いよいよ大晦日の今日、ほぼやることやって除夜の鐘を待つのみ...なんてえ年は滅多にない。大掃除にしてもメインが終わってもっとやらねばならない箇所がいくらでもあるのに、心の中で徐々に「まいっか、来年で」となって、見て見ぬふりをしちゃう今日この頃なんである。今日も設計ソフトを大枚叩いて2024年版にバージョンアップしたので、MacOSもSSDにパーティションを切って、最新OSを導入しようとしたが、思い通りにいかないのが世の常。高校サッカー観たり酒飲んだり散歩に行ったりしているうちに、「まいっか、来年で」の「まいっか症候群」が発症し、夕闇が迫る時間となった。いっそ今年最後の「晴耕雨読」的「日々雑感」を書いてしまおうか。
●断捨離「キャップ」
2,3週間ほど前に粗大ゴミなどを選別し川崎市へ連絡すると、半ば想定内だったが年内の回収はパンパンで、来年1月の予約になった。あとは出すだけなので実に「まいっか」なんである。その際に所有しているキャップ(帽子)を昔ここで紹介したが、数年ぶりに断捨離を断行。もう帽子掛けのポールが鈴鳴り状態で、被ってないキャップをしまうことにした。(まだ捨てはしない)筆者にとって外出時のキャップは必須アイテムで、靴を履くのと同じくらいの意味を持つ。会社員がネクタイを締めるのと感覚はほぼ変わらない。正直ヅラ代わりでもあるわけで。でも室内や食事の時はマナーとして必ず脱帽する。
直近の新しいキャップ。テシマデザイン事務所=TDのマークに映画ブレードランナーのフォントで作ったオリジナル。(以前も掲載)
筆者の好きなブランドの一つ「DIESEL」(ディーゼル)。あのディーゼルエンジンのディーゼルブランド。めっちゃ高いので買うことはないと思っていたが、某有名安売り店で超格安で売っていたので購入。どーせアジアのどこかのパクリ品だと覚悟していたが、帰って徹底的に調べたら、なんとディーゼル公式HPでも売っている本物だった。1万円前後するのだが筆者が買った価格は2千円弱である。どこにもMade in C国のタグはないし。本当はオレンジではなく黒か白が欲しかったのだけれど。
これは最近購入。これこそ正にパクリもんだろう。コピー商品と分かっていて購入しても、個人で使用するもので、転売目的などでない場合は法的にOK。マーク部分が刺繍ではなくプリントなので安っぽい。本国のブライトンサイトを見るとかなり高価だし日本にショップがないから、個人輸入しか方法はないらしい。流石にそこまでは...。かなり迷ったのちAmazonで購入したのがこれ。三苫愛が止まらないプレミアリーグ、ブライトンのキャップを購入したんである。実は今日の早朝も土曜に続き4:30からブライトンVSアストンヴィラ戦をU-Nextで観戦したばかり。プレミアリーグには年末も正月もないわけで。
●2024映画記録
今年は相当観た。ざっくりカウントしてみる。
AmazonPrime映画=111本、連続ドラマ=6,7本
AppleTV+=映画6本、連続ドラマ=3本
U-Next=映画12本
いやはや何たることよ。映画だけで2.8日に1本の計算になる。ドラマは1時間だけのこともあれば、3本連続で観ちゃうこともあり。しかし悲しいかな、内容を詳細に覚えている映画は少ない。観ている時間は面白くても、数週間も経てばストーリーすらボンヤリとしか思い出せない。実に情けないのだが刹那(せつな)に楽しみを見出すのも悪くない。「レッドスパロー」「プロメテウス」「インターステラー」など何度か観た映画の再見も結構ある。ハリソン・フォード「野性の呼び声」は数年ぶり二度目だが、近年の精密なCGのおかげでこういう動物とのリアルな映画が楽しめるようになった。言われなければ、徹底訓練された犬の実写かと間違うほどの素晴らしいもので、ストーリーも奇想天外の冒険譚で実に面白く素敵な映画である。大人も子どもも楽しめること間違いない。他人に自分の趣味を押し付けるのは嫌いなので、滅多にお勧め映画をお勧めしないが、これは例外。またもう一度観たいと思わせる数少ない映画だ。
