2019年9月22日日曜日

二律背反的な

本題の前に関係ない写真でお茶を濁す算段の「晴耕雨読」なんである。
だいぶ前台風上陸前日の午後、不穏な空模様を撮ってみた。ちなみに筆者、面白いもの、奇妙なもの、不可思議なもの、綺麗なもの、可愛いもの、感動したもの、に出くわすとムッシュームラムラと、写真に納めたくなるのである。仕事をしながら窓外にふと目をやると妙な色合いの雲たちがむっくりむくむく、胸の底からムラムラと撮りたい衝動。

その日の夕刻、暮れなずむ街に青とピンクの絶妙なグラデーションがたゆたう。

先日39LINEに山形の十五夜の満月がアップされた。ちなみに十六夜と書いて「いざよい」と読む。それではと筆者もベランダに出てカメラを構えてみる。この3枚全て同時刻に撮ったものであるが、それぞれに撮影モードを変えての撮影である。露出やシャッタースピードや絞りが変わっただけで、月夜の表情はまるで別物となる。二律背反的な。カント的哲学用語なのでうまく意味を説明できないけれど。

....
さて本題なんである。先週フレンズの川少連大会の壮行会が開催。場所はお馴染み近所のファミレス。2015全国大会時のOB二人が来てくれた。ShohgoとKyohsuke。まるでやんちゃ坊主代表と優等生代表のような風貌の二人であった。二律背反的な。

では順繰り下の学年から。学年ごとのスピーチだが人選に他意はない。笑顔がある一番良い画をチョイス。


他意や故意はないとは言え、6年生で入部し、なかなか試合出場機会がないRikuは写真が少ないわけで。なので特別ソロで撮影。フレンズきってのイケメンである。
「他意や故意」をカタカナで書くと「タイやコイ」となるではないか。更にこれを漢字に書き直せば、あーら不思議「鯛や鯉」になっちゃうじゃん!「晴耕雨読」的オモシロ三段論法である。

主将副将の3名。男女混合、見た目は三者三様で面白い。

主将Akiの笑顔をフラッシュを焚いて撮影。フラッシュを使用するとクッキリハッキリの写真になるが、反面陰影が濃くなり、ドラマチックな雰囲気に欠けることになる。前出の撮影モードによって変わる月の画と同じである。二律背反的な。

場内活写。筆者ドローンに乗って場内を低空飛行してみる。

なっちゃんが職場のユニフォームのポロシャツで来た。筆者は昨年Amazonで購入したポロシャツで行った。あれま、なんということでしょう!全く同じメーカーのピンクポロなんであった。昔懐かしいほぼ死語となった「ペアルック」の一枚。二律背反的な。

下の写真は、朝の通勤通学ラッシュ時に階段を駆けのぼる女子高生を、下からニンマリ眺めるオヤジではない。フレンズ関係者は=(爆笑)であろう。

下の写真は、その昔一世を風靡したケミストリー川端が、10年後旅館の朝飯を食べるサングラス姿ではない。(笑)

これも壮行会で勝手に恒例にしちゃった、フレンズ有馬美女軍団である。これまで何年間で何十枚の美人妻たちを激写して来たのだろう。Queensでもそうである。それぞれの時代で、それぞれの素敵な笑顔を向けてくれた、陰になり日向になりチームを支えてくれる、そんな彼女たちが愛おしいのであった。
こちらもフラッシュアリとナシで2枚。写真の出来不出来は筆者に責任があるが、被写体のそれは筆者に責任はないので、悪しからずなんである(^-^)やはり1枚目のナシバージョンが自然で良いではないか。2枚目はアリバージョン、光が均一に行き渡るためフラットな画になる。女子選手も招き入れての大女子会となった。二律背反的な。「明と暗」と書けば読んで字の如しであるが、転じてカタカナで書けば「メイとアン」となり、まるで欧米の優れた小作品映画のタイトルみたいになるから不思議である。二律背反的な。しつこいかな。

