2025年8月5日火曜日

「こんばんは、朝山家です」

 
またしてもTV番組のことを書くブログ。滅多にTVドラマは見ないけど、近年筆者の好きなドラマは「半沢直樹」「最後から二番目の恋」「不適切にもほどがある」「VIVANT」「地面師たち」etc...。どれも共通するのが秀逸な会話劇であり、セリフの端々にセンスの良さが滲み出ている。もちろんストーリーも面白いのは言うまでもない。そして現在は朝ドラの「あんぱん」にぞっこんなわけで。アンパンマンの作者やなせたかしとその奥さんのノブの物語。今田美桜見たさに何気に見始めたら止まらなくなり、今では毎朝が楽しみで仕方ない。NHKの朝ドラを見るなんて何十年も前の「雲のじゅうたん」以来だろうか。

さて本題。筆者がインスタを始めて数か月経つ。少年野球や女子野球関連をフォローしフォローされて、この世には実に多くの女子野球チームのインスタがあることに改めて気づいたのだった。先日その中のひとつ「神奈川アイリス」さんを何気に見ていたら、「ドラマの撮影に協力しました」と言うコメントがあった。※アイリスさんのインスタよりスクショ。

ちなみに神奈川アイリスは(敬称略)高校生以上の女性を対象とした軟式野球チーム、姉妹チームに神奈川クラブがあり、これは中学女子を対象としたチームで、アイリスと一緒に活動している。Queensにも案内チラシが何度か配布されたりしている。フレンズOGのLicoは有中部活主将と同時にアイリス(当時中学生)にも所属し、更にヤマユリ主将として全国大会にも出場している。更に三年前2022年女子高校野球横浜隼人で甲子園優勝まで上り詰めた輝かしい経歴を持つ。今年フレンズOBから2名甲子園球児を輩出したが、Licoはいわば甲子園の大先輩なわけである。

その「神奈川アイリス」さんに誘発されてTV番組をちょっと覗いてみることにした。この時点ではさほど興味があったわけではないが、TVerでテレ朝の第四話を観た。「こんばんは、朝山家です」と言う番組で、演者の女子高生が野球好きでチームに所属しており、劇中で野球のシーンがあった。あらま、どこかで見たような記憶が...。おお、シスタージャビットで何度か日野ドリームズさんと試合をした「万願寺中央公園」球場じゃあありませんか。昨年の最強Queensがサヨナラゲーム勝利を演じた場所だった。TVの場面と似たようなカットをドラマとリアル3セット並べてみる。三塁側打席ベンチ、センター外野、得点板。

ところがである。ドラマを見ているうちに野球云々はどこかへ消え去り、ドラマの内容に魅了されるようになった。これは面白い、実にオモシロイ。筆者の好きな秀逸な会話劇。内容は「キレる妻、残念な夫」と言うキャッチフレーズのホームドラマだが、脚本家がほぼ自分のことを書いた内容で、劇中でも脚本家(兼監督)本人をそのままドラマ化しているんである。「強い妻と弱い夫」というステレオタイプなドラマ・映画はよくあるパターンだし、リアリティーを追求した言い回しや役者の演技も多い中、これはめっちゃリアルなんである。中村アンと小澤征悦の仲が良いのか悪いのかよく分からない夫婦、超反抗期の野球好きJK、自閉スペクトラム症で不登校の小学生男子。彼らの演技もリアルでセリフの言い回しも最高に素晴らしい。「上手い役者がリアルな演技」をしても、どうしても「上手い役者がリアルな演技」をしている感が出てしまい、結局役者の芝居を見せられている自分がいることに気づく。しかし中村アン始めその他の役者も演技を超えて、本当に目の前で家族が会話してるのを覗き込んでいるような錯覚に陥るくらいだ。

内容は驚天動地・変幻自在・千変万化・急転直下・獅子奮迅・七転八起・一攫千金...的な展開は全くなく、むしろ結構地味なのだが、胸に手を当てれば誰にでも通じる家族像や夫婦関係が想起されるのだ。調べると中村アンがやたら怒ってばかりで、当初視聴率もかなり低かったらしいが、それでも自分自身の我が身にハマる人が続出してるらしい。筆者的にはこれは実にリアルで面白いドラマである。TVerで1話から3話までもう観ちゃったんである。例えば...。