昔気にはなっていたが観てないドラマで、日本でも大ヒットした米国ドラマ「ツインピークス」にチャレンジした。いや、まだエピソード途中なんである。アメリカの片田舎の何気ない日常から端を発する、異常な事件...。このシチュエーションが大好きで、他にも多く観ている。冒頭のテーマソングを聴いただけでゾクっとする空気感がある。(ちょっとシリーズが長すぎるのが頭痛の種)SFも好きなのでアマプラの「100(ハンドレッド)」もまだ途中である。ほとんどが洋画で邦画は少ない。中でも「響」「怪物」は良かった。今年なぜか今田美桜がめっちゃ好きになり「わたしの幸せな結婚」も観たがまあまあだった。数いる若いイケメン男優の中では目黒蓮が好きである。
他にも映画を書いたらキリがないのでこの辺にて終わりたい。来年はNET FLIXにも加入予定。更にブライトン三苫は週に1,2試合あるし。(寝不足で死んじゃうかも)
●東京の高校と大学
先週クライアント兼長年の友人から仕事の依頼あり、大田区の鵜の木へ行った。早く着き好天もあって打合の前に多摩川まで歩くことにした。いつもは少年野球で川崎側から見る多摩川も少し風情が違って見える。
すぐ近くに東京高校という嘘みたいな名称の歴史ある高校があった。何やら騒がしい。ははーん、ドラマか映画の撮影か。校門のところに大勢のJKたちが集まり、目の前を横切る男子生徒(たぶんタレント?アイドル?俳優)に声援を送るシーンのようだ。何台かの大型ビデオカメラと大勢のスタッフがいた。まだリハだったらしく同じシーンを繰り返していた。なんの気負いもなくiPhoneでその風景を2枚撮った。すると交通整理のスタッフがすっ飛んできて「すいません、撮影ダメなんですよ。この場で消してもらえますか」...むむ、...少しムッとした。人は誰でも他人から「ダメだ」と言われたら一瞬反発したくなるもの。法律を犯しているわけでなし、ましてや相手は20代の若者だ。しかしすぐに思い直した。これに反発することも老害と言われかねない。それに著作権も絡むだろうし、公開前に第三者にSNSなどで拡散されたら損害を被るのは制作サイドだし。筆者はこのあと友人に「近くでこんな撮影してたぞ」と見せるためだけだったのだが。ちなみに写真は遠くから撮影の邪魔にならないように、かつJKたちはこちらに背中を向けており、演者たちの顔は全く写っていない。それでも要求をしてきた相手の立場やドラマ制作サイドに思いを寄せたら、素直に消去することに同意することができた。チャラい若造が「やいジジイ、写真撮ってんじゃあねえぞ、コラあ〜」と威丈高に迫ってきたら有無を言わさず、真空飛び膝蹴りとカウンターパンチを見舞ってやるのだが(かもしれない) 一旦相手の立場になってものを考えると、世界から戦争が少しは減るかもしれない。
ここから歩いて3分くらいの友人の会社で仕事の打合を済ませ、彼の自宅駐車場まで車で移動、そのまま徒歩で大岡山駅前の町中華で「プチ忘年会」となった。そこへ行くまでには東京工業大学キャンパス内を縦断することになる。案外学生の数は少なく、一般人の往来が目立った。友人が言うには「ここの学生はその辺のボンクラ学生と違って、皆賢そうな顔をしている」のだそうだ。ボンクラと言うのも昭和の死語となった。さすがは大キャンパスである。1980年代イギリス映画に出てきそうな銀杏の黄色い絨毯。
途中こんな場所に出くわした。白いケヤキの枯れたような樹になぜか青々と葉が茂っているではないか。あ〜らフシギ。
ここで何度も書いている「視線や見る角度を変えると、違ったモノが見えてくる」と言うもの。近づいて見るとケヤキの幹と後ろの常緑樹がピタリと重なって出来た錯視効果だった。
前述の「一度相手の立場に立ってみる」と、この「視線や見る角度を変えてみる」はどこか通底していると思うのである。世界中の100個の諍い(いさかい)のうち、2,3個は減るのでは...と、未来の人類平和に期待したい。
さて今日はとうとう大晦日。暮れなずむ2024年である。ブログなどには書けないが、筆者も決して平穏ばかりの日常ではなかったこともある。「来年は良い年になりますように」なんて願うことも、この年になると飽きちゃった。良い年にするためには神頼みではなく、自分の努力と少しの運が必要なことくらいは承知の上。
手垢のついた言葉ではありますが、今年も少年野球「晴耕雨読」BLOGをご愛読いただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
にほんブログ村
少年野球ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