最後の集合写真。これも何枚溜まったことだろうか。
川崎初戦の相手はいきなりの強豪であるけれど、勝利を誓って一体となった。

お開き後、外に流れ出て妙なワンショット。
決してコンビニ前でタムロする、不良少年と不良青年と不良ジジイの集団ではない。

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2019年9月18日水曜日

俺たちの仲間だよ

公私ともに忙しいと言うのはこのことだろうか。先週は「公」では新宿某百貨店リニュアル計画の図面に追いまくられて、「私」では火曜「福田市長との懇親会」木曜「山形3年9組関東支部同窓会」土曜「40th記念誌チームMtg」日曜「フレンズ40th実行委員会からの、父母会、さらに川少連大会壮行会」があり、あっという間の一週間であった。一瞬で通り過ぎた台風のような。ちなみに「一瞬」とは一回まばたきをする間と言う意味。まばたきを漢字で書くと「瞬き」なんである。こんなふうに記憶すれば漢検2級も夢ではない。「モーリス持てばスーパースターも夢ではない」我々年代なら懐かしいラジオCMである。かまやつひろしだっけ。

月曜祝日も夜まで仕事して、今日も夕方の締め切りまでなんとか間に合わせ、さてブログ書くかと思いきや記念誌チーム母から怒涛の質疑LINEがきた。広告制作は確かに素人には難しいから仕方ない。筆者長文になるときはiPhoneではなく同期してあるMac版でLINEでパソコンで応酬する。すると同時に別の40thチーム母からもOB住所不明に関する要件でLINEがくる。二人へ交互にキーボードを叩きまくり、A母へ送信、既読、返信、B母へ送信、既読、返信、A母へ送信、既読、返信....。みんなフレンズ40thへ向けてチームの為に頑張っているのである。感謝。

やっと落ち着いたので今回ブログなんである。
その前に過日山形の愛称「社長」ことNaotoから、山形名物「巨大鍋芋煮会」の朝の準備風景写真がアップされた。高校時代に馬見ヶ崎川で芋煮会をやった記憶が胸に立ち昇る。屋外で食すアレは実に美味い。マジで美味いんである。

やっと本題、前出木曜「山形一中3年9組関東支部ささやかな同窓会」
場所は街の灯りがキレイねブルーライトヨコハマである。あるいは、横浜たそがれホテルの小部屋の横浜なんであった。ただし同窓会はホテルではなく某居酒屋の小部屋なんである。ヨコハマは若い頃から何度も行ってるけれど、いつ行ってもなぜか気分が良いものである。待ち合わせは横浜モアーズ。ここにも若い頃のほろ甘い積年の想い出がある。

山形で銀行役員となったNaotoが研修で上京したついでに「んだらば、同窓会すんなねべ」と嬉しい提案にて実現。メンバーはヤロコ3名ヘナコ2名の計5名。(※都会にお住いの読者諸氏にはヤロコとヘナコの方言の意味は推して知るべし。)
女子たちからは「殿方様にささやかな贈り物でえ〜す」と、ハンカチをもらったんである。その心意気、気持ちが嬉しい。彼女たちとは筆者は中学以来会ってないので実に46年ぶりの再会なわけで。バレー部とテニス部だった頃の彼女たちの姿が脳裏に蘇る。当然紺のブルマとギャザーのついたヒラヒラの白いスコートなのは、読者貴兄ならご理解いただけるだろう。

遅れてこれまたIT系の会社を立ち上げて大学でも教鞭を取っている(講師)愛称「教授」のAitaもやってきた。
ますます盛り上がるワケで。この写真たちはリアルタイムで「39LINE」にもアップする。すると待ち構えている山形の同級生女子たちからコメント続々。
「Aitaくん、顔デカっ」「めっちゃ楽しそう!」とかとか、とかとか、東京特許とか局。ん?

