2018年7月2日月曜日

「89」

急がねばならない。23時からブラジルVSメキシコ、そしてAM3時からいよいよベルギー戦なんであった。今日はさほど忙しくなかったので、たっぷり仮眠をとってから深夜徹夜を目指すつもりだったのに、30分ほどしか眠れなかった。この状況で朝5時まで持つんだろうか...持つんですこれが。だってワールドカップだもの。ただし明日、いや明日どころか数日間は頭がボーッとしちゃってたまらんことになるのは覚悟の上だわいな。しかし金曜までには体調を正常値に戻しておきたい。何故って?金曜深夜3時には日本とブラジルの準々決勝が待っているからだ。あるいはもしかしたら...。私に電話がかかってきて、代表メンバーに緊急招集のオファーがあった時のために、私は寝不足を解消しておかねばならないんである。

という妄想はさておき、土曜のQueensブログ。ブログというより写真集的な。
話はそれるけれど、とても感銘を受けた話がある。長年ブログを書いてて良かったと思えるような。久々有馬小へ行ってNatsu母に聞かされた話。Natsu母とは前回ブログ登場のOhmoriオヤジの愛妻なんである。世の中にこれほど「似た者夫婦」があろうかというほど、がっつりキャラかぶりの夫婦。しかもイケメンとイイ女のカップル。(なっちゃんに言わせれば「イケメン」には異論があるだろうが)。いつも明るく周りの人たちを元気にしてくれる夫妻なんである。そのなっちゃんが言っていたのだった。昔の小生の「晴耕雨読」を読み返すと今は高校生になった息子Hiroの小さい頃の話が書いてあって、その頃の写真も載っていてとても懐かしく思い起こせるのだと。そんな話を聞いて思ったのだった。各家庭で写真は撮る。ビデオ動画も撮る。我が子の思い出の記録になる。でもブログには写真だけではなくその時代その時の文章も添えてあるから、当時の記憶がもっと鮮明に蘇るのではないかと。文章が添えてあることで平板な写真に少しでも奥行きが与えられたら本望である。反面、だからこそ、思慮深く自分の意識せぬうちに人を傷つける文章を書いてはいけないと、己に言い聞かせるのだった。しかしそれがために「晴耕雨読らしさ」が失われてはつまらないし。そのバランスはある意味綱渡り的な部分があって、若干神経が疲弊しちゃう時もある。

さて我がQueensブログなんであった。サッカーW杯が間近に迫っているので簡潔に写真中心に。バーズBとの練習試合なんである。


この日はどえらく晴天でくっきりスッキリの写真が撮れた。撮れ高バッチリなんであった。主将ユリッチが三塁線ギリの鋭い打球が僅差でファウルの判定。主審Rinaオヤジは毅然とした大声で叫んだ「ファウル!ファウル!」しかしその後、小さな声で呟いたのだった「...惜しいなあ」両軍ベンチがドッと湧いたのは言うまでもない。VARを要求しても良いくらいの惜しい当たりであった。


バーズ、Queens全員の写真は無理なので許されたし。他意はなく写真的に良いと思ったカットを粛々とアップしちゃうわけで。



宮前公式戦でのフレンズの試合ではFの帽子をかぶり撮影。なるべく本部席には近づかないように心掛けている。いちフレンズのコーチとして徘徊しているわけだから。反して、フレンズ以外の試合では連盟広報の立場から連盟帽子に被り直し、堂々と本部席にも出入りする。既得権益。しかしだからと言ってバックネット裏からの撮影は己に禁じている。なぜか?投手にはネット裏の風景はほとんど見えないと思うけれど、天候や日光の加減では透けて見えることもあるはず。そんな時レンズがこっちを向いているのを発見したらどうだろうか。全く気にしない選手もいれば、集中力を欠く子もいるだろう。なので第四あたりではネットからだいぶ離れて撮ることはたまにあっても、第一公園でネット裏からはカメラを構えないようにしている。(偉そうに書いたけれどプロ野球じゃないから、少年野球では当たり前のことですね)
しかーし、なんである。投手を正面から撮ってみたいと思うのは少年野球写真好きのあるあるなんではないだろうか。それが出来るのは気心の知れた相手チームとの練習試合だけである。初めて対戦するようなチームの場合は、マナーとして断りが必要だろう。
Q対Bなんである。目立たぬように投手を正面から撮った。うーむ、良いではないか。