ある日、野球は好きだがチームメイトにシカトされて、野球に行きたくないと強烈にゴネる娘。この件で妻の中村アンが夫の小澤征悦に言う。

中村「あたしはねえ、本人が野球行きたくないなら無理していかなくてもいいって思うの」

小澤「いやあ、だってさあ、せっかく野球は好きなんだし、選抜にだって入ったんだしさ、そんなイジメはこっちから無視して頑張りゃあいいと思うのよ、俺は」

中村「何言ってんのよあんたは。一回も野球見に来たことないくせに」

小澤「俺だってこう見えて忙しいのよ」

中村「どーせ暇さえありゃあエゴサーチばっかしてるくせに」

小澤「はあ?毎朝みんなの弁当作ってるよお、俺」

中村「アタシだってねえ、野球の親との連絡とか面倒なことぜーんぶやってんのよ!」

娘「もういい!食欲無くした」

と言って娘は乱暴に食卓を立ち、自分の部屋に駆け込む。ドアがバタンと大きな音をたたて閉じられる...。

...記憶でセリフを思い出し書いているので若干間違いあるかもだが、こんな感じで全編展開する。しかし悲壮感はなくむしろ楽しく面白い。筆者は女子野球に関わっているから余計に興味津々である。もし良かったらご覧あれ。筆者の拙筆(せっぴつ)ではこのドラマの良さを100%表現できないが、近年稀に見る面白いドラマだと思う。

日曜夜10:15テレビ朝日にて放映。

「こんばんは、朝山家です」※画像テレ朝HPより

8月16日からいよいよ25-26サッカープレミアリーグ開幕。見事に時間帯が被るので、ドラマはTVerにて翌日のお楽しみなんである。

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2025年7月28日月曜日

デザインと料理

 
昨日の日曜日、我らがボス、宮少連会長松井さんがTV出演したんである。こんな時はブログで告知してもリアルタイムのスピード感はインスタには勝てないと思い、インスタで当日すぐにアップしたのだが皆さんご覧になっただろうか。見逃した人はTVerもあるし。

会長のTV取材はこれが初めてではなく、昨年(?)とかも出ているわけで、いずれも川崎の有名なトマト農家としての取材だった。今回はテレ朝の「相葉マナブ」のワンコーナー。この番組初めて観た。連盟関係者なら知っているが、トマト農家なのに相反することを口走らなければ良いがと、内心ハラハラ...でもちょっと期待もあったりして観ていたのだった。ところが会長は冒頭で早々に画面からハケてしまい、代わりに息子さんが登場。ニコニコで楽しいキャラの息子さんが「これ農家あるあるなんですが、実は生のトマトは嫌い」の爆弾発言しちゃって、大笑いだった。実に親子のDNAを感じたものであった。これを「農家あるある」と言い切った息子さんに対して、出演者の一人が言い切った「俺たち相当な数の農家さんとロケしましたが、そんな農家あるある聞いたことないっすよ」...これでまた爆笑だった。松井会長の名言を思い出す。「トマトは●●るものではなく、●るものだ」

全体通して息子さんの奥様と、会長の奥様と亀ヶ谷夫人の女性三人がトマト料理を指南して番組は進む展開となった。亀ヶ谷さんのショップは第一公園から徒歩5分ほどのところにある。連盟関係者も時折利用するんである。

料理紹介の中で、「トマトの塩昆布あえ冷製パスタ」は今度やってみようと思うのだった。筆者TVなどで簡単なレシピに、ちょっとした工夫を凝らした料理とか見ると、すぐ試したくなる性癖の持ち主である。

数年前あるTV番組のコピーをYouTube(?)で見た。サンドイッチマン伊達氏が、素人の子どもが考えた「絶品塩ラーメン」を食べて、めちゃくちゃ旨そうだったんである。丼に塩+鶏がらスープ+鰹出汁の素を各小さじ一杯ずつ入れ、更に柚子胡椒を多めに投入し熱湯で溶く。ここで味見をして濃さを調整。そこに茹でた麺を入れ、青ネギパラパラ、黒胡椒をガリガリふりかける。たったこれだけでOK。以来筆者何度も作って食べている。実にあっさりなのに深くて美味いのである。もしかしたらこれに、水煮アサリと穂先メンマと多めの三つ葉をどっさり乗せればなお良いかもしれない。青ネギを白髪ネギにしてもまた一興だ。

