オヤジの走りは、今日か明日、激しい筋肉痛を誘発しているに違いない。
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2 件のコメント:

  1. まだお腹出てませんよ(笑)

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  2. 匿名さん コメントありがとうございます。

    腹は出てませんか...そうでしたね。
    なぜなら、応援団長は大声を張るときは腹に力を込めるので、自然と腹筋が鍛えられたのでしょうか。
    結果にコミットした結果、腹筋が割れちゃっているんでは?

    週末も応援4649です(^-^)

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