バーズ背番号を見て驚いた。Kaiなんぞは89番である。以前オレンジ大会で東京ドーム横の球場でやった相手チームは40から50番台くらいまであって、さすが東京、人口密度が違うわいと驚いたことがあった。T記者はKawataさんに取材しバーズの秘密に迫った。これはセカンドユニフォームで練習試合や宮前以外の試合限定で作ったのだそうだ。子どもに好きな背番号を第三候補まで書かせて決定したんだそうである。ちなみにKaiの89番は「野球」に由来しているそうな。遊び心溢れるアイディアなんであった。

良い写真の続きを。

「もぐもぐタイム」は今年の流行語大賞候補になったけれど、予想通り今は昔、今昔物語。しかしQueensでは未だ健在なんである。アイスだったりお菓子だったり。この日はDaiちゃんの奥さんからの差し入れで山形のさくらんぼや、OBYamaguchi母からの果物だった。実に美味かったのだった。

丘の上の峠の茶屋ではYoshikawa夫妻とUeshima父、Satokoちゃんたちがオトナの談笑タイム。みんな実に、実に、本当に良い笑顔だった。

※ああ、今回も簡単にブログ書くぞと宣言しておきながら、やはりこの長文の「ていたらく」なんであった。書いてるうちにフツフツと文章が湧いてきてつい留まることを知らない状況に陥るのだった。ほとんどビョーキなんであった。
さてブラジル戦が始まるぞ。その次はサムライブルーの魂の躍動が待っている。

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2018年7月1日日曜日

虹のスプリンクラー

久々に週末は仕事を休めたわけで。土曜の午前フレンズはあざみ野へ遠征の練習試合だったけれど、パスしちゃって第一公園のQueensへ。午後になって久しぶりに有馬小スタジアムへ行ったのだった。体育館の長期工事が入っており、グランドの1/3に近い面積がつぶれていたのだった。昔阪神淡路や東北の大震災後、全国の公立校の耐震工事が義務付けられ、校舎の耐震工事が入った時も不自由な思いをしたものだったけれど、今回も我慢の時である。工期は来年3月まで。それまではここでの試合は諦めなくちゃなんであった。かろうじて普段とは逆方向へ本塁を設置し狭いながらもフリーバッティングは出来るものの、例えばAkiなどが長打を放てば校舎の窓ガラス直撃弾も十分あり得るわけで。この日の練習では女子のRikoが鋭い打球を何発もフェンス近くへ運んでいた。そー言えば大昔、打球で校舎のガラスを割った子がいた。学校には申し訳ないが子供の長打力にちょっと「爽快感」を感じてしまったものだった。更にそー言えばとっても大昔、信じられないくらいの大昔、筆者が中学生の時だった。サッカーの部活でシュート練習をしていた時に校舎の階段の窓を割ってしまって、たまたま通りかかった女子生徒に軽い怪我をさせてしまったことがある。あの日に帰って、もう一度謝罪したいとこの年になって思うのだった。

オトナ子ども問わずチームのムードメーカーであり、毎週マネージャーとして様々な手配を担当し、またスコアラー部長としてもスコアラーの担当を決めているOhmoriオヤジ。瞬時に返すギャグは天下一品のキレがあり、周囲を笑いに包む高度なスキル保持者なのだ。フレンズにとっては何にも代えがたい希少価値の貴重な人材なんである。レアメタルのようなもので、中国に売り飛ばせば高値で取引出来るだろうか(^-^)
その彼がグランドにスプリンクラーを作動させた。最初は気づかなかったのだが、何度目かに見事な虹が出現したのだった。スプリンクラーで散水すれば必ず見れるわけではないのに、この時は実に綺麗に現れたんである。

シュンシュンシュンシュン....。
スプリンクラーの放水の移動に伴って虹のカーテンが降りてくる。時系列に従って左から右へ徐々に大きくそして広く。二本の放物線が交差した時、虹のカーテンは完璧なものになった。かつてなんどもスプリンクラーの虹は見たけれど、こんな素敵な光景は初めてだった。
放水を止めた時、一瞬で虹も消え去る。
儚(はかな)い夏の日の光景だった。
明日は仕事中のBGMにiTunesで山下達郎の「スプリンクラー」を聴きながら仕事しようか。「さよなら夏の日」は8月の終わりに聴きたい曲だ。今はまだ夏が始まったばかり。
※今日曜23時。ロシアVSスペイン戦が始まったので筆を置く。Qのブログはまた後日。


