2019年12月8日日曜日

最後の素敵などんぐりたち

本日晴朗なれど波高し。
は、司馬遼太郎の小説の一文。
本日晴朗なれど秋深し。
は、フレンズ本年最後の大会となった青葉カップなんであった。

右足の神経痛はやっと少し快方に向かっており、2試合ダブルヘッダーで、6年生中心にたんまり340枚ほど活写したんであるが、試合展開とは関係なく、印象的な写真三十数枚のみアップしておきたいと思う。

横浜青葉ボーイズさん主催による谷繁杯(青葉カップ)は宮前からも数チーム参加している。Audiさんが協賛。試合前に各チーム記念撮影。なのでちゃんとAudiノボリも画角に収まるようにカシャリ。

若干痛みを堪えながら一塁側三塁側を行ったり来たり。

宮前の第一公園でフレンズ帽子を着用の際は、ネット裏を行ったり来たりするのは筆者の越権行為で気が引けるんであるが(本来推奨できない行為である)、ここでは堂々と行ったり来たり。


初戦はなんとか勝利。昨日の悪天候で今日はダブルヘッダー、30分後に二試合目開始。

ズンズンドコドコ、のしのしがしがし、Anjuのヒットで三塁ベースをターンするHideaki。愛すべき巨体の割には脚は遅くない。一試合目ではあわやホームランかと思えた長距離砲を放ったAki。第一公園ならセンターフェンス超えだったかもしれない。

タイムリー安打のAnjuも相手失策にて一気にホームイン。
皆からの笑顔の祝福に笑顔で応えるわけで。ハイタッチするAnju母が実に嬉しそうだった。



試合中この時季の影の長さを物語るワンショット。実に本日晴朗なれど秋深しなんである。

世界にひとつしかない一瞬。有機的バーコード。試合は敗退であった。

最後の一枚。いや本年度最高の一枚かもしれない。ピューリッツアー賞も夢ではないかも。あるいはインスタ映えの一枚。筆者インスタはやってないけれど。
「行ったり来たり」の最中に、今年チームを牽引して来た次打者Akiの大きな背中を、ベンチ裏から撮ってみた。

おや?むむむ?はてな?、手前に写る茶色いものは?
小さい子どもたちが公園から集めてきたドングリであった。

すかさずズームアップで撮ってみると、素晴らしい絵になった。
誰か母がドングリにマジックで顔を描いたのだろう。
どんなに映像技術が発達しCG全盛時代であっても、またはデジカメの精度が進んでも、こんなアナログの笑顔の描画には勝てないのである。素人カメラマンの筆者に出来ることはこんな瞬間を見逃さないことだけである。
素敵な一枚だった。

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