2022年3月20日日曜日

雪解けの雪見だいふく

 春季大会三日目、準々決勝である。筆者仕事が急に入り忙しく、3連休はAM野球、PM仕事にて今回はサラリと2試合のみ。

レッパVSリトグリ戦。今季宮前の戦国原を、Tsukamoto将軍率いる赤力軍が闊歩するであろうことは、誰しも疑いのない予想。これ以外にも、何をちょこざいな我こそはと、数チームが会戦する準々決勝なんである。更に本大会では初戦敗退となったけれど、虎視眈々と捲土重来を狙う狼軍団も忘れてはならない。筆者が第一公園へ着いたときにはすでに大差でレッパが優勢であった。

グリーンズのAinaが正捕手に。怪我を克服し元気になった姿を見れてホッとした。5年と言えどQueensでも主力選手なんである。試合はレッパの大勝であった。

もう一方の雄、花フラ軍VSライナーズ軍。

春の雪解けの「晴耕雨読」的雪見だいふくシリーズPart1。

花フラ投手も本格速球派、対する水沢主将もなかなか素晴らしい速球を披露。昨今の時代の趨勢、男子か女子かを詮索することはもう古い。ジェンダー的論議が高まっている中である。転じて言えば我がQueens。昔なら「女だてらに野球なんて」と昭和のオッサンなら言うのだろうが、男子も女子もスポーツを楽しむ同等の権利があるわけで。主将でエースはIkuくんであった。おっと「君やちゃん」も差別の対象と昨今世間では言われるが、それはちょっと違うと、昭和のオッサンの筆者は思う。差別と区別を曲解してはいけない。男も女も平等にスポーツを楽しんでほしい。

春の雪解けの「晴耕雨読」的雪見だいふくシリーズPart2。

序盤ライナーズは強豪相手に善戦するも、途中失点する展開に。

何やら不思議な青いうねりが見えてレンズを向けると、仲間メイツ軍がレフト後方でウォーミングアップしていた。

仕事が詰まってきたのに加えて、連盟からスポンサーの横断幕デザイン制作依頼あり。試合途中から帰路に着く。午後は夜までどっぷりF急Hランドの店舗の図面作成。クライアントにデータ送付し酒を飲む日曜。明日はいよいよ準決勝である。

以下は試合結果、連盟役員メールから。

<第一公園>
第1試合目 レッパ 12x-2 リトグリ
第2試合目 花フラ 8x-0ライナーズ
第3試合目 サンダース 7×-1 メイツ

<第四公園>
第1試合目 ヤング 10-0 ワイルダース
第2試合目(ジュニアの部)レッパ 8-9x ウルフ
第3試合目(ジュニアの部)モンタ 9x-3 サンダース

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2022年3月17日木曜日

新人の春

 Queens新人のご紹介ブログなんである。フレンズではマグネットを毎年更新して、シーズン前に全員の写真を撮って新しくする。筆者は何十年もフレンズのマグネットを制作、連綿と続く伝統芸能を絶やすことなく続けてきたが、ここ1,2年前から後継者にその栄光の座を譲りやっと老体の肩の荷を下ろす事ができたのだった。お役御免に至るまでに何年もかかったのだが。フレンズマグネットは国指定重要文化財、筆者は人間国宝に指定されるかと思っていたが、いまだに文化庁からは何の連絡もないのである。転じてQueensである。Qでもマグネットを作って幾星霜、まるで炉端に腰を据えて筆をとる、老齢のこけし職人のように愚直に作ってきた。Qは他チームと違いこーゆーサポートが出来るスタッフが少ないこともあり、またマグネットは一度作れば数年間は使い回すので、新人だけ更新制作すれば良いのでFよりまだ楽である。今年もライオンズ杯が近づき、更新しなきゃなんである。

Queensにはここ数ヶ月でポコポコ何人ものQ姫たちが入部してきた。嬉しい限りである。近年の人数不足がまるで嘘のように、6年生が卒団後も何とか17名にまで増員できた。連盟の協力、各チームのご理解と後押し、それにQueensHPやこの「晴耕雨読」からの体験入部もある。新人が2名...マグネット作るか。新人が3名...そろそろか。...新人が4名...もう作んなきゃなんである。ところがそーこーしてるとまた体験で入ってきて、じゃあこの子が入ったらまとめて作ろうか。よし作ろうと思うとまた体験で...。この嬉しい悲鳴の連続で今日まで来ちゃったのだった。マグネットはさておいて我々スタッフは(特に筆者は)新しい仲間の顔と名前が覚えきれないのである。ブログを書くときに重宝する画像がある。それで数年前からマグネット制作の前に「Queens選手名鑑」というのを作り、....

