2022年3月22日火曜日

春季準決、結果やいかに

東京で桜の開花宣言がなされた。第一公園の桜を検分すると早咲きの桜はともかく、本丸のソメイヨシノはまだ蕾ながら、今にも爆発しそうなくらいパンパンに膨らんでいたのだった。球児たちの胸も膨らむ正に球春なんである。

春季大会もいよいよ佳境を迎え、準決勝2試合である。筆者がカブで第一公園へ潜入するとちょうどヤングのSakiの打席だった。Saki父が教えてくれた。走者三塁でもある。本部へ行ってからでは間に合わないではないか。すかさずリュックを放り投げレフトサイドのグランドでカメラを構える。見事なショートオーバーの同点タイムリーヒットだった。

二塁へ到達しベンチと応援スタンド父母へガッツポーズ。これだから野球はやめられないわけで。父Suzukiさんも満面の笑顔であった。

粛々と掲載の準決ブログ。時短で行きたい。なぜならフジTVの「ミステリと言う勿れ」にハマって、先ほどまで見入っていたばかり。主役菅田将暉がほとんど出ない回だったのに見応え十分なドラマってあるだろうか。瑛太の存在感はやはり半端ないわけで。写真選択後これを書き始めたのは23時を回っている。急がなきゃなんである。「激レアさん」と「月曜から夜更かし」までかかるであろうことは必至の展開。

ヤングVSレッパ戦。Sakiのタイムリーで4:2の同点であった。

ヤングは守備面で失策し走者を抱えたところで長打を浴びての失点が痛かった。御大Kurosuさんもベンチで渋い表情。赤力軍団の猛爆打線に徐々に点差が広がり始める。

そんな劣勢の中またこの5年生Q戦士がやってくれた。Sakiである。渾身の力を込めてフルスイングすると、打球は高々と舞い上がり、なかなか落ちてこないのでカラスが空中で咥えて持ち去ったか?と疑念を抱いた頃にドスンとレフトグランドへ着弾。またしても一人気を吐いたSaki、ヤング3得点のうち2打点を挙げたのだった。

試合は順当勝ちとも言える展開でレッパの勝利。

続いてベスト4のサンダースVS花フラ戦。

本部裏ではこの対戦、中々の好カードではとの声が高い。Ureshinoくんの打席ではUreshinoコーチがサインを出す。少年野球界では珍しいことではない。監督Tadaiさんは選手の気持ちを高揚させる指示を飛ばす。

お馴染み「晴耕雨読」的雪見だいふく的J号球。うっかり常温で放置してしまった雪見だいふくが、ゆっくりと融解していく様のようである。手に取るとペトペト手に引っ付いて困っちゃうのである。スマホであればスワイプして拡大されたし。

S主将くんが大飛球をセンターへ。Hのセンターくんが見事ランニングキャッチ。その打者と守備の明暗の妙味を一枚に捉えた。

このセンターくん、今度はエンタイトル2塁打になろうかと言う素晴らしいS軍の打球を、またしても見事にランニングキャッチ。誰しも左中間を抜ける長打と確信した後の超美技だっただけに、周囲から拍手も起こっていた。当の本人は胸を撫で下ろしながらニコニコはにかみながら、定位置に戻ったのだった。少年野球での外野手のランニングキャッチはいつ見ても楽しいものだ。

試合を終えたレッパの面々。子どもたちと和気藹々じゃれ合うNoguchiマネージャーであった。Hiranoさんとともにレッパの正統派伝統を継承する、赤オヤジ軍団のキャラであった。

結果は下記の通り。ほぼほぼ筆者の見立ての通りの決勝戦2チームとなった。

第1試合目 レッパ 8 - 3  ヤング
第2試合目 花フラ 7 - 2  サンダース

今週末の決勝ではもう桜は何分咲きであろうか。「キツネとタヌキ」の決勝戦となった。賢明な読者ならお分かりだろうか?解答は週末の決勝ブログにて、なんである。

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2022年3月20日日曜日

雪解けの雪見だいふく

 春季大会三日目、準々決勝である。筆者仕事が急に入り忙しく、3連休はAM野球、PM仕事にて今回はサラリと2試合のみ。

レッパVSリトグリ戦。今季宮前の戦国原を、Tsukamoto将軍率いる赤力軍が闊歩するであろうことは、誰しも疑いのない予想。これ以外にも、何をちょこざいな我こそはと、数チームが会戦する準々決勝なんである。更に本大会では初戦敗退となったけれど、虎視眈々と捲土重来を狙う狼軍団も忘れてはならない。筆者が第一公園へ着いたときにはすでに大差でレッパが優勢であった。

グリーンズのAinaが正捕手に。怪我を克服し元気になった姿を見れてホッとした。5年と言えどQueensでも主力選手なんである。試合はレッパの大勝であった。

もう一方の雄、花フラ軍VSライナーズ軍。

春の雪解けの「晴耕雨読」的雪見だいふくシリーズPart1。

花フラ投手も本格速球派、対する水沢主将もなかなか素晴らしい速球を披露。昨今の時代の趨勢、男子か女子かを詮索することはもう古い。ジェンダー的論議が高まっている中である。転じて言えば我がQueens。昔なら「女だてらに野球なんて」と昭和のオッサンなら言うのだろうが、男子も女子もスポーツを楽しむ同等の権利があるわけで。主将でエースはIkuくんであった。おっと「君やちゃん」も差別の対象と昨今世間では言われるが、それはちょっと違うと、昭和のオッサンの筆者は思う。差別と区別を曲解してはいけない。男も女も平等にスポーツを楽しんでほしい。

