2010年10月8日金曜日

スコアブックExcel集計

※検索ワード「野球・スコア・集計・エクセル」などでこの記事をご覧のみなさまへ。
下記のこの記事は2010年に書いたものですが、今でも無料でこの集計エクセルを差し上げてますので、ご苦労なさってる全国の野球スコアラーの方々、ご遠慮なくメールを下さい。出来るだけ早くデータを添付して返信いたします。
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※2016年2月記。筆者=テッシーより。
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昨年のこの時期は、まだスコアシートの集計を本気でやってなかったと思う。今年はすでに85%くらいは手書きで終わっている。これまで何度かスコアブックの写真入りでここで紹介した。(右アーカイブ「チームをめぐる仕事と遊び」にいくつか掲載)

そろそろデータの入力にかかろう.....と、思う。
そろそろデータの入力にかからなきゃ.....と、考え中。
いい加減データの入力にかかれよ!.....と、もう一人のコワイ自分に叱られる。

昨年オリジナルで作ったExcelの集計表。オリジナルといっても前任者からもらったExcelの項目を打率などは自動計算できるようにし、色をつけてビジュアル的に改良したものだ。ネットで調べるとスコアブックの記入そのものをパソコンでやるものもある。グランドでつけたシートを見ながら、今度はパソコンで同じ内容を入力するようだ。それで年間の数々の集計は自動的にやっちゃうらしい。去年それを発見して一瞬食指が動いたが、これだとグランドで書いた手書きのスコアブックがなんか結果的に紙クズになっちゃうようで、スコアブックが可哀想だからやめた。他にもネットのオンライン上のソフトに入力するものや、HPと一体型になったものまで結構いろいろあった。でも結局は手作りオリジナルのコレに落ち着いた。カラーも好きに出来るしね。
集計項目はスコアブックの圧倒的シェアを誇る「成美堂出版」の項目に、長打率と出塁率を加えたシンプルなもの。このページの他には、6年生だけの入部から卒業までの生涯(?)打撃成績や、投手成績、対戦チームとの成績比較、年間全試合のスコアボードなど、Excel一個のファイルに盛りだくさん。
こんなんで良ければ全国のスコアラーの方、無料スコア集計ソフトを探してる方には、バンバン差し上げたいくらいだ。(メールを下さればいつでも!)
写真は2009年のパソコン上の打撃成績表と投手成績表のショット。飛び飛びの黄色い部分は各項目での最優秀の数字を表している。12月には6年生を送る会で恒例の各賞を子どもたちにあげるのが楽しみである。
ん? おお〜...。
そろそろデータの入力にかかろう.....と、思いつつ、今日もブログで夜も更けてゆくのであった。


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2010年10月7日木曜日

カブッてる?

カブッてる?...ヅラの話ではない(^^)
だいぶ前の朝日新聞、社会面の4コマ漫画。有名な漫画家の人気連載だった。しかしある日掲載された漫画の内容が、以前描いたものと4コマ分全く同じものだったことが判明し、大騒ぎ(?)になったことがあった。後日の本人によるコメントは、暑さでボーッとしていて、知らぬ間に同じ漫画を描いてしまったようです...とのことだった。ネタ切れによる確信犯ではないらしい。十分あり得る話だなあと、その時は思ったものである。むしろ新聞の編集者の責任を問うべきだと思った。

反面教師。最近このブログもテーマを決めてからいざ書く前に「あれ?この話は以前書いたことあったような、ないような...」と思うようになったのである。書く前に以前のブログ記事をさかのぼり、重複してないかどーか検証なんかしてられないし。筆者はまだ2年に満たないけれど、もう何年もやってるベテランブロガーの方たちは何百何千という記事を書いているわけで、どうしているのだろうか。「今」の旬の話だけ日記的に書くのなら問題ないけど、過去の経験談やら、想い出話などはカブッて書いちゃうこともあるのではないだろうか。

