またしても大晦日のこの日を迎えることになったわけで。毎年大晦日には一年を振り返って、ベストの写真等を選択して「晴耕雨読」を書いているんである。
写真の前に。先日の朝日新聞「天声人語」欄に住友生命が発表する世相を反映した「四字熟語」の抜粋が載っていた。中でも秀逸だったのが外国船からの「ヒアリ」の侵入をもじった「蟻来迷惑」(ありきためいわく)。うんこをモチーフにしたドリルが大ヒットし「便教熱心」(べんきょうねっしん)。天声人語の筆者が独自に考えたのも素晴らしい。これ。「引退した元横綱が今、口を開いて心情を述べるなら」との前置きで「悔綱一晩」(かいこういちばん)。うまいっ!実にうまい。これを最優秀作にしても良いくらいだ。
住友の応募作にまだあった。このブログタイトルの四字熟語「晴耕雨読」をひねった作品なので印象に残っているんである。8月10月あたりの長雨続きを表した「閉口雨続」(へいこううぞく)。これも素晴らしいではないか。筆者も長考したのち「晴耕雨読」で浮かんだぞ。雨にたたられてなかなか大会を開催出来なかった、今年の宮前連盟関係者の気持ちを代弁する。「晴れて試合を行いたいのに、雨続きで腹が立ちスケジュール調整に苦労した」ことを表す「晴行雨怒苦」...ありゃ、5文字じゃないか。じゃあ、事務局が恨めしげに雨天を仰いで「ちっくしょう、今週も雨かよ」と毒づくさまをもじって「晴行雨毒」ではどうか。筆者はコレとは別に大昔に書いた記憶があるが、アレをしないでアレをしちゃうとアレになっちゃうことを揶揄して書いたのが「性交梅毒」。うーむ、昔は実に少年野球ブログらしからぬことを平気で書いていたものである。いや、今でもときどき、そーか? いつから少年野球「晴耕雨読」BLOGはこんなに外面は高尚で崇高なのに、しかし人の心を忖度し大衆に迎合する日和見主義的なブログになったのだろうか...。
ああ、実に嘆かわしい。...なんちゃってなんである(^-^)
さて、今年の印象に残った写真を十数点アップして2017年最後としたい。
今年は例年以上にQueensへの出席率の高い年だった。比較的土曜が空いていたこともあるが、午前中のほんの2,3時間でもQueensに顔を出してから、午後仕事に戻るなり、フレンズへ行くなりすることが習慣化したことが大きい。またQ姫たちが2冠達成したことで、それに帯同した結果が影響しているだろう。Qの写真掲載やブログはたぶん過去最高回数になっているはずだ。
久々に合成した会長と多摩川高層マンションの一枚。
会長来季は任期満了でいよいよ連盟は勇退となる。Qの会長としては継続。Queensでささやかな「お疲れさま会」を開いてはどーだろうか?
Qはライオンズ杯で優勝。姫たちの屈託ない笑顔。
そして11月の川少連優勝。この時のAyakaのサヨナラの一打を綺麗に捉えた。
ベンチの男どもの弾けるような笑顔が良い。あの瞬間は筆者も興奮していたが、どこか冷静に多方面にレンズを向けシャッターを切りまくっていたのだった。
試合後このあと女子ならではの一枚。小さい子をおんぶする女子。これを遠くで発見した筆者はすかさず望遠で何枚もシャッターを切った。
さてフレンズである。合宿に行っていれば違ったかもしれないが、ここ何年も筆者は行っていない。そのかわりフレンズ恒例BBQ大会には参加している。BBQアレ大好きなんである。
Yanagisawa代表は今年目の怪我とその後の体調不良(帯状疱疹)とで、2,3ヶ月おやすみした。おそらくフレンズ歴史始まって以来、Yanagisawa史上初めてのことである。フレンズ創立以来土日は雨にも負けず風にも負けずグランドに立っていた代表なんであった。今はもう元気で、ヤングのゴルフコンペにもぎゃんぎゃん参加しているわけで。
その代表はフレンズ母に大モテなんである。BBQでは美人妻たちとの良い写真が撮れた。
イーグルスとの試合だったろうか。三塁ランナーは確かYuunosuke。本塁突入、間一髪...。写真では指の先がわずかにベースに触れてセーフ!...のように見えるが、実際はこの前に捕手がタッチをしており僅差でアウトなんであった。でも写真としては良いものだった。もう少しYuunosukeが大きく画角に入っていれば言うことなし。
第一公園でのマウンドに立つ主将Shohma。ただでさえ宮前屈指のイケメンが、更に鬼気迫る表情できりりと打者を見据える。なかなか良いショットだった。卒部式の写真立てに採用したのは言うまでもない。
ひとはなぜ、「冬の焚き火」に心躍らされるのだろう。これに匹敵するのが「夏の散水」なんである。真夏のスプリンクラーの水しぶきは、見ているだけで心までが清涼感で一杯になる気分である。(これは今年だけじゃなく毎年か)
成績冊子に掲載するためのコーチと6年生の写真。カメラをのんちゃんに渡し撮ってもらった。その際彼女の周りをサッキーがぶつぶつ言いながらまとわりつく。それを見て思わず微笑む野郎ども。良い写真になったのはカメラマンでもなく被写体でもなく、こんな画が撮れたのはサッキーのおかげであった。
そうそう、これこれ。6年生に円陣を組ませて筆者は下からカメラを構える。過去に何度かやっているけれど、光と陰の塩梅がイマイチなんである。しかしこれはどーしたことでしょう。真ん中の抜けた空にイチョウの黄色が位置し、かつ逆光にならずに子らの顔も明るく撮れた奇跡の一枚。もっと笑顔にさせれば良かったと悔やまれるのだが。
最近の写真から。練習納めの日の全員ジャンプ。これ、毎年恒例にしようかな(^-^)
図らずも全員笑顔の素晴らしい写真だったと思う。
.....この他にも今年読んだ本のベストや映画のベストについて書きたかったけれど、今日は大晦日。そろそろ筆を置きたい。簡潔に言えば迷う事なく小説は村上春樹「騎士団長殺し」で、映画はダントツで「ブレードランナー2049」。ブレランについてはいつかまた来年書くことがあろうと思う。
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2017年、今年も駄文、長文、拙文にいい気分でおつきあい下さり、ありがとう。
特に今年は小説「月に雨降る」がやっと脱稿し、それに辛抱強く読了しおつきあい下さった方々にも深謝申し上げたい。
来年も少年野球「晴耕雨読」BLOGをどうぞよろしくお願い致します。
2018年、読者のみなさまにも良い年でありますように。
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