2020年6月21日日曜日

それぞれの再始動

コンピューターウィルスにかかれば、どうにか処置して最後はPCを「再起動」すればなんとかなるものだろう。しかし新型コロナウィルスに翻弄された少年野球界が「再始動」するまでには、実に長い時間を要したのだった。2週間前に活動再開となったけれど、施設開放はまだ様子見、練習場がなく遠方まで行くものの、この時季の雨に祟られやむなく中止を余儀なくされる。せっかく解禁となったのに、思うに任せず情に棹ささなくてもとかくこの世は住みにくい。先週も雨で全滅だった。

しかしなんである。今日土曜はやっと梅雨の合間の晴天、第一公園はAMQueens、PMメイツ、フレンズの割り振りでやっと活動の陽の目を見ることができたんである。
まずはQueens。
いやはやなんとも懐かしい、子らもオトナも素敵な面々とのご対面であった。フレンズもそうだがQも独自のコロナ明けの活動指針を作成している。フレンズでは自宅での検温が必須だが、Qでは思い切って部費で非接触型瞬間検温器?、正式にはなんてゆーのだろうか、TVでよく見る、ピピッと額に当ててピピッと検温しピピッと表示が出るアレを購入導入したのである。体温をチェックリストに記入して晴れて活動可能。またQ名物アイスもぐもぐタイムには、アルコール消毒スプレーを手にしたのちアイスを頂いちゃうのであった。母会長Watanabeさんはじめ、母たちには大変ご苦労かけます、ありがとうなんである。

素振りでは全員が円形体勢でやるわけだが、これはコロナでなくともソーシャルディスタンスの完成形である。密になってバットを振り回したのでは、コロナ以上に危険なことになっちゃうわけで。

QはOGやOG家族が気軽に足を運んでくれることがチームの美点であると自負する。今日も中学高校の部活がまだ活動できないせいもあり、たくさんのOG、家族がやってきた。実に素敵なことである。OGたちはほんのちょっと見ないうちに、なんか子どもから少しレディーに成長しているように思えた。


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Q会長Sohmaさんと久々に昼食をとって、午後14:30からはフレンズである。フレンズは1,2回すでに練習再開しているが、筆者的には今日が再開の再会日である。Kanedaさんとも再会し元気そうな顔を見てホッとしたのだった。それはフレンズメンバー、特に母たちも同様だったようで、皆笑顔で挨拶を交わしていたのだった。

いつも言われるように「子どもらは指導したことを1週間経つとすっかり忘れちゃう」生きものなんであるが、数ヶ月も練習から離れていたわけで、もっとボロボロかと案じ筆者が懸念していたそれは杞憂に過ぎず、思いのほか外野へかっ飛ばす本数が多く、実に頼もしく感じたのである。

QやFを見ていて思ったのは、ソーシャルディスタンスのあり方だった。なかなか蜜を避けることは容易ではない。どこに基準を置くかが難しいと思う。縛りをきつくしても野球にならないし、ゆる過ぎても看過できないし。まだしばらくは我慢の時期が続くだろう。
練習最後には先日Kaneda顧問の誕生日ということで、母マネホッシーはじめ母たちからお祝いのプレゼント。ネーム入りの素敵な贈り物であった。定年退職後フレンズひと筋20数年、御歳80ウン歳のレジェンドである。
子どもたちはコロナ太りだろうか、何人かは明らかに体重が増えたように見えたが、以外にも母たちの何人かは逆にスリムビューティーになっちゃって、ますますフレンズ美女軍団の面目躍如なんであった。

まだ正式発表ではないので、ここで詳(つまび)らかにはできないけれど、最後に連盟広報から。
コロナで中止になった大会の救済措置的代替え案、これからの大会予定、宮前試合時の行動指針etcなど、連盟も今時間のない中で情報収集、検討打合、データ作成に向けて必死に動いている。第二波の波が想定外に大きなうねりを見せれば話は違うが、このまま進めば近い将来には施設開放も緩和され、第一第四に各チームの笑顔が戻ってくることはもうすぐであろう。
※これを書いたあと、再確認したところ施設開放に関しては「学校の運営状況を見据えた上で判断する」(6/16更新川崎市教育委員会HP)とし、まだ当分は解禁は先のようである。また未確認情報であるが、7月早々には再開との話もあれば、逆に7月いっぱいは無理との情報もあり、現況は混沌としている。(6/22追記)

がんばれ川崎、がんばれ宮前少年野球。
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