春の雪解けの「晴耕雨読」的雪見だいふくシリーズPart2。

序盤ライナーズは強豪相手に善戦するも、途中失点する展開に。

何やら不思議な青いうねりが見えてレンズを向けると、仲間メイツ軍がレフト後方でウォーミングアップしていた。

仕事が詰まってきたのに加えて、連盟からスポンサーの横断幕デザイン制作依頼あり。試合途中から帰路に着く。午後は夜までどっぷりF急Hランドの店舗の図面作成。クライアントにデータ送付し酒を飲む日曜。明日はいよいよ準決勝である。

以下は試合結果、連盟役員メールから。

<第一公園>
第1試合目 レッパ 12x-2 リトグリ
第2試合目 花フラ 8x-0ライナーズ
第3試合目 サンダース 7×-1 メイツ

<第四公園>
第1試合目 ヤング 10-0 ワイルダース
第2試合目(ジュニアの部)レッパ 8-9x ウルフ
第3試合目(ジュニアの部)モンタ 9x-3 サンダース

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2022年3月17日木曜日

新人の春

 Queens新人のご紹介ブログなんである。フレンズではマグネットを毎年更新して、シーズン前に全員の写真を撮って新しくする。筆者は何十年もフレンズのマグネットを制作、連綿と続く伝統芸能を絶やすことなく続けてきたが、ここ1,2年前から後継者にその栄光の座を譲りやっと老体の肩の荷を下ろす事ができたのだった。お役御免に至るまでに何年もかかったのだが。フレンズマグネットは国指定重要文化財、筆者は人間国宝に指定されるかと思っていたが、いまだに文化庁からは何の連絡もないのである。転じてQueensである。Qでもマグネットを作って幾星霜、まるで炉端に腰を据えて筆をとる、老齢のこけし職人のように愚直に作ってきた。Qは他チームと違いこーゆーサポートが出来るスタッフが少ないこともあり、またマグネットは一度作れば数年間は使い回すので、新人だけ更新制作すれば良いのでFよりまだ楽である。今年もライオンズ杯が近づき、更新しなきゃなんである。

Queensにはここ数ヶ月でポコポコ何人ものQ姫たちが入部してきた。嬉しい限りである。近年の人数不足がまるで嘘のように、6年生が卒団後も何とか17名にまで増員できた。連盟の協力、各チームのご理解と後押し、それにQueensHPやこの「晴耕雨読」からの体験入部もある。新人が2名...マグネット作るか。新人が3名...そろそろか。...新人が4名...もう作んなきゃなんである。ところがそーこーしてるとまた体験で入ってきて、じゃあこの子が入ったらまとめて作ろうか。よし作ろうと思うとまた体験で...。この嬉しい悲鳴の連続で今日まで来ちゃったのだった。マグネットはさておいて我々スタッフは(特に筆者は)新しい仲間の顔と名前が覚えきれないのである。ブログを書くときに重宝する画像がある。それで数年前からマグネット制作の前に「Queens選手名鑑」というのを作り、....

※ん、今結構な地震の揺れ。速報で宮城6強と知る。即山形39LINEへ安否確認。仙台在住の旧友であり級友は大丈夫とのことだった。

...「Queens選手名鑑」画像というのを作り、関係者へ配布。既存の仲間も新しい仲間も、互いにこの画像を共有することで、チームのコミュニケーションツールとして寄与するのではと思う。名前部分はグレーで。元気いっぱい笑顔の素敵なQ姫たちである。これをLINEでQに配信し、スマホに画像保存する。

新人がいつの間に5名になった。7年前連合で一緒だったHazamaくんの妹ちゃんHiori、期待の大型新人6年生のSeina、フォルコンズCoconaの妹ちゃんMiyuna、フレンズSaki(サッキー)、同じくお兄ちゃんがフレンズだった関係で入った妹ちゃんのAoi。SakiとAoiはQで野球が楽しくなり最近フレンズにも逆輸入されて入部を果たした。フレンズではこれでQのSatsuki、Saki、Aoiに加えてすでにJunaも在籍。Junaは連盟TA-Itohくんの姪っ子であり、Anjuの妹ちゃん。いつの間にFには女子が4名にも増えていたのである。3名に共通しているのは、すでに兄や姉は卒業しているのに、野球を始めて入部してくれている事である。

上記5名のQの素敵な仲間を紹介しちゃう。

更に嬉しい事が。これに加えてだいぶ前から複数回体験に来ていた園児、新一年生のKotoneちゃんが正式入部を決めたとの報に接したのが、たった今日だった。ほぼAoiのフレンズ入部と同じタイミング。親御さんも大らかで野球に熱心な方である。周囲に物おじせず元気に野球を楽しんでいる姿は、実に微笑ましく頼もしい限りの子である。先日第一ライトで新人や小さい子を集めて練習をやっていて、Watanabeコーチが「よし、次はバッティングやろうっか」と言ったら、「やったー!」と言って一目散に本塁へ全力ダッシュして行ったのがKotoneちゃんであった。彼女はフレンズ本拠地有馬小の目と鼻の先の横浜地区在住である。鷺沼、有馬、馬絹地区には4チームがあるけれど、将来的に争奪戦の末にFに入ってもらえたらFは女子が5名の(チームのほぼ半分近く)女子になる。かつてのフォルコンズやヤングみたいに。彼女の写真はまだない。先輩Q戦士に加えて、今回紹介した新人Q姫たちの笑顔と勇姿を掲載する日は、そう遠くないはずだ。

桜前線が北上している。関東の桜開花宣言は来週半ば頃か。すっかり春めいて、同時にQueensにも新しい仲間が増えて、何だかほんわりと嬉しくなる今日この頃なのだった。

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