2020年3月14日土曜日

新型コロナに思う、いつまで?

ここ1週間余りの連日の新型コロナマスコミ報道、Yahoo!ニュースは上から下までほとんどがソレで埋め尽くされている。世界的にも次々と各国蔓延の知らせが日を追うごとに増加する。中国では沈静化に向かっているとの報道もある中、むしろ政治的な策略で感染者数の数字を操作しているのではとの見方もあり。更にフェイクニュースとかではなく、米国の著名な生物化学者のインタビューでは、中国武漢の生物化学兵器研究所から漏れたと断じる記事もあり。イタリアや米国はじめ欧米では当初、対岸の火事を見る思いが、自分の足元に火がついた途端に右往左往、感染予防に対する文化の違いや、マスクに対する価値観の違いもあり感染拡大に歯止めがきかない。当初の日本の対応を冷やかに見ていた節があるが、あっという間に日本の数字を追い越すことに。偏見に満ちたアジア人への暴行などは記憶に新しい。実は日本だって加害者ではなく被害者なのに。中国発症であるにも関わらず、かの政府は沈静化に向かっていると「どーよ、凄いだろウチは」的に胸を張ることはあっても、決して世界に対して「ウチの国から全世界に迷惑をかけて申し訳ありませんでした。今後気をつけます」的な謝罪の言葉はない。もしこれが日本発症なら、筆者は世界に向けて土下座して謝罪しちゃうに違いない。しかもあろうことか、かの国の政府関係者は、今回のコロナは米国軍人がウィルスを意図的に武漢でばらまいた疑いがあるなどと、なんの証拠もないのに反論コメントしちゃう有様である。隣国韓国に至っては詳細を書くのもゲンナリしちゃうほどの政府対応と日本に対する反発である。一体どーなってんだこの世界は。人種や肌の色の違いを越えて協力しなきゃいけないパンデミックの事態なのに、人命よりも政治的な思惑が渦巻くこの世界。ゼウスが世界中のあらゆる災厄を箱に閉じ込めてパンドラに贈ったものの、彼女は誘惑に負けて箱を開けたら魑魅魍魎が全世界に飛び立ち蔓延する。いわゆるギリシャ神話「パンドラの箱」を想起したのは筆者だけではあるまい。神話では箱の中に残ったのはたった一つの「希望」だったと言うオチがついているが、果たしてその「希望」は今の世界にあるのだろうか。

転じてスポーツ界。春のセンバツが無観客試合になるだろうことは容易に想像できたが、まさか中止になるとは思わなかった。ちょっと衝撃であった。TOKYO2020オリンピックの行方も大いに気になるわけで。世界中の野球やサッカーなどプロスポーツも中止に追い込まれる中、アフリカ某国でも日本人の発症が確認されたらしい。アフリカでは十数国め。アフリカ大陸の医療機関の現状は詳しくないけれど、医療の整っていない国や地域に回ってしまったら手のつけようがないだろう。アフリカと言えば「エボラ出血熱」は遠い昔の話だが、感染拡大となれば急に現実味を帯びて来るわけで。

更に世界から局所的にこの辺の周りへ目線を転じれば、先日ついに川崎市多摩区でも感染者がでた。川崎市内では初。飛沫感染と言う性質を考えれば、どこの市やどこの区と言うのは意味を持たない。海の向こうの対岸の火事の火の粉が、とうとう頭に降りかかってきたわけである。十分予想できることだった。我々一般市民が出来る予防策はマスクや手洗いなど至って簡単明瞭なことを粛々とやるしかない。

先日このブログでフリーランスの立場の不公平を嘆いたら、与野党から疑問の声が上がり数日後には政府から自営業者も補償の対象にすると後追い発表があった。正規非正規約8000円に対して、自営業は一日4時間?日額約4000円?って、おいおい、ないよりはマシってか。但し筆者は小学生の子がいるわけではないし、クライアントからコロナ関連で仕事を失ったと言う証拠を提示できるわけではないので、その恩恵にあずかることはなく、全く関係ないのであるが。フリーランス=自営業で企業と契約を結び定期的な仕事をしている、かつ子供をもつシングルマザーの救済には厳しいに違いない。筆者のようなジジイではなくそんな若い人を救済してほしい。いやはや人の心配している場合ではなく、筆者も目に見えて仕事が激減している。生活の不安はサラリーマンの比ではない。建築内装業界はリーマンショックの時も全く仕事がなく、あの時の恐怖が目の前に横たわる。

もっと局所的。ここ数日の世界と日本のコロナ情勢を見ていれば、おのずと宮前少年野球にも考えが及ぶわけで。現段階では15日までの活動自粛だけれど、ここ1週間の情勢を鑑みれば延長になるのではと半ば予想はしていた。連日連盟連絡網で役員、事務局のメール会話が飛び交う。正式通達はまだなのでここでお知らせすることは出来ないが、自粛期間延長は避けられないだろう。甲子園が中止なのに小学生の身を危険に晒すわけにもいかないし、世間体を慮(おもんぱか)るオトナ的忖度もあるだろう。上部組織川崎連盟と政府の意向を鑑みて様子伺い。日本の少年野球の他のブログをざっと咀嚼(そしゃく)しても、活動自粛延長が大勢を占めているようだった。
ひとつ決定されたのは、本日上部組織からの連絡により毎年恒例の「ライオンズ杯」は延期ではなく中止となったことである。夜、連盟から一報が入った。これは決定事項なのでここで公表してもいいだろう。活動自粛期間の連盟の判断にも拍車がかかるはずである。女子野球Queensはただでさえ年間大会数が少ないのに、残念なことである。

晴れて、子どもたちに思い切り野球をやらせてあげたり、元気に学校に通わせたり出来る日はいつなのだろうか。先が見えないことが1番のストレスな今日この頃なんであった。
※文中、フェイクではないと判断した報道を要約した文章以外に、個人的見解も含まれます。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