そーなんである。いよいよ解禁日を迎えて2日目、いきなり準公式戦のあじさいリーグなんであった。我がフレンズスコアラー部では、宮前少年野球連盟主催または協力、及びその上部大会を公式戦とし、それ以外を準公式戦と位置づけている。けど、子どもたちにとってはそんなの関係ねえ〜、低学年の子などは大会なのか練習試合なのかも区別出来てないかもしれない。
対戦は茅ヶ崎エンデバーズ。数年前に一度対戦している相手だった。筆者サザンの中では一番好きな歌「希望の轍」の、烏帽子ラインが出て来るあの茅ヶ崎....ではない。近隣の横浜茅ヶ崎のマンモスチームなんである。
新加入二人の選手にとってはフレンズとして初の準公式戦である。2番Tsukasa、3番Ichiyaである。Ichiyaの初打席は三塁線ギリで外野へ抜ける火を噴くような打球の二塁打だった。それを足がかりに続く4番ひときわ背中が大きく見えるAkiのタイムリーで初回1点先制したのだった。Ichiyaはその後も4の2のマルチヒットを記録、鮮烈なフレンズデビュー戦を飾ったのだった。
さてこの試合は筆者スコアラーなんであった。宮前公式戦ではないので、スコアラーしながらNikonで数十枚写真を撮った。本来はやってはいけない。「専門家の指導のもと安全性を考慮して撮影してます。良い子のスコアラーはマネしないでね」、なんつって。宮前の試合ではこうはいかない。しかしそのルール厳守の姿勢、筆者決して嫌いではない。
エンデバーズは前半毎回加点し中盤では5:1とリード。4回裏からFがどうにか反撃に転じる。6回裏終了時には5:5の同点にまで追いついた。ぎゅんぎゅん盛り上がるFベンチと母応援団。
なかなかの面白いプレーがあった。やたらめったらセカンドへの打球が異常に多いんである。二塁手は今まで失策率が高かったK.Kaito。スコアブックを勘定してみるとセカンドへの打球がなんと9本。一本だけ除いて8本すべてをノーミスなんであった。捕って当たり前の凡ゴロがほとんどだったが、イップスぎみの彼にしてみれば大いなる自信になったと思う。いや、そう思いたい。左打者が多いわけでもないのに、これだけセカンド方向の打球が多いのは、エースShohの気迫の投球、球が走っていて、若干球威に押された相手打線の飛球の結果だろうか。
最終回エンデバーズが逆転し6:5。しかしその裏Fもどうにか一点加点し追いついた。逆転サヨナラを期待したが、そーは問屋が卸さないのが人生の機微というものだ。結果6:6の引き分け。
なんとか今季最初の準公式試合を終えたのだったが、明るい光を見いだすことが出来たこと、反して相変わらず毎年の脆弱性も露呈した試合であった。
「順風満帆」未満、「疑心暗鬼」以上の、どーにもビミョウな船出である。しかし、少し前のフレンズを鑑みれば、明るい光明が見えたように思うのは筆者だけではあるまいて。
さて、今季どういう戦いをするのか。週末からいよいよ「グリーンカップ」シーズン開幕なんであった。
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