2021年2月2日火曜日

山形「鬼滅の刃無限列車」

 前回からの続編なんである。日曜はフレンズ体験会(ティーボール)開催。今年から正式に幼稚園児や小さい子を対象に「ジュニアフレンズ」というカテゴリーを発足。月間スケジュールにジュニアを定期的に組み込んで活動することになった。野球の楽しさを広く知ってもらうことはもちろんだが、将来のフレンズ戦士の育成ももちろん視野に入れての企画である。毎年ギリでやっているが、ここでなんども書いているように、勝ち負けよりもまずは「人」である。会社でも同じだ。売り上げをあげて利潤を追求するには、まずは社員=「人」がいないことには話にならないわけで。

ガッツリピーカン晴天の下(もと)、6,7家庭が参加してくれた。まことに嬉しいことである。

Nakamura、Maeda両父コーチ主導で楽しく和気藹々と時間が過ぎてゆく。

最後は軽く試合形式で。父母も子どもに混じって参加。西有馬の入り口には2015年高円宮賜杯全国大会に出場時のノボリが風にはためいていた。筆者のデザイン制作であるが、あの時の苦労と楽しさが胸に蘇る。

既報の通りiPhone12Proに機種変しちゃったからには、嬉しげに動画も撮ってみたいわけで。以前の7ではこーも綺麗には撮れなかったはず。せっかくなので動画もアップ。

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例によってこのあと横浜牛久保公園へ赤カブの舵を切り、エコノミークラス症候群予防のためにガッツリ散歩運動。いつきてもこの種類の違うカモ二羽が仲良く寄り添っているんである。おそらく夫婦なのだろうと思う。片方がスイスイ水面を進むと、すぐに片方が慌てて付いて行く。人間界で言えば、カナダ人のオトコと日本人のオンナが結婚したように。QueensOGのSachiko父母、ジェフとエミー元気にしてるだろうか。

水面ではカモたちがスイスイ浮かんでいるその下で、巨大な鯉がズングリむっくりゆったりと泳いでいたのだった。まるで日米合同のイージス艦隊と、ロシア原潜がニアミスしたかのように。

徳生公園の池を見晴るかすと、水面(みなも)のさざ波に陽光が反射して、びっくりするくらいキラキラ輝いていた。「冬の宝石」Part2であった。動画にて。

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さて話は変わって最後に素敵な写真を。

「鬼滅の刃」の社会現象的大ブームは周知の通り。筆者は昨年Amazonプライムでアニメ全巻を観た。勧善懲悪に加えて敵役である鬼の悲しい心の内側をも描いて、実に日本人の琴線に触れるストーリー、これに加えてアニメとは思えないような丹念に描かれた映像の精密さに圧倒された。しかし映画「無限列車」を観に行くほど若くはないわけで。ブレードランナーの続編は独りで喜び勇んで観に行ったけれど。

今日久々に「山形39グループLINE」が賑わった。昨日今日「晴耕雨読」を読んだ人のために解説すると、これは筆者の中学時代の同級生LINEなんである。当時のクラス約40名のうち半数近くの18名が参加。既読スルーも多いけれど筆者にとっては望郷の念を禁じ得ない、素敵なツールなんである。Noriちゃんという女子から山形の「鬼滅の刃無限列車」の写真がアップロードされた。彼女は中学時代吹奏楽部で、今は音楽教室の先生をやっている。真夏の山形花笠踊りでは見事な激しいダンスのパフォーマンスを繰り広げ、実にアグレッシブな62歳女子だ。筆者なら5分で熱中症と腰痛とでぶっ倒れるだろう。

山形の「鬼滅の刃無限列車」とは。映画と同じ型式のSLが山形の第二公園に保存されている。筆者が高校生の頃から既にあったように記憶する。駅前のホテルを右折した先にあったはずだ。鬼滅にちなんで山形市行政をあげて、無限列車を再現しちゃったらしい。鬼が嫌うという藤棚までLEDで再現。全国あちこちに「鬼滅の刃」の聖地なるブームがあるが、山形のこれも聖地の一つである。仮にこれが東京の渋谷宮下公園の上に出来たなら、全国から物凄い数のファンが押し寄せたに違いない。鬼滅、機密、気密、「三密」になることは火を見るよりも明らかだ。