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こんな試合が観たかった

少年野球ブログでサッカーの話を書くのはいかがなものか?
いいんですか?...
...いいんです!
だって4年に一度の血湧き肉躍るW杯なんですもの。

日本のGL(グループリーグ)第3戦、ポーランド戦については国内外から酷評の嵐を受けている。その気持ちすんごくよく分かる。筆者もリアルタイムで観ていて忸怩たる思いでTVを観ていた。でもそれはイチ観戦者の目線である。あそこでなんでFWではなく長谷部を投入したのかと我が目を疑ったのだった。しかし代表や西野監督に思いを寄せてみよう。あそこで前線に前がかりで仕掛けて、ポーランドにカウンターから追加点を奪われたら万事休す。この試合に勝つことよりも真の目的を鑑みれば、GL突破し決勝Tに行くことだ。確率的に最良のリスクマネジメントを選択したのだと思う。セネガルが一点入れればこれは最悪の選択となって、もっと酷評されたに違いない。その全てを背負っての西野監督の決断。もしイエローの数で勝敗を決めることに異議があるなら、それはFIFAのルール策定を見直すべきで、日本が悪いわけではない。サッカーは「結果が全て」とよく言われる...。それに準ずれば、結果終わってみればちゃんと決勝Tへ行けたじゃん。もう一方のリスクを犯して点を取りに行った時に果たして同点ゴールをあの時間帯で取れただろうか。むしろカウンターからの失点の可能性の方が大きいとの判断があったのではないか。ポーランドとの利害も一致していたから相手も無理に攻め込んでは来なかった。
海外のメディアは酷評だ。しかしあなたの国がもし同じ場面でリスクを侵して点を取りにいき、結果決勝Tに行けなかったらどう思うのか。手のひら返して「あの時時間を稼ぐ戦法があったはずだ」と、報じるに違いない。
もちろん筆者だって最後の望みを捨てずにアグレッシブに同点ゴールを目指して欲しかったとは思う。それで結果負けても良いではないかと、今でも思うことはある。(いや負けてはやはりいかんわい)しかし代表メンバーにしてみれば、この試合の勝敗よりも、最低限の目標の次のステージに行くにはどうすべきか。それには一番リスクの少ない選択肢を選んだのだった。ただしセネガル次第ではもっと火に油を注ぐことになり、究極のギャンブルではあった。
西野監督は後日選手らに「最後に不本意な試合をさせてしまって申し訳ない」と頭を下げたそうだ。しかし選手たちは監督の采配に異を唱える者はいなかったと想像する。むしろ「そこまで点を取れずに監督に苦渋の選択をさせてしまった我々の方が申し訳ない」と言った選手もいたと言う。監督と選手が一枚岩となったと思うのだった。
これを最強得点ベルギー戦での戦いで勝利すれば、マスコミの評価は一転するだろう。「ジャパンのあのGLの選択は間違っていなかった」と。そう言わしめるためにもベルギー戦が大いに楽しみなんであった。

さて今AM01:30。決勝トーナメントのフランスVSアルゼンチンを観終わった。
素晴らしい試合を見せてもらった。こんな試合が観たかったんである。試合会場は9割がアルゼンチンサポーター。ふと思った。観戦に来るには一人数十万の出費があるはず。アルゼンチンってそんなに経済的に豊かだっけ?と思ってしまったんである。富裕層が大挙して押し寄せたのだろうか。国内経済は決して豊かではないと思うのだけれど、筆者が間違っているのかもしれない。
メッシには頑張って欲しい。先の試合で最後に見せてくれた背後からのロングボールを正確無比の膝トラップで神的シュート。ゴールよりもあの膝トラップに惚れ惚れしちゃったんである。加えて「貧しい家庭に生まれて...それでも夢を掴んだ伝説の英雄」的なストーリーにも弱いんである。
しかし最後のW杯となるであろうメッシはここを去ることになった。
(翌朝知ったけれど、ポルトガルも敗退しC・ロナウドのプレーも見られなくなった)