この日出かける少し前に閃いたことがあった。39関東支部長としての企画である。急いでNaotoにも知られぬように関東の他メンバーに個別LINE。ある御祝品をワリカンで皆快諾なんであった。早めに横浜へ行き横浜高島屋でこれを購入。通称ヨコタカ。花びらやアクセサリー的な金属片をガラスの中に封入したもので、中央には時計が埋め込まれている。この時計を外して付属のロウソクを埋め込む事もでき、可愛いキャンドルにもなる。その時間を見れば18時の待ち合わせまであと15分しかない。
これは山形で今夏新装オープンした愛称「じ君」ことKohji君の洋菓子店へのお祝いの品なんである。バスケ部の超イケメン、渡辺謙なんである。ブログ読者の全世界のみなさま、日本へおいでの際は是非山形の洋菓子店パティスリー新生「ミキヤ」をよろしくなんである。その美味しさたるや舌の肥えた39メンバーの折り紙つきだから、鬼に金棒なワケで。自家製パンも好評で休日ともなると長蛇の列らしい。
我々関東支部会はこれをNaotoに託して、山形へ持って行ってもらおうと画策しちゃったのであった。

笑いと涙の関東支部会は時間が瞬く間にすぎてゆく。笑いは社長の話術と下ネタ炸裂。際どい下ネタにもゲランゲラン笑って大らかに受け止める女子たち。筆者の中学時代の「サッカー部室からの壁一枚隔てた女子部室着替え覗き事件簿」の告白は、青春時代のチューボー男子あるあるなんであるが、後日Naotoが事も無げにあっけなく39LINEに暴露しちゃう。

39のみならず、皆さんにも大なり小なり胸に手を当てれば、人にはそれぞれいろんな人生がある。たとえ外見は明るく振舞っていても、心の中にくすぶる小さな炎や煙は誰にだってあるものだろう。その炎の大小は人によって差があるけれど。かく言う筆者とて人には言えない、心の闇に立ち昇る煙はいまだにくすぶり続けているわけで。
それぞれの人生に真摯に向き合うチカラもまた、人それぞれ。そのチカラを持っている人を私は尊敬する。

.....閑話休題。さて。
さて、さて、さては南京玉すだれ的にお開きとなった。実に楽しいプチ同窓会であった。
飲食店ビルを辞して階下に降り、もう一度集合写真を撮った。社長が呼び込みのあんちゃんに頼んで速攻カシャリ。

次回はまた東京か山形で会おうぜと言って別れたのだった。
39〜サンキュー!

....
後日談である。
翌日社長Naotoは山形への帰路につき新幹線車中の人となる。いつでも良いと言ったのだが、彼は山形到着後そのままじ君のミキヤまで直行し、開店祝いを速攻で手渡してくれたのだった。彼のこういうパワフルな行動力が、銀行役員にまで上り詰めた一つの要因だろう。
「記念品贈呈式終わったべ」と、39LINEにアップ。
持つべきは友。かまやつひろしは「下駄を鳴らして奴が来る〜、腰に手ぬぐいぶら下げて〜」だったが、Naotoは「地面を揺らして奴が来る〜、ポケットに汗拭きタオル忍ばせて〜」である。我が良き友よ。

そして筆者も含めて人生いろいろのキミ。
キミはひとりじゃない。俺たち山形の仲間がいるから、少しだけでもココロが楽になってくれたらいいな。

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2019年9月12日木曜日

「最幸のまち」

昨日10日は宮前区少年野球連盟会長、Matsuiさんの発案で開催される懇親会があったんである。今年で2回目、ほぼ高齢化、じゃなかった恒例化の様相を呈してきたんである。
さてただの懇親会ではない。個人情報ウンヌンカンヌンカンヌ映画祭、世知辛いこのご時世、長年このブログでは自主規制として人名はフルネームは避けて、かつローマ字表記にしてあるのだけれど、こと有名人や公人は別である。公人ほど名前が世に出るのはむしろ栄誉だろうう。公人中の公人である川崎市長、福田紀彦さんをお招きしての懇親会なんであった。筆者はMatsui会長からお誘いをいただき、連盟広報(非公式だけど公認)として参加。
それらしくお堅く名付ければ「福田市長を囲む会」とか「市民団体との意見交換会」とかになるんであろうけれど、これはあくまで福田さんのプライベートな和気藹々の懇親会なんである。とは言えしっかりMatsui会長から公園整備のお願いなども聞いていただいているんである。