※ん、今結構な地震の揺れ。速報で宮城6強と知る。即山形39LINEへ安否確認。仙台在住の旧友であり級友は大丈夫とのことだった。

...「Queens選手名鑑」画像というのを作り、関係者へ配布。既存の仲間も新しい仲間も、互いにこの画像を共有することで、チームのコミュニケーションツールとして寄与するのではと思う。名前部分はグレーで。元気いっぱい笑顔の素敵なQ姫たちである。これをLINEでQに配信し、スマホに画像保存する。

新人がいつの間に5名になった。7年前連合で一緒だったHazamaくんの妹ちゃんHiori、期待の大型新人6年生のSeina、フォルコンズCoconaの妹ちゃんMiyuna、フレンズSaki(サッキー)、同じくお兄ちゃんがフレンズだった関係で入った妹ちゃんのAoi。SakiとAoiはQで野球が楽しくなり最近フレンズにも逆輸入されて入部を果たした。フレンズではこれでQのSatsuki、Saki、Aoiに加えてすでにJunaも在籍。Junaは連盟TA-Itohくんの姪っ子であり、Anjuの妹ちゃん。いつの間にFには女子が4名にも増えていたのである。3名に共通しているのは、すでに兄や姉は卒業しているのに、野球を始めて入部してくれている事である。

上記5名のQの素敵な仲間を紹介しちゃう。

更に嬉しい事が。これに加えてだいぶ前から複数回体験に来ていた園児、新一年生のKotoneちゃんが正式入部を決めたとの報に接したのが、たった今日だった。ほぼAoiのフレンズ入部と同じタイミング。親御さんも大らかで野球に熱心な方である。周囲に物おじせず元気に野球を楽しんでいる姿は、実に微笑ましく頼もしい限りの子である。先日第一ライトで新人や小さい子を集めて練習をやっていて、Watanabeコーチが「よし、次はバッティングやろうっか」と言ったら、「やったー!」と言って一目散に本塁へ全力ダッシュして行ったのがKotoneちゃんであった。彼女はフレンズ本拠地有馬小の目と鼻の先の横浜地区在住である。鷺沼、有馬、馬絹地区には4チームがあるけれど、将来的に争奪戦の末にFに入ってもらえたらFは女子が5名の(チームのほぼ半分近く)女子になる。かつてのフォルコンズやヤングみたいに。彼女の写真はまだない。先輩Q戦士に加えて、今回紹介した新人Q姫たちの笑顔と勇姿を掲載する日は、そう遠くないはずだ。

桜前線が北上している。関東の桜開花宣言は来週半ば頃か。すっかり春めいて、同時にQueensにも新しい仲間が増えて、何だかほんわりと嬉しくなる今日この頃なのだった。

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2022年3月13日日曜日

戦国絵巻、北の雪解け

 ブログの前に。日曜夕方3試合800枚の写真を64枚まで凝縮選別しながら、日テレの笑点を横目で見て思った。大喜利の前の前座で見たことない芸人(コメディアン)が言った。「人一倍頑張る」これを受けて続けて「人の1倍頑張っても普通の人やないか〜い!」...1×1=1だから人の1倍は1のままなんである。人の1倍頑張ってもフツーじゃんって言う論理。日本語って深くて複雑で面白いと思った今日この頃なんであった。似たような構造のボケツッコミに、「オフクロの味はうまいねえ」に対して「おめえ、オフクロ食ったことあんのかよ!」がある。

さて春季大会二回戦3試合(@第一公園球場)、松風VSレッパ(後半)、花フラVSモンタ、イーグルスVSサンダース(前半)なんである。まずは松風VSレッパ戦。松風はQueensのMomoとMiuがいる。対するレッパ。今季宮前戦国絵巻の中心で跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)...と言っては失礼か、他軍を蹴散らし勇躍することは間違いないであろう。昨年新人戦の覇者である。大型新人も勢揃い。今年の宮前は打高投低か、堅守よりは空中戦を制するのが鍵となるかもしれない。

破壊力抜群の「赤力」打線に対し、松風はなすすべ無し。一人一人は健気に頑張るも、さすがに総合力ではレッパが何枚も上手(うわて)であった。マウンドは途中からMomoへスイッチ。

試合後久々に松風Abeさんと談笑。ここ数年顔を見ないと思ったらやっと松風に復帰したのだった。筆者も「連合艦隊総司令官」の風貌を持つAbeちゃんの、弁舌滑らかな楽しい話術と、トレードマークの赤いジャージを見て安心したのだった。今でもこの「晴耕雨読」をご覧とのこと、実に嬉しい限りなんである。

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続いて花フラVSモンタ戦。初回からトップギア、エンジン全開の花フラ打線。レッパも花フラも打力が充実しているようだ。