今日横浜へ行くバスの中で携帯の中の写真を整理してみた。いらないものを削除したりしてるうちに、アレこの写真は昔ブログに載せたかいな?むむ、これはどーかなあ?などと思い始めた。コレたぶん載せてないと思うので、うちのネコの写真を掲載しちゃおう。(あとで過去の掲載写真調べてみるけど)宮崎駿の「魔女の宅急便」に出て来る黒ネコの「ジジ」とのツーショット写真。あれはヤマトの宅急便が全面的にスポンサーだったので、「黒ネコ」キャラをを意図的に物語に入れたのだろう。"宅急便"というのも固有名詞だしね。
なぜかそのジジが家にあったので、うちの「ぴあの」と一緒に写真に収めてみたらこんなふうな絵が撮れた次第。
ちなみに今年3月にブログに書いたうちのネコの話はコレ↓↓↓
(テキスト部分をクリックでリンクしてます)
「ぴあの」と続編「ぴあの2」
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2010年10月6日水曜日

職質「聞く」と「訊く」

以前にも、運動不足解消のため近くの公園へたまに散歩することは書いた。果たしてその程度の歩行距離で、どれほどの運動不足解消の一助になるのかどうかは怪しいとお思いでしょうけど、少なくとも筆者にとっては効果はあるのである。気分転換という意味でも全然違うわけですね。頭の中のモヤモヤがスッキリするんである。台風一過の東京に、抜けるような青空が出現するような...ってほどでもないけど。

今日も夕方久しぶりにT公園へブラリ。こんな時には普段あまり連絡してない友人や先輩に電話してみる。3人目と電話中に、目の前をどこかで見たことがある子どもがボールを追いかけて行った。むむむ、ウチのチームのOBの子だった。
「おうっ、元気か!」「ハイッ!こんにちは。久しぶりですっ!」
少年野球コーチをやっていて嬉しいと思える瞬間のひとつだ。
だけど...もうそろそろ暗くなってくる頃だ。自転車での帰りに警官から職務質問とかに遭わねばいいが....。

職務質問。略して「職質」。このお話を2題。
今年の春ごろ、ちょっと遠くのBOOK OFFへ本を買いにママチャリで出撃。交差点で左右確認した時に、遠くで原チャリに乗った警官が目の端に映る。そのままペダルをこいでいるとほどなくして、後ろからバイクが急接近してくる気配。(...奴さん来やがったな...)とひとりごちていたら案の定、先ほどの警官だった。業務上の警官としての義務だから仕方ない、つき合ってやっか。
「持ち主は誰なの?」「私です」
「あなたが購入したものなの?」「いや、買ったのは家内ですが」
「どこで買ったの?」.....(んなもん、知らねえよ!と言いたかったがグッと抑えて)
何やら彼の眼の奥にキラ〜ンと光るものが見えた気がした。
無線での照会やらなんやら一通りのやり取りを経たのち無事解放。
その間現場を通りすぎるオバチャンたちには訝(いぶか)しげな目を向けられ、どうにもやり場のない気分の悪い思いをさせられたけど、しょうがないか。20代くらいの若い人で初対面の明らかに年上の者に対して、タメグチ口調で話してくるのにはムッとしたが、オトナの対応で許してやろう。それにしても俺を後ろから追っかけて来た時のバイクのスピードを想像するに、君、間違いなくアレはスピード違反だぞっ。