近いうちに昼食に「トマトの塩昆布あえ冷製パスタ」を作ってみようと思う今日この頃なんであった。細かいレシピは失念しても構わない、適当に作りながら自分でアレンジしちゃうわけで。

昔から思うけれど、料理とデザインは、白紙の状態からいろんなアイテムを組み合わせて、何かを生み出すという観点でよく似ていると考えている。しかし決定的な違いがある。デザインは足し算した後に一旦完成後、余計な贅肉を削いでいきブラッシュアップできるが、料理は足し算はできるが、引き算が出来ない世界なんである。くれぐれも味が濃すぎないように心しなければいけない。

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2025年7月27日日曜日

「勝った!」の報がLINEに5連発

 昨日今日のグループLINEやネット情報に、たくさんの嬉しい「勝った!」の報が溢れていた。それらを全部ここで書くにはあまりに多くて混乱しちゃうほどである。とりも直さずまずは本題である少年野球から。

●秋季大会予選リーグ フォルコンズVSフレンズ

さて秋季大会も自主運営で各小学校グランドなどで続々と開催され、連盟ALL・LINEに結果報告がなされる今日この頃ではある。筆者は今日Fの試合にて第四へ。いつもの詳報ではなくざっくりといきたい。

初回FA無得点のあとその裏FRは早速打線が繋がり4点を先制する。

主審は連盟からOhtsukaさん。他1,2,3塁審は両軍から父たちが担う。

なかなかFRの投手を攻略できないFA打線、反してFRは更に2回裏猛攻を再開。トップからの打線は6番まで一人のDBを挟んで二塁打3連続を含む5本の長短打で一挙5点を追加し、0:9と試合を大方決定づける展開となった。

最後はこの日3の3となるTerukiのタイムリーで0:10xのコールドで幕となった。

さてこのブログ執筆はいつもは、1ブログ投稿執筆画面+2写真フォルダ画面+3スコアシート画面の3画面を広げて書くんであるが、今回はこれに加えて+4バルセロナVSヴィッセル神戸のサッカーフレンドマッチのDAZNライブ中継画面も開いて書いている。サッカーファン以外は知らないと思うが、今回ちょっとした国際的な契約不履行事件があって、窮地を救ったのは楽天三木谷氏だった。三木谷さんの株は爆上がりとなったんである。筆者的には昨年の三苫薫ブライトンのジャパンツアー観戦が懐かしい。三苫薫の去就についてはまた別の機会に。バルセロナじゃなくもしブライトンだったら、ブログは明日に追いやって完全にライブだけに集中していたに違いない。それにしても4画面を広げてサッカー中継を観ながら少年野球ブログを書くなんて、ナポレオン・ボナパルトかアルベルト・アインシュタインになった気分である。

さて、冒頭の「勝った!」の件。

まずはレッパの子ども会川崎市本大会@等々力、まずは危なげなく「勝った!」の報が連盟役員LINEに飛び込む。更に大師での岩井杯連合宮前クラブの「勝った!」が続く。しかもスコアは両試合ともに7:0の完封勝利。更に高校球児となったフレンズ39期OBの青藍泰斗のTsukasaが栃木県大会決勝で、あの作新学院を倒し見事優勝、甲子園の切符を手にした。これも「勝った!」の知らせがフレンズOB・LINEへ届いた。更におお!何と言うことでしょう、筆者が第4にいるとき、西東京大会にてフレンズOB、Hideakiの日大三高が準決勝同点で迎えた9回裏、劇的サヨナラ2ランで勝って、最後の決勝戦に進出し「勝った!」なんである。火曜の決勝に勝てばフレンズOB二人同時に甲子園となるわけで。二人とも筆者がフレンズ在籍の頃の子どもたちなので、なんとも実に感慨深いものがある。第四でのF試合中、Hideakiの試合結果を知らせにきたNakamura母は、もう感無量で目には溢れんばかりの涙を浮かべて興奮の極みだった。すでに大阪のホテルを一週間予約したらしい(?)フレンズ出身者が甲子園に行ったのは、これで5,6人(?)になるはず。今日の秋季リーグFも含めて「勝った!」を数えれば、実に5個にも上る快挙であった。特にフレンズOB・LINEはTsukasa、Hideakiへ「おめでとう!」の嵐でお祭り状態だった。