対してフランス。19歳エムバペのなんと素晴らしいことか。ライオンの追撃を軽々とかわして逃げ切るカモシカのようなドリブル。彼の脚には見えないターボエンジンが装備されているかのようだ。この選手のプレーをもっと観たいと思えば、フランスに勝って欲しいと願う自分がいる。しかし反面、メッシの真骨頂のプレーももう一度観たいと思えばアルゼンチンに勝って欲しいし、なんとも致し返しであった。
フランスで目を引く選手がいた。ちっちゃい選手、エンゴロ・カンテ。なんと168cmの選手で強豪フランス代表にスタメン出場。同僚ジルーが言ったそうだ「ピッチには12人の選手がいる」カンテのその小さいながらの働きを評価するうまい言葉だった。
宮前少年野球にも野球大好き小僧がいっぱいいるけれど、中でも小柄でも本当に素晴らしい子が何人もいるのを歴代見てきた。フレンズでもそんな身長差をものともしない素晴らしい選手が何人かいた。体幹の強さ、瞬発力、持って生まれた野球センス。野球もサッカーも好きな筆者はそんな子らに、このカンテの大舞台での活躍を見せてあげたいと思うのだった。野球小僧にも通底する、実に愛される顔をしているではないか。こんな選手も応援したくなるわけで。
※以下画像はネットから引用。

ベルギーVS日本戦は7月2日の深夜3時。(正確には日本時間3日AM3時)
まだまだこの楽しみを先に維持してくれた日本代表チームに感謝。
オマケ。
アルゼンチンの監督の頭には親愛の情を感じる私。丸い頭のつんつるてん。
マラドーナ的キャラに通ずるなんとも愛嬌のあるオヤジである。

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2018年6月29日金曜日

決勝T進出!!!

かろうじて、
かろうじて、
首の皮一枚で決勝トーナメント進出決定!
得失点差の勝ち負けのシステムは理解していたものの、
フェアプレーポイントって、一体、なんじゃそりゃ?そんなん聞いとらんぞ。

勝てると思っても結果勝てない試合ってあるものだ。
根拠のある自信と共に、
強豪ポーランド相手に絶対勝つと信じて、臨んだ最終試合。

最後はストレスの溜まるボール回しの展開にイラだったけれど、
何はともあれ、とにかくこれがサッカーW杯。
4年に一度のW杯。
楽しみがもう少し先まで延長されたことに感謝したい。

がんばれ、ニッポン!

筆者はこの日のために普段は発泡酒に甘んじているのに、
特別にエビスビールを購入し、
ジャック・ダニエルのオンザロックスも片手に、
サムライブルーのユニフォームに身を包み、
HONDAのプライベートジェットでロシアへ飛んだのだった。

ストレスたっぷりのポーランド戦はもう忘れよう。
前を向いていざ、決勝トーナメントへ!
もう少し悪くない寝不足の日々が続きそうだ。
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2018年6月28日木曜日

パスの精度

深夜01:15。
マジか!
ドイツ!
優勝候補がまさかのグループリーグ敗退!
しかも韓国に!下克上にもほどがあるだろっ!
最後の2失点目はバカみたいな失点。
前半戦からこれがドイツ?と言うような戦いぶり。
これなら今の日本だって勝てると思ったほどのレベルの低さだった。
パスとシュートの精度。
がっかり。
失望と絶望、ドイツの決勝トーナメントの戦いを観たかったのに、何だよ!
勝った韓国を褒めるよりもドイツの戦いぶりが非難されるだろうと思う。
あ〜あ...。

それはともかく、明日はいよいよニッポン。
今日21時ころ仕事を終えてクライアントに図面データを送った。
メールの最後に添えた文面。
「....因みに明日木曜夜は、HONDAのプライベートジェットでロシアへ観戦に行くので、仕事出来ません。よって次回図面アップは日曜か月曜朝の予定になります」
気心の知れたサッカーファンのクライアント担当者からほどなくして返信あり。
「了解しました。私もTeshimaさんのプライベートジェットに便乗したいのですが、明日は杉並区で観戦する予定です(^-^)」

くう〜!明日は勝つぞ〜!(^-^)
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