「職質」もうひとつ。
息子が大学在学中の話。高校時代からバイトをしていた焼肉屋。自宅からかなり遠いので原チャリで通っていた。ある晩、バイトが終わり仲間とワイワイやってさて帰る段になったが、バイクが故障、どうしてもエンジンがかからない。仕方ないので歩いて帰るハメに。夜中の2時頃だ。自宅まで徒歩で1時間は下らない。疲れた身体でとぼとぼ歩いていたらドブ川に朽ち果てたような自転車が投げ棄てられていた。「おっしゃあ!やったね!」と息子はルンルン気分でサビサビドロドロ自転車をギ〜コギコ。
自宅到着寸前で「職質」にあっちゃったのである、不運にも。
駅前の交番へ連行されて事情聴取開始。警官の質問に息子が答え、それを警官が用紙に記録する。最後に、警官が書いたその書面のとおりにそれを直筆で所定の別用紙に書き写せとの指示。
息子は慎重に汚い字で書き写して行く。アイツは親に似ず、字がヘタなのである。キーボードはブラインドタッチが出来ちゃうのに。全部書き上げてから警官がチェック。ところがここを書き直せとの命令...。
「......私は警察官にこの自転車はあなたのものか、と聞かれました。」
これは警官が書いた最初の文章。息子はその文を見ながら気を利かせて、
「......私は警察官にこの自転車はあなたのものか、と訊かれました。」
と漢字を正しく書き換えたらしい。
これをどうしても俺の書いたとおりに書き直せというわけだ。間違った漢字に。
「いやあ、あのお〜、でも〜、漢字はこれが正しいかと...」と抵抗しようとしたが無駄だなと判断した息子は言われるまま間違い字に書き直したそうである。
ゴミ同然の廃棄物を有効再利用して、地球に優しいエコ活動をした結果(?)これで前科一犯だ。でも息子も私も呼び出しをくらった家内も、今となっては笑い話でいい経験になったと思っている。

決して日本の警察官を揶揄するつもりは毛頭ない。むしろ市民のために頑張っている警察官には頭の下がる思いだし、過去にお世話になった感じのいいおまわりさんも知っている。でもこの話のように、「役人仕事」というコトバがあるけど、ニッポンのお役人にはもう少し柔軟なアタマを持ってほしいものだ。
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2010年10月3日日曜日

有馬神明社 輝く神輿

天高く有馬肥ゆる秋...?  馬肥ゆる秋!
秋晴れの今日は午前中ヤボ用でモタモタし、やっとバッグを担ぎ帽子をかぶり、シューズの紐に手をかけたら、遠くから懐かしい音が風に乗ってやってきた。
有馬神明社のお祭りの日だ。一年前もブログを書いていたのを想い出す。
有馬神明社お祭り
あわてて窓から写真を撮り、グランドへ向かいながら間近でアップの写真も数カット。う〜ん、やっぱり金色に輝く神輿は美しい。うしろには可愛いお神輿が追随。担ぎ手はお隣りチームの有馬子ども会野球部の子どもたちだ。みんな元気で楽しそう。川腰代表に挨拶し、有馬川沿いにグランドへ向かう。
午後からは練習試合。平葉ツインズ戦。一試合目は5回までとし、2試合目は低学年中心のチーム編成でやった。
なにしろ半分以上は1年生〜4年生だ。スタメンを発表しても自分の守備位置が今ひとつわからない子。何度も打順を確かめにスコアラーに聞きに来る子。塁に出てもリードを50cmしかとれない子。頭のはるか上空を通過するボール球を必死に打とうとして空振りする子。スコアラーの筆者がひそかに期待していたのは、攻守交代の時にうっかりヘルメットをかぶったまま守備位置につくことだったが、さすがに今日はいなかった、残念。
4回表には5年生Ryuunosukeがマウンドへ。Otsuboコーチの推薦だ。筆者は最初半信半疑だったが、これが予想外にイイ。フォームが安定していること。球が真っすぐに伸びること。そして何よりもストライクが取れることだ。ストライクを投げてヒットを打たれるのは、四死球連発してランナーを出すよりもよっぽどいい。投げている時の眼は輝いていたぞっ。相手チーム打者も低学年なので、力の差があったことを度外視したとしても、打者6人に対して5奪三振、1投邪飛は特筆ものだった。この気持ちを大事に頑張ってほしい。
1試合目のベストプレイヤーは2打点のNabe。
2試合目のBPはチビッコ全員にあげたいところだが、上記理由によりRyuunosukeが初受賞だ。
また、メチャ楽しかったのは...サードに大抜擢された1年生のShougo。ランナー3塁の時に、塁に足をつけてグラブをピッチャー方向に向け、いつ牽制球がきてもOKの構え。なかなか決まってるじゃん、いいぞ。ランナーが一歩、二歩リードをとる。つられてShougoも一歩、二歩ランナーと一緒に横へピタリ。更に三歩四歩リード。Shougoもくっついて行く。グラブはピッチャーに照準を合わせたままだ。気がつけば3塁ベースははるか後方2,3メートルうしろ。Shougoは牽制をもらう構えのままどんどんホームベースへ近づいて...ココロの中で大爆笑!もっと見ていたかったので、注意するのをためらったほどだった(^^)
これだから小さい子の野球は楽しい。
エラーしようが三振しようが構わない。思いっきり元気よく、ますます野球が好きになってくれたらそれでいい。野球に限らずスポーツを始める原点はここにあると思うから。
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2010年10月1日金曜日