福田さんは宮前区長沢の出身である。フレンズスタッフの何人かとも仕事上の繋がりがあったり、故前副会長Kasaharaさんや審判Katsugeさんとも交流があったり。またQueensの10th記念誌制作の時も寄稿文を寄せていただいたりもした。今回はSatoh総監を通じてフレンズ40th記念誌にも寄稿文を快諾いただいてるわけで、筆者としてもお礼のご挨拶をしたわけである。参考までにと10年前のモノクロ30th記念誌も手渡ししたりもした。

今でこそマスコミに喧伝されることも少なくなったが、かつて神奈川県では川崎が「待機児童」が400数十名と一番多く、それを就任一年後には公約通りゼロにした功績は、川崎市民にとっては記憶に新しい。新聞かネットニュースで知った記憶があるが「やったね福田さん!」とココロで小さく快哉を叫んだものだった。他にも小児医療費の無償化や中学校給食など数えればキリがない。

筆者の個人的な印象は、これほどウラのない屈託無い笑顔をお持ちの行政の長を知らないというもの。TVなどで垣間見る胡散臭い政治家などは、TVカメラを向けると仏頂面から一転し途端に作ったような「ビジネス笑顔」になるのが透けて見えて、実に辟易するものであるが、福田さんの笑顔は心根が現れるような、周囲を自然に和ませるイイ男の笑顔である。高校大学をアメリカで過ごし、すでに高校三年の時にあることをきっかけに政治家を目指そうと決意したのである。青年の志を今まさに体現している川崎市長福田さんなんであった。
五木寛之著「青年よ荒野をめざせ」的に言えば、かつての青年が川崎という荒野を、肥沃で豊かな地に改革しているのである。

そんな福田さんを囲んで連盟会長、副会長のMatsuiさんとOgasawaraさんのスリーショットをiPhoneでズキュンと狙撃してみる。連盟重鎮の二人である。まるで習字半紙の上下にズシリと老いた、じゃない置いた、重鎮ならぬデカイ文鎮のように。

すると後ろから秘書の方が気を利かせてくれて筆者も一緒にどーぞということになり、狙撃手交代しズキュン。白い半紙に置いた重厚な二つの文鎮、それを上から照らすLED電球のように光り輝く頭の筆者であった。

場所は先日QのMurataさんを囲む退職祝いの会をやった、溝の口丸井のJA焼肉屋さん。
最後はみんなでハイチーズ的、川崎宮前男だらけの集合写真。

お帰りはこちら。ペッパーくんがお見送り。「アリガトウゴザイマシタ」

丸井を出て昨年も撮ったらしい場所でさらに集合写真。酒臭いオッサンどもがワラワラ並んでいると、状況を察してFujisawaさんが近くにいた若い女子に声をかけ、スマホを渡し撮ってもらうことに。その機を見るに敏、風林火山、電光石火のごとく何のためらいもなく女子に声をかける所業を見て思った。さてはFujisawaさん、若い頃の経験値でナンパに慣れているのだなと。オヌシやるのう。(はい、もちろん「個人の見解です」)

今ブログ編集しながらハタと気づいた。
この市長を囲んだ野郎どものバックの丸井の外壁には、奇しくもというか偶然にも「川崎のシンボルマーク」が燦然と輝いていたのだった。しかもど真ん中に。こんな偶然ってあるんだね(^-^)

福田さんが標榜する「最幸のまち」川崎と「少年野球最強のまち」宮前。いやいや、やはり最強よりもそれ以前に「ひとが暮らす最幸のまち」宮前になって欲しいものである。

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