2011年2月3日木曜日

活字中毒者のなれの果て

活字中毒者のなれの果て...と言ってしまってはおこがましい。
真の活字中毒者はほとんどビョーキだからだ。小生はそう断言出来るほど自分に自信がない。しかしながら活字を見るとウットリ涎を垂らしながらつい読んでしまいたくなる。
活字中毒者というより小説中毒者といったほうが正解なのかも。

「1Q84」の村上春樹のことは去年書いた。
ハルキニストの末席に加えてもらえれば本望である。とにかく村上春樹が好きだ。村上春樹については小生なんぞには迂闊に書けないくらい奥深い。
本が溜まりすぎてBOOKOFFに持ち込んだことは何度かあるけど、村上春樹だけは手放せないで持っている。読む本に困窮すると昔買った本を再読するのだけれど、決まって読むのは村上春樹の「国境の南、太陽の西」。再再読読もう何度目だろうか。電車の行き帰り今も読んでいる。「1Q84」の「天吾と青豆」は、とりもなおさず「国境の南、太陽の西」の「僕と島本さん」の延長線にあったのだ。小学校の時に手をつないだ男女の気持ちのゆらぎを、シチュエーションとテーマを変えて筆を執ったもの。
小生も今と昔の自分にオーバーラップして行間に想いを走らせる。
たまらんですね。絶対こんな主人公にはなれないと思えば思うほど、その反動でこんな男になりたいという想いがつのる。
「全てを失ってもいいから今のキミといっしょにいたいと僕は思う」
....。

結婚以来、夫婦の誕生日にはお互いに自分で考えたプレゼントを買って贈るのが恒例だった。(ここ最近はないけどね^^)
以前ある年に配偶者が訊いてきた。「どうせなら欲しいものを言ってよ」
小生は本のブックカバーを所望した。安ものでいいけれど、出来れば布やビニルじゃなく革製品のやつをと。2,000円もあればいい。
配偶者が買ってきたのはブランド物の6,000円の黒革のブックカバー。
今となっては爪のあとが無数にくっきり刻まれた。爪痕の数だけ本を読んだことになる。
前回ブログの「現行ヘルメット」じゃないけど、新品や新しいものだけがいいとは限らない。新しいものには逆立ちしてもかなわないものがひとつある。歴史の重みというものだ。刻まれたひとつひとつのキズの深さに、それぞれの想いがあるに違いない。

すんません、今日は勢いで「本」のことを脈絡もなく書いてしまった(^^)/~

2011年1月30日日曜日

畳と女房は...

昨晩冷たいベッドにもぐり込んだのはAM3:00。
サッカー中継を観てあんな感動的ゲームを見せてもらったのだから、寝不足にも悔いはない。
今日は午前の練習試合にだけ顔を出し今年初のスコアラーをやった。
寒いのと寝不足と仕事のことで頭を支配され、思うように試合中声が出なかった。
対戦相手は同じFマークのフォルコンズさん。
いつもの面々。主審はTadaさん、ヘッドのFukumotoコーチ。そして...
試合後Komatsu監督のことを人づてに聞いた。......自分の年齢から人ごととは思えない。
Komatsuさん頑張って下さい。

ちょっと失敗談。
試合途中あまりの寒さに、スコアブックを抱えベンチを脱走し、日なたのある別世界へ逃避行した。しばらく陽光を浴びながら体内ソーラーバッテリーに充電完了。
日陰のベンチに戻る時、望遠レンズの一眼レフを構えたスリムなお母さんがいた。うちのFujisawa母さんだ。ちょっと羨ましかったので声をかけた。
「おお〜、いいカメラ持ってんじゃん!」
.....反応がない。
ん、よくよく顔を見たら.....相手チームのお母さんだった(^^)
途中からサブスコアラーInoue(ミ)へバトンタッチ。

