2016年3月15日火曜日

早春の啓蟄

春季大会初戦は松風スラッガーズ戦であった。松風と言えばある時は宮前5年連合艦隊指令長官、またある時は寡黙な審判員、更にAbeちゃん劇団主宰者、日常はバリバリのバンカー、しかしてその実体は赤いジャージがトレードマーク、スラッガーズの名監督Abeさんなんであった。


先発松風はOhsakaくん、フレンズは新5年のShohma。

初回裏Fは相手失策に乗じて2点先制す。

このあとの展開詳細は省略なんである。それはお互いにナイスゲームではなかったからなんである。Fが4得点ではあったけれどほとんどが相手失策と四死球によるもので、決して打ち勝ったわけではない。唯一ベストだったのはTomokiの2点タイムリー二塁打のみ。Fの安打はこの1本のみだった。先発Shohmaは無失点に抑えたとは言うものの、四死球が4個。松風さんを無安打に抑えたけれどFの内容を見れば決して褒められたものではなかった。

MSの得点もFのエラーや四球によるものだ。試合はぱっとしない展開のまま過ぎてゆくんであった。
さて、もうじきこの時季なんである。全国のどのチームにもあるであろうオヤジの転勤による別れの季節。Nishinaka夫妻と新6年Takeruと一緒に野球が出来るのもあと僅かなんであった。

試合はスコアボードだけ見れば4:2から最終回MSが1点差に迫って、それをFが振り切ったように見えるけれど、内容は季節同様お寒いものであった。

MS主砲3番Ibataくんは大柄なわりにはバットスィングは鋭く、もし彼がいつもの調子で打棒を振るっていたら結果は真逆になっていたはず。「今日はあの子無安打でしたけど、普段は相当打つ子でしょ?」と試合後筆者がAbeさんに訊けば、Abeさん「そーなんですよ。普段はバンバンなんですけど、今日は調子悪かったのかなあ〜」と苦笑い。
それでも勝ったことには大きな意義がある。今年は公式戦でいったい全体何勝出来るかという懸念を持っていた我々オトナたちには、とりあえずホッとしたのも事実なんであった。
早春は啓蟄(けいちつ)、緑の命も芽吹くとき。
とりあえず虫たちは冬の穴から出て、緑の芽も顔を出したけれど、ここから大きく花を咲かせて欲しいと願うばかりであった。

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2 件のコメント:

  1. こんにちは。ランキングからきました。

    だんだんと春が近づいてきてますね。子供の成長や才能にも芽が出るのが楽しみになってきますね。

    応援して帰ります。

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  2. ryoujiさん コメントありがとうございます。

    ブログランキングからいらしたんですね。わざわざ温かいコメント、ありがとうございます。
    ここ数日間は春の脚も早く感じられるようになりました。確実に春が到来しているようですね。

    ありがとうございました(^-^)/

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