土曜午後は有馬小ドーム内の倉庫の大掃除、今日日曜午前はそれを整理し各家庭に持ち帰り処理してもらう算段。全部業者に頼めばとんでもない金額の支出になっちゃうからである。長年溜め込んでいたモノたち。段ボールの箱を開けるとパンドラの箱から出てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)するように、いくらでも躍り出て来るのであった。学校側からの通達で来年2個ある倉庫の1個が解体されるためである。
昔の要るもの要らぬものを適宜判断し選り分ける。3年後の40周年行事のために、30周年の時の資料は一式保管した。30周年の時は記念誌制作をはじめ式典企画など、心身ともに粉骨砕身だった。あの気力をあと3年後も維持出来るのだろうか。
この倉庫にまつわる積年の想いが走馬灯のように駆け巡るのであるが、それをここで書いているとまたとんでもない時刻になっちゃうのでやめる。
午後は練習と紅白戦。6年中心のショット。
数年前の話ではある。
「サッキーは将来フレンズだな。そのあとQueensに」
とサッキーが幼い頃Nozomi母に言ったのだが、
「女の子だからサッキーにはバレーボールやらせます」と断固拒否されたのだった。奇麗な女性にオトコの要求が拒否されるのは慣れているとは言え、やはり落ち込んでしまうのが男の常。
話変わって読者諸兄の野郎どもへ。最後の土壇場で「これからもお友達でいましょ」と、意中の女性に言われたことは少なからずあるだろう。あの中途半端な気分というのは一番カラダと精神に良くないのである。いわゆる「友だち以上恋人未満」みたいな(^-^)
しかしこちらは、あらま、どうしたことでしょう。サッキーの意識改革に乗り出したのかNozomi母。或いはサッキーの要求に屈してやりはじめたのか、トスバッティングをやっていた。
ゲゲゲの鬼太郎、ねずみ男現る。Ayumuオヤジ。
監督30番Itoh、29番Shohta、宮前でも珍しいOBの選手がベンチスタッフなんである。それだけの歴史があることに加えて、OBが舞い戻ってくるような良いチームカラーになったことに頬が緩む。
さて最後の練習納め、フレンズ年末恒例の「帽子投げ」
子も親もコーチもひとつの輪になって一心同体になることが目的のひとつである。
輪を作ってのち筆者は滑り台に登りカメラを構える。
「いくぞー」試しにパシャリ。
冬の曇り空の夕方めっちゃ暗い画像であった。標準レンズではこれが限界。
ついでにみんなでジャンプしたらどうだろう?
「よーし、試しに親も子も全員でジャンプしよっか」
せーの...。
Macで明るく補正し、大きくトリミング。中学OBの子がマサイ族みたいなジャンプ力でひとりフライングしちゃってる。
連写した。最高到達点がこれ。
地球の引力の法則に従い一瞬で降下。
無事全員地球に帰還、着地する。
今季主将のShohma。
「一年間ありがとうございました。来年も頑張ろう!」
帽子投げである。映画「愛と青春の旅立ち」的な。
冬の脆弱な日射しの夕方は、プロカメラマンではない筆者にとっては強敵なんである。被写体がどんなに素敵でもそれを撮った結果暗ければ台無しなわけで。母Natsu&Tomoが「インスタ映え」するようなジャンプの瞬間をおねだり。
うーむ、はやり暗い。
別の場所に移動し取り直し。更にMacで色調補正するとこうなった。
「いくぞー、せーの」
「はいっ」
羽生選手も顔負けのジャンプ最高到達点。
浮いてる、浮いてる。更に良い感じで後ろでY.KaitoがちゃっかりVサインしちゃってる。
1秒後無事地球に帰還。映画「アルマゲドン」ではブルース・ウィリスだけ地球に帰還出来なかったが。
ただし着地のあと、地表に亀裂が入り地球の裏側へ突き抜けて「ブラジルのみなさんコンニチハ」となるのではないかと思えるほどの、地殻変動が起きたのは言うまでもない。
「ドスン」
...五寸釘を打ち込んだように。これを略して「ドスン釘」と言う。
このブログを書くために帰宅後写真を精査していると、嬉しいことに気づいた。
滑り台の上から撮った全員のジャンプ写真。拡大してみると、こんなにみんな良い笑顔してたのかと、びっくり仰天したのだった。ナニか今年の悲喜こもごもを一掃するような、晴れやかで伸びやかな笑顔の集積なんであった。過去の経験から、これだけの人数のオトナも子どももみな屈託ない笑顔を撮れることはそう多くないんである。「笑ってね」と強要したわけでないのに。特にオトナたちがみな良い笑顔をしていたことに、筆者はなんだか一人感激しちゃったのだった。
せっかくなので、それぞれの拡大写真を合成。
おそらく宮前の或いは川崎少年野球の、更に野球以外でも全国の少年少女スポーツ団体各チームのほとんどが今日、練習納めだったろうと想像する。
一年間、お疲れさま、また来年頑張ろうぜ!
にほんブログ村
少年野球 ブログランキングへ
0 件のコメント:
コメントを投稿