大晦日なんである。昔若い時はクリスマスや大晦日、明けて元日など、どこか厳粛で心が現れる(洗われる)ような、謙虚に厳かに身が引き締まるような、そんな気分になったものであるが、年とともにフツーで平坦な心持ちに変化して来た。特別な日であることには違いないが、日が昇り日が沈む地球の摂理にはなんの変化もなく、時計の秒針はいつもの日常と変わりなく愚直に時を刻んでいるわけで。とは言え、やはり大晦日は大晦日であり、元旦は元旦としての特別な環境と空気感を我々に提供するのであった。
昨日30日は宮前区少年野球連盟の忘年会であった。本年は宮前平駅前の焼肉居酒屋での開催。本年最後のブログはその写真を掲載したい。
14時から参集し会は大いに盛り上がったのだった。互いに一年を労う会話や、縛りを緩和しようという話や、来年の周年記念事業の計画、将来の展望など真面目な論議から、野郎どもだけの集合体であるからして、そこはそれ、一転砕けた男ならではの楽しい笑い話まで、実に楽しい忘年会であった。店員に頼んで写真を撮ってみればこちらに向かってニッコリ微笑んでいるイイ女がいるではないか。連盟顧問のSohmaさん、誰を連れて来たのかと思い、よくよく見れば井川遥のポスターであった。
....
ここで何度か触れているけれど、筆者は来年からフレンズでの立ち位置は少し変わることになる。みずから自分をそう仕向けて来たこの1,2年であった。ただ見た目には今までとなんら変化はないだろうけれど。フレンズ内での筆者の仕事は多岐にわたるのだけれど、それはフレンズに貢献しチームをより良くしたいがためのものであった。スコアラーもその一つであったし、このブログもチームの宣伝広報になればと思い、続けて来たんである。そのほかの仕事は10年以上続けて来てもう精魂尽き果て、作ることが当初の「楽しい」から「苦痛」に変わって来てしまった。気力と体力の限界なんである。まるでプロ野球選手か力士の引退理由のように。ことにマグネットプレートと年末の成績表その他の諸々は、精神的にストレスを感じるここ数年であった。それでも子どもたちや親たちの嬉しそうな顔を見れば、来年も続けようと思うのであったけれど、それを乗り越える気力が枯渇してしまったんである。他に違う理由もあるがまあ、ここでは書くまい。ただ責務を放り投げるのはオトナとして無責任。後継にあとを託し、レベルを下げてもっと簡単に作る方法も視野に入れて策は講じてある。一般的なチームなら全くなくてもそれなりに困らないものでもあるから、もし父母の負担になるようなら無くしても良いのかなとまで考えているわけで。
今まで「あれもこれも」やりつつフレンズ広報としてブログを書いて来たつもありであるが、これからは「あれもこれも」は切り捨てお役御免、広報専任となる。スコアラーはどうしても人がいない時にはやる所存。
「晴耕雨読」はフレンズ以外でもQueensや連盟広報として、他のチームの試合などにも目を向けて来たここ数年。これは来年からも継続して続けたいと思うわけで。連盟と各チームと宮前が一体となり気持ちが通じ合うような、橋渡し的なサイトになれれば良いと思うけれど、考え方は千差万別、十人十色、是とする人がいれば一方で非と考える人もいる。ならばと毒にも薬にもならない文言の羅列では面白みに欠ける。智に働けば角が立ち、情に棹させば流されちゃう...とかくこの世は住みにくいものである。
一夜明けて今日は大晦日。流石に今日と元日の二日間くらいは記念誌制作の呪縛から解き放たれたい。好天のもと日中有馬神明社へ立ち寄った。明日の初詣の準備は万端、昼からすでにスピーカーからお囃子が聴こえてきた。11月の小春日和のような、大晦日で気温20度は史上初とか。近年有馬神明社は有名になり、今夜はこの階段があっという間に長蛇の列、深夜まで続くんである。
さて、今年も一年この少年野球「晴耕雨読」BLOGを読んでくださり、誠にありがとうございました。
全ての読者様に感謝。
来年もまたよろしくお願い致します。
みなさま良いお年を!
にほんブログ村
少年野球ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