さて、ここでちょいと審判団4名の四者四様のカット。4-3-2-1の順で。審判それぞれの個性が現出している姿を活写。

花フラ監督Tadaiさん、今年の確かな手応えを感じ、終始笑顔の采配、脇で密かにサインを出すのはUreshinoコーチ。

恒例、Q姫紹介。モンタにはMioがいる。この日はランコーから代打で打席に立つ。

峠の茶屋で宮前審判団、ベテランに加えて大御所神奈川県連のUchimuraさんも列席。川少連からの通達に対してMatui会長含めて役員の緊急会議が本部裏で開催。

このロゴを垣間見て一瞬「どこのブランドだろう?」と思っちゃった。Mの次の文字が小文字のoを表す三日月型と気がつき、ああモンスターズのロゴかと思い知ったのだった。三日月=怪物くん=モンスターなんであろうかと想像す。(怪物くんとは筆者子供の頃の漫画である)帽子のロゴにも三日月のモチーフがあるわけで。なかなかオシャレなオリジナルデザインパーカーである。

Mioも代打で打席に立つも花フラの圧勝だった。

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イーグルスVSサンダース。こちらもレッパ、花フラに続きマンモスチームとなった今年のサンダース。筆者の血は赤ワインで出来ているが、サンダースの子はMatsuiさんのトマトで出来ているのだ。

昨年5年の時から注目の大型新人が主将でデビュー。長い脚にがっしり体型、引きつけて溜め込んでからの強烈なインパクト。スラッガーの本領発揮、昨年に比べてひと回り大きくなったような気がする、Kawamata君であった。

こちらもサンダース主将Kikuchiくん。超小学生級大型新人の登場である。期待通りの打撃を披露する。筆者は打撃の瞬間を撮ったのち、肉眼でライト線を抜ける打球を確認し、その後はずっとファインダー越しに塁上を駆ける彼を追いかけていたので、守備の連携は確認していない。もし守備に失策がなければ、立派なランニングホームランであった。※今これを書いてる時に衝動的に生ハムのツマミを作っちゃった件は最後に後述。

流石の鷲(イーグルス)も雷(サンダース)に打たれて撃沈であった。

今日の試合結果は連盟役員速報にて以下の通り。最終速報メールはシガラミNishimura新副事務局長からであった。

<第一公園>

第1試合目 レッパ 15x - 0  松風

第2試合目 花フラ 12 - 2 モンタ
第3試合目 サンダース 10x - 0イーグルス

<第四公園>
第1試合目 有こ 1 - 5x  メイツ

第2試合目(ジュニアの部) 花フラ 13x - 0 サンダース

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※前述の説明。日曜夜のブログ執筆は笑点、ニュース(子供がいた頃はサザエさんとちびまる子だったが)、ダッシュ村、イッテQ、行列、とほぼ日テレを観ながらである。普段平日はあまり日テレは観ないのだけれど。今22時過ぎはフジのMrサンデーでウクライナ情勢。先のブログを書いている時、「行列」で山形の生ハム専門店舗「イル・コテキーノ」の映像が流れていた。食の宝庫山形の真骨頂、郷里の山形とあらばMacの筆を止めて見入ったのだった。俺の田舎の山形にこんな素敵な店があったなんて、ちょっぴり誇らしく思っちゃうわけで。ブログを書きながらたまたま超格安数百円の赤ワインを飲んでいたのだが、山形のTV映像をみて生ハムが冷蔵庫にあることをふと思い出し、衝動的に速攻5分くらいでこんなツマミを作ってみた。安い生ハム、サラダ野菜、バジル系サラダソース、スタッフドオリーブのオンパレード。パンドラの箱を開けたような魑魅魍魎である。速攻山形39LINEにも画像をアップする。山形の同窓生LINEは今でも筆者の心の故郷(ふるさと)なんである。山形39も大いに盛り上がっていて良かった。日中39LINEは、39OBカンコちゃんの山形蕎麦と御神楽(おかぐら)の超有名店の話題で、すでにエンジンが暖まっていたせいもある。(この店は長井市にあり、マスコミ登場多数なんである)

※出典:山形39ノリコ特派員カメラマンより。巨大な竹矢来のように聳(そび)える残雪は北国の雪深さを伝えるとともに、地面はすでに雪が溶けている様子が伝わる。一枚の画像から厳しい北国の春はもうすぐなのだなと私は類推するのである。

さて来週の宮前少年野球、どんな戦国絵巻を見せてくれるだろうか。第三回戦ともなれば弱肉強食を経て、切磋琢磨、群雄割拠を淘汰された高度な試合が期待される。週末のために明日からまた仕事に邁進する筆者なのであった。

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