旧友と酒と...外は雨(続編)




昨日の続きです...
おでん屋を出てみるとやはりまだ雨は降っていた。男4人は最初に目に入った地下のバーへ。これがなかなかのいい雰囲気。細長いカウンターだけの年季の入ったバーである。野郎どもはそれぞれ好き勝手な酒を注文。俺はこういう店ではオーダーはほとんど決まっているので、すぐにハーパーのオンザロックスをダブルで頼んだ。シングルだとすぐに空になってしまうから。
こうして再会の夜は第2ラウンド。このブログの記述は先のおでん屋での話と前後するけれども....

ナオトは今や某銀行の山形県某市支店長。山形のスポーツ振興のための個人的ボランティアグループ(?)に入っており、中井川先輩も同じグループ。それで今回は千葉国体の選手の応援に来たんだという。
先輩の名刺をもらってびっくり。Jリーグ山形モンテディオのなんとゼネラルマネージャーだ。前任者で初代GMであった人物は俺の山形南高校時代のサッカー部の金村先生。以前からそれは知っていたが、今その後継者GMが中学の先輩だったとは驚いた。
先輩風を一切吹かせることのない、朴訥で気さくな氏の語るところによれば...
電気メーカーの山形NECに就職し、会社のクラブチーム起ち上げに関わり、それが前身となって今のJリーグJ2に登録。前述山形モンテディオの誕生だ。金村先生が退任し少しGM不在のブランクののち、2年前にいきなり中井川さんがGMに抜擢される。新生モンテディオの中枢を担うことになった彼は新監督の招聘から選手の年俸まで管理することに。GM就任後にチームは念願のJ1昇格を果たす。
今でも全国全試合チームに随行しているそうだ。
俺はつい先ほど聞いた中学時代のキャプテンシーを想い出した。

同級生や先輩などと会えば、当然話に花が咲くのは他の友人たちの消息。
上京して郷里から離れて暮らしている俺はもっぱら聞き手になり、数人の友人たちの「今」を楽しく聞いていた。
こんな時気になるのは....みなさんにも経験ありますよね?....好きだったコの消息である。Sさんだ。中学時代その女の子にコクハクしたがふられた。それでも3年間ずっと好きだった。先輩やナオトの話を聞いていると、ほろ苦い想い出が胸の中を満たし始める。結婚して男の子が二人いる家庭を築いているということは以前から知っていた。幸せに暮らしていることを願っていたが、今回旧友から聞かされた彼女の消息は意外なものだった....

マスターに2杯目を作ってもらったはずなのに、気がつけばグラスは氷だけになっていた。最後はサッカー選手なら平気な男同士のハグをして別れた。
久しぶりに旨くて楽しい酒が呑めた。皆に感謝。

終電を気にしながらバーから出てみると、やはり...外は雨だった。
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