2020年4月15日水曜日

STAY HOME SAVE WORLD

「Stay at Home、Save the Earth」

ステイアットホーム、セイブジアース。
不要不急の外出を避ければ、それが明日の地球を救う。

これは前回ブログ末尾で書いた筆者なりのオリジナルスローガン。東日本大震災時にも、ハートマークをモチーフにデザインしたものを宮前連盟ステッカーにして全チームに配布し、あの当時ヘルメットに貼って連盟一枚岩になって被災地を応援した。

今朝の朝刊を読んでいて目が釘付けに。ニューヨークでのロックダウンの光景と共に掲載されていたスローガンマーク。米国ではこんなキャンペーンロゴが流布されているとのこと。デザイン的には配色と全体のバランスがイマイチだが、そのコンセプトと精神性は賞賛に値する。
※出典:朝日新聞2020/04/15朝刊より

「STAY HOME  SAVE LIVES」
家を出ず、命を救おう。
異口同音とはこのことだ。同じ志である。ならばこちらもシンプルに。
「STAY HOME  SAVE EARTH」
要はそーゆーことなんである。命と地球は同義語であり、これを世界と言い換えても構わないわけで。ならば。
「STAY HOME  SAVE WORLD」
見えない敵に勝つには、日本や諸外国、洋の東西を問わず、言わば人類が一枚岩となって立ち向かわなければいけない。こう言うキャンペーンを国が張っても多分ネットで叩かれるだろうか。何を呑気なことを、こんなことに金をかける余裕があれば、もっと医療関係に使え、などと。ならば新聞社とかあるいは民放連合や民間からこんなキャンペーンが出てきて欲しいものである。小さい民間ブログだけれどこの「晴耕雨読」からこれを発信したい。
「STAY HOME  SAVE WORLD」

これに反していつの時代も、どーしても馬鹿な輩が洋の東西を問わず出て来るのには困ったもんだ。ドイツではコロナパーティーと称して若者たちが大勢集まりどんちゃん騒ぎ、世界中から大顰蹙を買ったことは記憶に新しい。日本でも先日、緊急事態宣言が発出される直前だったと思うけれど、閑散とした街頭を歩く若者をつかまえてインタビューした番組があった。当世風のいかにもオツムの弱そうなチャラい感満載の10代か20代の若者。
インタビュアーが訊く。
「不要不急の外出を控えてと要請が出てますが」
若者。
「いやー、やっぱ外、出たいっしょ!」
インタビュアーが更に訊く。
「新型コロナは怖くないんですか」
若者。
「いやー、ポカリ飲んでりゃ大丈夫っス!」
一瞬大笑いしてしまったが、これは若者ではなく馬鹿者であった。オメエが感染しても勝手にしろだが、オメエのせいで無症状のまま他人に感染させてしまうのがダメなんだよ。社会的規範に反して自分一人くらい良いだろうと奢った考えを持つ者が、自分一人だけじゃなく、何人もいると一枚岩になれないのだ。長年の少年野球に携わっていても同じ思いを抱くことがある。
こいつは堂々と顔出しOKでインタビューにニヤついて嬉々として応じていたが、もし筆者がこの子の親ならば、顔から火が出るほど恥ずかしく、こいつが帰ったら畳をはがして縁の下に穴を掘り、コンクリート詰めにして地中深く埋めてしまうだろう。

もう一点。
これもマスコミで言われているのかどーかは知らない。世界的に外出を控える、またはロックダウンで外出禁止となって久しいが、筆者はだいぶ前からこれに関して思うところがあった。車の往来が極端に減ったんである。自宅前の道路を毎日見ているけれど、人の往来と共にクルマも本当に減った。ならばCO2もかなり減っているのではないかと。しかも地球規模で。つまり地球に蔓延している人類の敵である新型コロナが、地球温暖化に歯止めを掛けて人類に貢献しちゃってるわけで。全くもって実に皮肉なことである。
そんな思いを胸にしまっていたのだが、先ほどスマホの「ナショナルジオグラフィック日本版」がLINEで届いた。読んでみたらなるほどである。
「コロナ死亡 大気汚染で悪化」
先の温暖化の話とは論点が違うけれど、この記事の要点はこうだ。
CO2で大気汚染されている国や地域に住む人間は、そうでない地域の人に比べて、コロナによる死亡率がダントツで違うとのこと。つまり恒常的に汚染された空気を吸っている人は肺にダメージがあり、従ってコロナ肺炎になり易く死に至る確率も高い。米国ハーバード大学教授の研究論文である。「汚染された空気を吸ってきた人がコロナにかかったら、ガソリンに火をつけるようなものだ」とのこと。米国内での大気汚染度とコロナ死亡率との関連に目を向けた結果だった。

ヘビースモーカーだった志村けんさんの死に加え、長年の愛煙家の筆者が言うのは説得力にかけるのだが、これを斜め読みして筆者がすぐ想起したのは、スモッグで前が見えないほどの空気汚染された近年の中国。まるで50年前の日本の小学校の職員室か、捜査会議で刑事たちで満員の会議室。そう、昔はタバコの煙が部屋中に蔓延して霞みがかったような光景が当たり前だった。それともう一発。CO2削減のパリ協定から勝手に脱退を表明した米国。自国ファーストの骨頂であるとの誹(そし)りは免れない。
いみじくもその2大国のコロナによる死亡率は突出しているわけで。

もう一度反芻したい。
「STAY HOME  SAVE WORLD」
見えない敵に勝つには、日本や諸外国、洋の東西を問わず、言わば人類が一枚岩となって立ち向かわなければいけない。
と、筆者は思う。
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