以下、Noriちゃんに承諾を得て掲載。雪の白に夜景の青白さが映えて、実にバエちゃっている、綺麗なショット。

コロナで気が滅入ることばかりだが、....?おお、気が滅入るって、「気滅」じゃないか。

それはともかく、気が滅入ることばかりばかりでない。山形39LINEでは時候の挨拶から始まって、コロナで窮地に陥った仲間の、お互いの身の上を案じ、気遣いと励ましの言葉が溢れている。むしろコロナで郷里の互いの絆が深まったように感じて、一人しんみり嬉しくなっちゃう今日この頃なのだった。

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2021年2月1日月曜日

キラリ冬の宝石

 土日も仕事だったけれど、数時間ならまいっか、てなわけで、まずは土曜は午前だけQueensへ。今日日曜も午前フレンズへ行き、昼は味噌ラーメン+餃子をはむはむし、ついでに近くの横浜牛久保公園で散歩運動不足解消、すぐに帰宅し仕事に戻り、夕方クライアントへデータ送信。

土曜も実に快晴だった。山形の友たちは雪に埋もれて暮らしているというのに。第一公園では久々に会長Sohmaさんの元気そうな顔があった。Satoh監督、Mochidaヘッドコーチらの根気強いコーチングには、いつ来ても頭が下がる思い。連盟Satohさんとも今季の春季大会の予定談義や、新設なった外野フェンスの検分。

昨年からQueensの新しいホームページを着々と準備。担当はWatanabe父。沖縄に赴任している息子さんにリモートでHP作成を頼み、父はOGとなった今年だが、Watanabeさんが管理運営をしてもらえることになった。実に嬉しいことである。卒団してもチームのために力を貸してもらえることは、本当に素晴らしいことだ。筆者もフレンズを卒業してからOBコーチとなり、そーゆーOBコーチスタッフが実に少ないのを、目の当たりにして20数年過ごして来たわけで。もっともフレンズは総監督Satoh、監督Inoue、理事Itohと、OB選手が主要スタッフを構成しているのは宮前でも特異な存在であろう。これはこれで、面白く興味深いことなんである。OB選手が社会人になりチームに帰って来てコーチになることは素敵なことだ。Qの先のSatoh、Mochida、Kurashige、各氏もOG父コーチである。また大ちゃんやリョウくんも宮前の選手OBコーチである。そんなQueensが筆者は好きだ。

Q選手にiPhoneカメラを向けたら、Watanabeさんが画角の隅に入っていたのであえてそのまま活写。HP更新のためだろうと思う。新しいQueensのHPリンクは当「晴耕雨読」右にロゴを貼ってあるので是非、ポチクリを!ただしまだ出来立てで、細部は未調整ではあるけれど。

前回Qブログに続いてこれまたライト方面へ。ふと後ろの斜面を見ると氷が張っていた。何やら記者魂の探究心が疼(うず)いて近寄ってみたのだった。正中近い冬の陽光を浴びてキラキラ光る光景が目に入る。

近寄ってよーく見ると崩れた霜柱の大群だった。もう少しするとこれも儚(はかな)く溶けてしまいそうだ。一個一個が太陽の光を反射してまるで「冬の宝石」みたいに光り輝いていた。iPhone12Proだから撮れたのかどうかはわからないが、少なくとも前の7ではこんな一眼レフのようなボケ感のあるドアップの鮮明な絵は撮れなかったと思う。

仕事に戻る前の帰路、春には桜が綺麗な小台公園に寄ってみた。老木の切り株があった。樹齢何十年か、何百年かしら。それを思えばそろそろ老境の域に入ったと自認する筆者などは、まだまだ若造で、ヒヨッコだと自省することしきりである。

真ん中に穴が穿(うが)たれていたので、近くにゴロンと落ちていた枯れ木、おそらくは彼の生前の梢だったかもしれない枝を差してあげた。

これではバランスが整い過ぎて絵的にツマラナイではないか。なのでもう一本追加してみた。

「生前」と書いたけれど、彼は多分まだ生きているのである。ここから時間をかけてあちこちから芽を出し、枝を伸ばし、葉を蓄えて蘇生するのではと思う。

Queensやフレンズのみならず、人数不足で青色吐息なのは珍しくないと思ってもう何年経つだろうか。今季宮前春季では「30周年記念大会」と銘打って連盟事務方が着々と現在準備中である。しかしブルアロとイーグルスが選手不足で本大会には出場出来ず。明日は我が身。なんとしてでも勝ち負けよりも人を集めることが重要課題である。

