2013年6月3日月曜日

スコアラー、パニくる。

北部大会初戦は宮崎台シャークス。しかし、その話は次回へ持ち越しとしたい。
試合詳報を書き始めると、時間がかかりすぎてさすがに明日の仕事へ影響しちゃうからだ。とはいえこれを書き始めたのは...今0:30。しかもオヤジ飲み会から帰ってからのブログであるからして、サクッといきたい。

スコアラーなんである。
全国の少年野球スコアラーや指導者や草野球の方々からメールをいただき、スコアブック集計ソフトをメールで差し上げてきた。スコアはつけた人でないとその苦しさと楽しさはわからないであろう(てゆーか、それって何にでも言えることだが)伝統と名誉あるフレンズのスコアラー部取締役スコアラー部長に長年君臨してきた筆者。しかし、後進の育成のため今年から徐々にスコアラーの座を父母たちに譲ろうと去年から画策。いよいよ公式戦で本番のスコアをOhmori父につけてもらった。1イニングだけは筆者。2回からはOhmori父とSone母にバトンタッチ。だいたいパニクッて訳がわからなくなると、筆者やKanedaコーチに助けを求める。それはそれ。そろそろ巣立ちの頃。間違ってもいいから付け続けることが大事なのだ。間違いはあとで修正すればいい。人生の過ちは過去に遡って修正出来ないけれど、スコアブックの間違いなんて責任感さえあればいくらでも修正できるのだから。

でもって、あえて筆者はカメラ片手に放浪の旅にでることにした。可愛い子には旅させよ。ジャングル大帝父ライオンがレオを崖から突き落として立派なオトナに成長させるように。北部大会後、更にもう一試合練習試合をやり、これを100%二人にやってもらう。フルタイム勤務である。
外野から望遠でスコアラー席を覗いてみる。
「おお〜パニクッてるぞ。いいぞいいぞ、もっとパニくれ〜ムフフ」
見るに見かねたKaneda師匠が助け舟を出して指導していた。ファインダー越しなので会話は聞こえないけれど。ほっと安心。

写真を撮り終えてベンチに帰還す。添削する。複雑な展開でなければほぼ合格、「いいじゃん、いいじゃん、もう大丈夫!」Ohmori父は「いやあ、もうグチャグチャですよ。会社の仕事の10倍くらい頭使っちゃいました」満塁で選手交代などが重なると筆者だって慌てるものだ。
Sone母は兄貴の下に弟がいるのでまだ数年はフレンズに在籍。よってスコアの勉強に余念ががない。マメな性格ゆえに、ネットで調べた資料やスコアラーのハウツー本も持参。更に筆者などが言う言葉をマメにノートにメモするんである。女子高生みたいな文字で。
彼女に内緒でそれを写真に撮って帰宅後パソコンで見てみたら、3,4ヶ所間違った記述・解釈はあったものの、立派なものである。
間違った解釈のほんの一例。
「PB」=パスボール=キャッチャーのミス。とあった。
...ではないんである。ほとんど正解ではあるけれど、文脈的にはこうなる。
「PB」=パスボール=本来捕手が捕ってしかるべきボールを捕れなかった場合にPBになる。投手が悪球を投げて捕手がもんどりうっても捕れないような場合は、WP=ワイルドピッチ=暴投、になるわけで。
このPBとWPの違いや、エラーか内野安打か?などは、少年野球ではしょっちゅう出てくるプレーなので、自分なりの基準を心で決めておくと楽だ。

いくらパニクろうがこれを乗り越えて泰然自若として普通に付けれるようになれば、これが転じていつの間にか快感に変わるのだ。是非お試しあれ(^-^)
しかし、偉そうに書いてる筆者も実は結構いい加減なんである。自チームの子の成績に影響する数字だけはキチンと付けるようにしていれば、手の抜き方がわかってくる。
まあ、それでもシンドイけれどね。

ヤッベ、さっくり書こうと思ったのに1時間もかかってしまった。
毎度のことではあるけれど(^-^)
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