東京で桜の開花宣言がなされた。第一公園の桜を検分すると早咲きの桜はともかく、本丸のソメイヨシノはまだ蕾ながら、今にも爆発しそうなくらいパンパンに膨らんでいたのだった。球児たちの胸も膨らむ正に球春なんである。
春季大会もいよいよ佳境を迎え、準決勝2試合である。筆者がカブで第一公園へ潜入するとちょうどヤングのSakiの打席だった。Saki父が教えてくれた。走者三塁でもある。本部へ行ってからでは間に合わないではないか。すかさずリュックを放り投げレフトサイドのグランドでカメラを構える。見事なショートオーバーの同点タイムリーヒットだった。
二塁へ到達しベンチと応援スタンド父母へガッツポーズ。これだから野球はやめられないわけで。父Suzukiさんも満面の笑顔であった。
粛々と掲載の準決ブログ。時短で行きたい。なぜならフジTVの「ミステリと言う勿れ」にハマって、先ほどまで見入っていたばかり。主役菅田将暉がほとんど出ない回だったのに見応え十分なドラマってあるだろうか。瑛太の存在感はやはり半端ないわけで。写真選択後これを書き始めたのは23時を回っている。急がなきゃなんである。「激レアさん」と「月曜から夜更かし」までかかるであろうことは必至の展開。
ヤングVSレッパ戦。Sakiのタイムリーで4:2の同点であった。
ヤングは守備面で失策し走者を抱えたところで長打を浴びての失点が痛かった。御大Kurosuさんもベンチで渋い表情。赤力軍団の猛爆打線に徐々に点差が広がり始める。
そんな劣勢の中またこの5年生Q戦士がやってくれた。Sakiである。渾身の力を込めてフルスイングすると、打球は高々と舞い上がり、なかなか落ちてこないのでカラスが空中で咥えて持ち去ったか?と疑念を抱いた頃にドスンとレフトグランドへ着弾。またしても一人気を吐いたSaki、ヤング3得点のうち2打点を挙げたのだった。
本部裏ではこの対戦、中々の好カードではとの声が高い。Ureshinoくんの打席ではUreshinoコーチがサインを出す。少年野球界では珍しいことではない。監督Tadaiさんは選手の気持ちを高揚させる指示を飛ばす。
お馴染み「晴耕雨読」的雪見だいふく的J号球。うっかり常温で放置してしまった雪見だいふくが、ゆっくりと融解していく様のようである。手に取るとペトペト手に引っ付いて困っちゃうのである。スマホであればスワイプして拡大されたし。
S主将くんが大飛球をセンターへ。Hのセンターくんが見事ランニングキャッチ。その打者と守備の明暗の妙味を一枚に捉えた。
このセンターくん、今度はエンタイトル2塁打になろうかと言う素晴らしいS軍の打球を、またしても見事にランニングキャッチ。誰しも左中間を抜ける長打と確信した後の超美技だっただけに、周囲から拍手も起こっていた。当の本人は胸を撫で下ろしながらニコニコはにかみながら、定位置に戻ったのだった。少年野球での外野手のランニングキャッチはいつ見ても楽しいものだ。
試合を終えたレッパの面々。子どもたちと和気藹々じゃれ合うNoguchiマネージャーであった。Hiranoさんとともにレッパの正統派伝統を継承する、赤オヤジ軍団のキャラであった。
結果は下記の通り。ほぼほぼ筆者の見立ての通りの決勝戦2チームとなった。
第1試合目 レッパ 8 - 3 ヤング
第2試合目 花フラ 7 - 2 サンダース
今週末の決勝ではもう桜は何分咲きであろうか。「キツネとタヌキ」の決勝戦となった。賢明な読者ならお分かりだろうか?解答は週末の決勝ブログにて、なんである。
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