全チームがいつかコロナに負けず冬を乗り越え、「芽を出し、枝を伸ばし、葉を蓄えて蘇生する」、そんな春を迎えたい。

....日曜のフレンズ体験会ブログはまたいずれ。

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2021年1月25日月曜日

筆者的「酒と映画の日々」

 緊急事態宣言下とは関係なく、この土日は仕事部屋に閉じこもり、赤坂の案件図面に没頭したんであった。

※St21角パイプ軸組St.1.6tボンデ鋼板を380R曲げ加工貼古美色塗装、20×15エースライト下地不燃木目シート貼格子を、50mmピッチで半円形に配置、...なんていう天井部分の間接照明の断面図なんかを、スケール1:5で設計CADを使い描いてゆくわけで。

もっともフレンズもQueensも雨雪で練習は出来ず、仕事がなかったとしても野球に身を置く機会はなかったに違いない。部屋からバス通りの往来を俯瞰すると、人通りやクルマの行き来はさすがに少なく、バスは定刻通り運行してるはずだけれど、あたかも間引き運転してるかのように、本数が少ないように思える。更にはバスの中は市バスも東急も、ガランガランのすっからかんで空席が目立つ。いつもと変わらないのは朝の登校の、ランドセルを背負った元気な子供たちの姿くらいである。

さて、今週は野球ネタがないことをいいことに、昨年末までに書こうと思って失念した話を。野球ブログにしか興味ない読者さんは読み飛ばしてもらって構わない。昨年末に2020年を振り返った話を書こうと思っていたんである、コロナ以外の話に特化して。筆者的2020年に三大マイブームとなったのは、カブでの公園巡り、散歩とジョギング、そして映画鑑賞の激増なんであった。

映画の話は折に触れてここで書いてきたけれど、月々¥980定額で4本の映画が借りられるTSUTAYA(TATSUYAではない)と、Amazonプライムで無料で観れる二本柱だ。ネトフリより安くちゃんとした映画が豊富なんである。TSUTAYAで借りたDVDは2013年からMac内に記録を残している。一回観たのに同じ映画を借りないようにするための言わば備忘録である。Macの外付けHDの奥底からそのデータを引っ張り出してカウントしてみた。

2013年40本---2014年44本---2015年46本---2016年50本---2017年43本---2018年70本(たぶんAmazonも含む)---2019年32本、なんであった。これ以外にAmazonで観た映画もあるはずだがカウントしてなかったようだ。それで昨年2020年はTSUTAYAとAmazonに分けて記録することにしたんである。その結果去年は、

2020年TSUTAYA53本+Amazon84本。

なんと137本の映画を観ているわけで、およそ2〜3日に一本の割合で観たことになる。43インチTVと音響設備(Bluetoothスピーカー)を更新したのも大きいし、コロナで家にいる時間が以前にも増して増えたのも遠因であろう。TVがネットに繋がったことでTV上でAmazonにログインし、今までMacで観ていた映画が無料(正確には無料じゃないけど)で大きな画面と迫力の重低音で観れるようになったのも大きい要因だ。ましてやiMac21インチ画面から面積約4倍になったTVで観れるわけで。

話題作最新作。パラサイト半地下家族、ロケットマン、天気の子、Fukushima50、記憶にございませんetc。

コロナの影響で。コンテイジョン、アウトブレイク、日本沈没、復活の日etc。

気になっていた映画を一気に。バットマンシリーズはジョーカーまで全部。マチネの終わりに、AI崩壊、父親たちの星条旗と硫黄島からの手紙etc。

20代30代の頃観たものや、子供の頃TVで観た古い映画がもう一度無性に観たくなって。コレクター、パピヨン、スティング、明日に向かって撃て、地獄の黙示録、シンドラーのリストetc。

好きな俳優や監督繋がりでも観た。それにショーン・コネリー追悼でもう一度観たのは、007ジェームズ・ボンドシリーズやレッドオクトーバーを追え、小説家を見つけたらetc。薔薇の名前は若い頃観たが、複雑で長くてどんより暗い映画なのでパスしたけれど。