最後にフレンズOB・LINEに上がったHideakiの先の準々決勝でのホームランのYahoo!ニュース画像と、昔山中湖合宿当時の大飯(おおめし)を食らう小学生当時の写真(※出典Natsuki母)を転載。比較対象すれば、また楽し。(^-^)

※宮少連松井会長のTV出演のブログも加筆するつもりだったが、次回に譲りたい。

2025年7月25日金曜日

盆踊り大会と全国大会

 有馬中央公園の伐採された切り株に、セミの抜け殻ふたつ。てっぺんには妙な蜂のようなまたはデカい蚊のような、変な虫も俺と対峙してじっとみていた。

ここで何度か書いているけれど、筆者はフリーランスで終日Macに向かって仕事をしているので、運動不足は否めないわけで。昔エコノミー症候群的な症状が出て大いに焦ったことがある。それ以来真夏の炎天下でも極寒の冬でも、1時間くらいの外出を心がけている。それでも全然歩行距離は足りない。仕事が忙しい時はつい、2日間ほどこもりきりになると、ややもすると足がむくんで酷いことになるんである。運動不足だけが原因ではないようだ。当然加齢による血流の停滞や、新陳代謝の低下や、タバコや飲酒の生活習慣も重なってのことだろう。昨日ネットで調べてみた。年齢性別から始まり細かな症状や生活習慣、既往症、服用している薬など、詳細で膨大な質問事項に回答すると、最後に推定される病名がはじき出される。筆者は肝硬変、エコノミー症候群、または糖尿病の疑いあり、とのことだった。ちょっと自覚しているだけに、...やんなきゃ良かった。

いつも大体行く場所は2,3カ所の公園と決まっていて、メインは有馬中央公園である。今年も夏の名物「有馬盆踊り大会」が迫ってきた。今月20日日曜朝第一公園へ行く前に撮った写真。盆踊りの櫓が建設開始の日だった。20日(日曜)

翌日の散歩にも撮った。空調機付き作業着を着た職人たちが、和気藹々と手慣れた手順で鋼管パイプをカランコロン、黙々と組み上げる。21日(月曜)

櫓の上に切り妻の屋根も上棟された。22日(火曜)

水曜は仕事でパス。今は浅草の老舗ホテル改装と、品川インターシティー飲食店、船橋の結婚相談所の3件設計が同時進行中。翌日は提灯や出店のテントも設置。24日(木曜)

そして今日金曜である。気温は35度、クラクラするくらいの炎天下を足を引き摺りながら公園へ。ルーティンのひと通りのストレッチをやって広場に目を向けると、出店(でみせ)の出店者などが準備をしていた。そーなんである。今日と明日の二日間が盆踊り大会である。これを書いている今が盆踊りの真っ最中なわけで。夕方浴衣を着た家族連れが公園へ行く姿があった。地元の子供達にとっては楽しい夏休みの始まりだ。進路が変わって顔を見なくなった中高生にとっては、久々に旧知を温める同窓会的な出会いもある。

さてもう一発。今朝のタウンニュースの記事に宮少連関連が2題掲載。今週のTNは珍しくいつもの倍の8ページ構成。まずは会長杯優勝のレッパの記事。レッパが余裕で逃げ切るかと思われた終盤、モンタの素晴らしい猛追が記憶に新しい。

ページを繰(く)ると今度はQueens、YuiとShihoの写真がドドンと目に飛び込んできた。女子学童野球、神奈川代表YAMAYURIのセレクションに通った二人である。8ページ構成だけあって、しっかりと深掘りした内容で書かれている。今大会は8月に岡山倉敷で全国大会が開催される。神奈川代表レッパのプライドジャパンと共に、この女子野球Queensの二人も神奈川代表として是非頑張って、小学生最後の夏を全力で楽しんできてほしい。

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