昨年8月ヘルメを新調しようという話が出て、今日やっと実現。
畳と女房は新しいのがいい....という言葉があるけど、ヘルメットも同じ。
ピカピカのヘルメほど見ていて気持ちいいものはない。
真夏に汗だくになって帰宅し、冷たいシャワーを浴びたあとのように。
年季の入ったヘルメも捨てがたいけどね。
このデザインのヘルメを見るたびに、スターウォーズのダースベーダーや帝国軍兵士のストームトルーパーを連想するのは私だけだろうか。

午後は自宅で再び仕事。
連盟記念誌のデザインをやらねばなあ....。

AM2:30最高の瞬間

おとなしく寝ようと思ったら.....
サッカー、なんちゅう展開。
リー・タダナリの決勝点の狙いすましたボレーシュート!!!
サッカーやっていた中学高校のあの頃の、自分の一番やりたいシュートがこれ。
ロスタイム1分!
ホイッスル!.......最高!
思わず嬉し泣き。
もう当分寝れないよ。
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つらいこと、悲しいこと

今、アジアカップ決勝戦後半を観ながら書いてます。サッカーを観ながらブログを書くなんて、不届き千万、サッカーファンの風上にも置けません。心臓バクバク状態。TVとキーボードとディスプレイと、首を三角にカクカクしながら。

実はワタクシ1月4日に会社に入った。長年のフリーの生活から転じて。店舗のデザイン設計部。東京都心部のとある会社。
朝は早いし、夜は遅いし、土曜日曜もままならない。生活ペースがガラリと変わった。
まあ、それはいいとしても、このブログを書く時間がないのがつらい。
時間がなければ長文をやめて、短い文章で書こうかな。
先ほどまで会社の仕事で図面を描いていたけどサッカーが始まったので0:00に強制終了。
野球連盟の記念誌の仕事も手つかずで進められない。
フレンズでもここ一、二週間で大きな心労あり。
配偶者の田舎の両親の年齢による不安で家内は帰省。
固定資産税の支払いと、確定申告のデータ入力の遅れ。
更に...寿命の近づいた飼い猫の「ぴあの」の急激な身体の衰え。
ぴあの
ぴあの.2
ひとつもいいことない。
でも、そんなことって人生いっぱいあるのだろう。
今までも、これからも。

頑張らなきゃね...。

おお、今サッカーがまた延長戦に突入だ。こうなるともうフィジカルの差が勝敗を決する展開。
ブログUPして延長戦を観て寝よう。
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2011年1月27日木曜日

欣喜雀躍(^^)

昨日の興奮さめやらぬうちに、サッカーの続編、追記。
タイトルに「奇跡そして歓喜」と銘打ったのはサッカーファンならピンときたはず。
「ドーハの悲劇」...サッカーファンならずとも耳にしたことのあるであろう有名なフレーズ。
「マイアミの奇跡」...あのブラジルに勝利した時。
「ジョホーバルの歓喜」...ワールドカップ出場決定の瞬間。
今となってはワールドカップ出場は当たり前(実は紙一重)になってるけれど、こんな経緯を経て今がある。
飽くまで私見だけど、サッカー大国イタリアから地の果て極東のニッポンにやって来たザッケローニは、おそらく半信半疑で飛行機に乗ったに違いない。しかし、国際Aマッチを数試合指揮して、今の彼の胸の内には何か世界と戦える確信めいたものが生じつつあるはずだ。
...と、少なくともザックではない私は思っている。それが昨日のゲームだった。

「ドーハの悲劇」から随分長い時間が過ぎたけれど、やっと欣喜雀躍出来たことが嬉しい。「快勝と惨敗」が隣り合わせの危ういJAPANに代わりはないけれど、少なくとも1キロ先じゃなく、100メートル先に光明が見えた気がする。
ヒデ---俊輔---本田...とキーマンの変遷があった。ヒデと本田はよく似ている。私は俊輔タイプ。彼のプレースタイルが好きだから。でも今のJAPANは本田がこれからのキーマンになり、ニッポンを牽引していって欲しいと思う。私が言わなくても彼本人が一番よく自覚してると思うけどね(^^)
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