この他は筆者の好きな近未来モノや、フレンズAyumuちゃんが好きなハートウォーミング系、カーチェイスが売りのワイスピみたいなハードボイルドアクション系、ガチの真面目戦争ドラマ系、またはコメント欄の評価をみてこれは面白いに違いないと思えた、隠れた名画みたいな佳作も。逆にほぼ観ないのはラブロマンス系とコメディー系、ホラーやスプラッター系である。ホラーは興味ないがスリラー系やサスペンスは大好きだ。スタンリー・キューブリックのジャック・ニコルスン主演シャイニングは2018年に再度観た。シャイニングは続編が出ている。リドリー・スコットのブレードランナーの続編が何十年ぶりかで作られたように。これも毎年一回は観ている。

ただし悲しいかな。あとで思い返しても主演俳優やストーリーなどすぐに出てこないことが実に多い。印象的なワンシーンは思い起こせればまだいい方で、こんな映画観たっけか的なものもある。これは記憶力の低下ではなく、若い頃からそーなんである。情けない。反して少ないけれど良い映画はよく記憶に残っている。近年二度観たLIFE!やトム・ハンクスのターミナルなんて実にそーなんである。実話に基づく映画は面白い。事実は小説より奇なりだ。逆に途中で眠くなり断念したものも何本かある。寝不足ではなくツマラナイ映画で嫌気がさして切ったものだ。その骨頂がアルマゲドンの二番煎じアルマゲドン2020だった。ブルース・ウィリスのアルマゲドンが面白かったので、一も二もなくすぐ借りて観たら、続編かと思ったら全くの別物で、振り込め詐欺にあった気がしたくらいヒドイ出来だった。本編とあまりに乖離(かいり)した駄作には、タイトルに惑わされず選択したいものである。

いやはやコロナも影響したとはいえこんなに多く映画に浸れたことは幸せなことだ。反して小説はほとんど読んでない。若い頃は寝る間も惜しんで本を読んだけれど、年々小説は減ってしまった。このブログの文章は若い頃の読書も影響していると思うけれど、もう一つはこの映画鑑賞も文章力に影響を与えている気がする。小説と映画は実に一心同体な存在。小説を読むと頭の中に映像が浮かんできて、一本の映画を自分勝手に作っちゃうのである。好きな小説が映画化されるとほぼ観るし、面白いと思った映画の原作を買い求め読むこともある。

2020年TSUTAYAにて。

2020年Amazonにて。

20代の頃に観た昔の白黒映画の、ジャック・レモンの名画「酒とバラの日々」。

転じて昨年は筆者的には「酒と映画の日々」だったのだった。

おおーそーだ!今度ジャック・レモンの「酒とバラの日々」を探して観てみよっと。

いや無理かな。昨年昔の映画ドナルド・サザーランドのスパイ映画「針の目」を探したらどこにも出てなかった。往年の昔の映画をもっと充実して欲しいと思うのは一部のマニアだけなのだろうか。

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2021年1月18日月曜日

マイノリティーへの目線

 いよいよ忙しくなってきた。このご時世実に幸せなことである。昨年はコロナ下で仕事が激減し暗鬱な毎日を送ってきただけに、やっと頭の中のハードディスクがフル回転する実感と快感を覚えているのだった。土曜はAMQueensへ行き、午後は夜まで仕事、翌日曜の今日は朝から外に一歩も出ずに22時までほとんど休まず、図面を描いていたんである。ただ、忙しいのと収入が正比例しないのがこの業界の常。まだまだ先行きは不安なれども、とりあえずは良しとする。コロナで廃業または廃業寸前の自営業者に思いを寄せれば、自分はまだ幸せなのだろう。

土曜のQueensは1週間遅れのグランド開きだった。久々に懐かしい面々と対面し新年のご挨拶。本来なら17日今日が卒団式だったが、予定を変更し今は模索中とのことだった。

OGのひーちゃんが来ていた。新捕手のSakiにキャッチャーを徹底指導。Q黄金期の彼女もまた主将で捕手だった。性格は明るく頭脳明晰、有馬中時代は学年成績トップ、スポーツ万能絵心のセンスも抜群、リーダーシップもあり人望も厚い...。しかしなんと言っても笑顔が可愛らしく周囲を明るくする天性を持っているのだった。実に素敵な乙女に成長したものである。ひーちゃんと姉のMeikaの美人姉妹を見るといつも思うのだが、広瀬すずと広瀬アリス姉妹とダブってしまうのだった。

