「梅は咲いたか、桜はまだかいな」
桜はまだなんであった。
昨年フレンズは毎年恒例の「春の花見」も「夏の合宿」も、驚異的な快進撃のために忙しすぎちゃってパスしたのである。理由を慮(おもんぱか)ればそれはそれで、嬉しいことではあった。
今年は先日の日曜に開催。開催するオジサンは開催オジサン。沖縄のそれはハイサイオジサン、開催できたことに世界の中心で快哉を叫ぶのだった。
横浜山田富士公園へは有馬ドームから歩いて10分。本日晴天なれど桜はまだ固い芽のまま覚醒していない。。センター北方面と横浜国際プール方面を睥睨しレンズを向ける。
学校の桜から想像して来てみると、ここはまだほとんど咲いてないではないか。満開の頃には近隣の花見客で埋め尽くされるのだが、今日はずいぶんと空席が目立つ広場であった。フレンズの花見はその昔は学校校庭でやったり、鷺沼ヤングホークスと合同で鷺沼公園でやったりしたこともある。けれど近年の花見は恐ろしい確率で寒さと雨にたたられているんであった。雨さえ降らなければ桜はなくとも良しとするか。
桜って不思議。1本の樹だけちょこっと咲いている。
同じ樹の花なのに、一個一個の花を見れば満開に咲いてる子もいれば、固く芽吹いてすらいない子もいるわけで。双子に生まれたのに、片や栄養過多、片や栄養失調みたいなものか。
富士見の丘から下山すれば、腹一杯になったフレンズは思い思いの体(てい)で早春の午後を楽しんでいた。うーん、我ながらシャボン玉の瞬間を捉えるためのアングルはなかなかのものである。これは人の動きと結果を予測してカメラのアングルを決める、少年野球の打撃のシーンを撮るスキルがものを言うのであった。
池のアメンボをペットボトルでゲットした子、フリスビーに夢中のKentaオヤジ、バドミントンに興じるNatsukiや母たち、かと思えば今年の宮前少年野球談義や、フレンズの今年を真剣に憂れうるオヤジたちetc....。
終盤は大縄飛びで盛り上がる。老若男女の大きな笑い声が横浜の淡いスカイブルーの空にこだまする。
フィナーレは素敵なものだった。企画した父母たちに敬意を表したい。
今月末でフレンズを離れるTakeruにサプライズの贈呈品。昨年「村山杯」で奪取した優勝カップをあげた。昨年で村山杯は終わったのでカップは取り切りになったゆえ、返還の必要がなくなったのであった。歴史あるズシリと重いカップを小さなTakeruがはにかみながら受け取る。前主将のRuiが一個下の可愛い弟を見るような眼差しもいい。
集合写真である。みな良い顔をしているではないか。手前に写っているのはNon
ちゃん。東有馬ママさんバレー界では泣く子も黙るNozomiパイセンなんである。
解散する前に「Takeruを胴上げしよう」と筆者。
皆わらわら集まり、せーの.....!
春の淡いスカイブルーの空に高く舞い上がる。
新しい大阪の空でも高く羽ばたくことを希(ねが)わずにはいられない。
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