2020年4月1日水曜日

ありがとう、志村けんさん

コロナが猛威を振るっている。巨大な大ナタを振るい、まるで玉ねぎを切り刻むように地球を微塵切り。先日来から日々衝撃的なニュースの連続。あえてここでは一旦目をつむり、ここ1,2週間の写真にて。

去年秋から通院している医者に行ったついでに、東急フレルでパスタランチ。
鷺沼駅前、桜がほぼ満開。閉塞感漂う中、しばし目の保養。この時はまだ良かったのだった。

良い天気だったので帰宅途中スーパーカブで小台公園へ。桜は八分咲きと言ったところか。何度か書いているように母子(ははこ)たちが満載だった。この時点ではまだこれが許されていた。電動ママチャリが鈴なりだった。

後日。散歩ライフワークの中心、近くの有馬神明社へ。それ以前に過日ここの巨大ケヤキを前に数名のオジサンたちが、何やら密談していたのを目撃していたんである。嫌な予感は当たった。樹齢何百年かは知る由も無いが、公的に認定された川崎の保存樹だったはず。おそらく内部が腐敗して倒壊の恐れが危惧されたのだろうか。バッサリ切断の現場に遭遇。有馬地方を何百年も見守ってきたであろう老齢の先達が逝ったような、哀しい気分になった。彼は筆者のようなちっぽけな人生とは比較にならないくらいの長きにわたり、この地に生きて有馬を見守ってきたに違いないのだ。しばらく呆然と切断工事を見ていたのだった。

後日かの地をもう一度訪れた。年老いた象の足のような姿に、感慨ひとしおだった。年輪を指でなぞると、心なしかまだ温かいような気がしたのだった。

更に後日。山形39グループLINEでは、連日コロナの話題でコメントが満載。お互い気をつようねとか、山形でのマスクの入手状況など。この日は少しでも元気になってもらおうと、横浜方面の公園へ行って桜を活写し山形LINEへ送る。全国でもコロナ未感染県はわずか数県となった、頑張れ山形のエールを込めて。(※この後ほどなくして、山形も神奈川からの感染者によって、全国ベスト4で敗退した。未感染の他3県、頑張れ〜)

また後日。
38年ぶり(?)となるこの時期の「雪」だった。コロナ閉塞感の中、大自然に翻弄されているような、蔓延の猛威に水を差しひと息ついたような、妙な一日だった。煮えたぎる鍋にチョイ水を差し、しばしシュンと沈静化したみたいな。しかしこの後、今(4/1)はもっと吹きこぼれそうになることになる。

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以前から世界で日本で、政治家や俳優やプロスポーツ選手などの著名人が、相次いでコロナ感染を公表している。もう珍しくなくなった。今日は(4/1)梨田氏も。
そしてつい先週、入院していた志村けんさんの衝撃的な訃報が日本中を駆け巡った。筆者は高校生の頃からこの人を見てきた。お笑い三大御所と言えば「タモリ・たけし・さんま」と言われて久しいが、腹の底から無条件で、手放しで笑えるのはこの志村けんだった。三大御所に加えてお笑い四天王と言っても過言では無い。一時代を築いた日本の代表的コメディアン。この人の笑いには昭和のオッサンを代弁するような、実に素晴らしい笑いのエキスが詰まっていたと思う。

今日仕事が終わってフジTVの特別追悼番組を観た。懐かしさと共に笑いがこみ上げる。笑いがこみ上げると同時に、胸の奥から涙もこみ上げる。笑いの後にふと現実に立ち返り、何度も目頭を押さえてしまった。私も「けんロス」に陥った一人です。

合掌。志村けんさん、ありがとう、安らかにお休み下さい。
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宮前連盟も日々更新するコロナ状況に若干翻弄されている。連日状況を危惧するメールが飛び交う。みなさん周知のように、詳細は省くけれど、休校、新学期、校庭開放、部活、少年野球活動自粛期間延長、川少連大会危惧、万一大会が叶ったとしても数々の制約ありき、関係者全員の検温、時間差集合、大声応援禁止、etc...。
まだまだトンネルの先に光明は見えない。

でも暗鬱となるだけでは何も進歩がない。嘘っぱちのカラ元気でもいいじゃないか。事の重大さを己に言い聞かせ、かつ、この未曾有の状況に立ち向かうしかない。
みなさんも、この国難を乗り切っていつか、青空のもと元気に少年野球に臨めるように頑張ろう。
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