ファーストでの離塁と帰塁、走者の基本練習である。主将Tohkoのユニフォームはスライディングを繰り返し真っ黒であった。ユニフォームが「まっくろくろすけ」になるのは、野球を一生懸命頑張っている証だ。母は洗濯が大変であるが、これで文句を言う母は誰一人いないはずだ。Ryohくんコーチの愛娘も元気に練習参加。

ここから例によって買ったばかりのiPhone12Proで撮ってみる。画像や動画に秀でた機能を持つのだから、こりゃ使ってみる価値はあるわけで。いちいち一眼レフを取りに行ってシャッターチャンスを逃すのも興ざめなことがある。しっかり手持ちを堅持すれば、宙に浮いてるショットもイケるようだ。

年が明けても第一公園名物、「砂煙り」は健在であった。まるで映画「ハムナプトラ」みたいに、砂塵がモリモリむくむく舞い上がりまるだ生きているみたいだ。

老体、いやいや運動不足の体に鞭打ちライトの守備につく。待てど暮らせどボールは飛んでこない。ストレッチしたりウロウロ歩き回ったりしても、筆者の華麗なプレーを披露する守備機会に恵まれないのだった。でもってグラブを地面に置いて、iPhoneでホーム方向を撮影しちゃおうと思った。その瞬間一二塁間を破るクリーンヒットが筆者の目の前に転がってくる。慌ててiPhone片手にボール処理。遠くでバッティングピッチャーのひーちゃんがケラケラ笑っていた。

新設された外野フェンスにボールを投げて、リバウンドを確認してみた。想像通りコンクリート壁ではないので、跳ね返りは弱かったが従来の緑のネットよりは格段に良い。ただしこれも予想どうり、フェンスの金物の当たり位置によっては、予想もしないイレギュラーな方向にリバウンドがくる。しかし、これも野球だ。フレンズのYanagisawa代表なら、きっとこう言うはずだ「ボールがバウンドした時イレギュラーしてエラーしたら、それをイレギュラーのせいにするな。イレギュラーすることも頭で予想しながら次のプレーに備えろ」と。長年代表の指導を見てきた筆者、実に正論である。

そんな合間にふと足元の地面を見ればシューズの足跡がクッキリ判を押したように残っていた。まるでアポロが月に行って、アームストロング船長が月面に残した足跡みたいに。あれは筆者が小学5年生の時だった。授業を中断し暗幕を張った視聴覚教室で皆、固唾(かたず)を飲んでTV中継を観た記憶が蘇る。

iPhoneでアップして撮ってみた。おやおや?また新しい発見。足跡の中央に「AMUP」?「アムプ」??「AM中にUP?」午前中に仕上げろってか?ナニを?...。

いつの間に気づかずiPhoneのシャッターを押していた写真。一眼レフ顔負けの遠近法たっぷりの「ボケ感」満載のワンショット。

そーなんである。靴裏のソールには「PUMA」のロゴがあるわけで。それが靴裏を見れば「PUMA」だが、地面にハンコのように刻印されたものは反転されて「AMUP」なんであった。つまりハンコと真逆な結果なわけで。こんなちいさな発見をして喜んでいる筆者がアホなのだろうか。いやいや、こーゆー小さなことに思いを寄せられることがとても大事なことだと、自分を納得させる。転じて言えば世の中の趨勢を斜(はす)に構えて俯瞰し、マジョリティーに迎合せず、マイノリティーにも目を向ける姿勢が大事なのではないかと、大げさに言えばそーゆーことなんである。

練習後、カラカラ笑っていたOGひーちゃんとiPhone12を見せて自慢げに談笑しながら「ほら10倍ズームにしても、パパもこんなに綺麗に撮れちゃうよ」と言いながら撮ったのが、5〜6メートル先にいたMochidaコーチのアップ写真。「画像が綺麗なのは、こりゃモデルがイケメンだからか?」なんつってボケをかましたのだった。遠くの被写体を10倍ズームでは流石に画像はかなり荒れるが、近くのものならば、結構イケるんである。

まるで1500年代初頭のミケランジェロの代表作「ダビデ像」みたいじゃないか。今にもボールではなく「石つぶて」を巨人ゴリアテに向かって投げつけるみたいな表情。Mochidaファミリーはこれまた仲のいい親子なんである。Queensの一時代を築いた功労者一家だ。QueensジャケットとQueensマスクが、タートルネックともトータルコーディネートしていて、「コーディネートはこーでねえと」なんであった。

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