川崎市長杯もいよいよ大詰めを迎えた。11/1日曜は準決勝、決勝なんである。この4チーム監督の先発投手起用は悩まされることだろう。Wヘッダーを見据えるか、目の前のひとつを勝ちに行くか。それぞれの思惑が交差する大師ドームなんであった。
準決勝1試合目は宮前ヤンキースVS強豪高津ファイターズ。ヤンキース29番Inoueコーチは高津の少年野球とは縁もゆかりもあるんであった。
このブログではすでに手垢のついた言い回しとなったけれど、「本日晴天なれど濤(なみ)高し」....今日の大師は「本日晴天にして、風はなし」しかしこのあと、怒濤の試合展開が待ち受けているんであった。
この大事な一戦でヤンキース先発初となるKyoh。フレンズでの全国大会を始めこの選手は影のMVPと言っても過言ではないと、筆者は思っている。あとから駆けつけた母Keiにそれを告げたら「えっ!マジ?」と鳩が豆鉄砲的に目を点にしていた。これがのちに監督Satohのマジックが的中することになる。
何度も書いてるように撮影に没頭していると、試合展開の詳細は忘却の彼方なんである。執筆は印象だけで済ませたい。また、記述と写真との間にビミョウな時系列のズレがあるやもしれぬ。許されたし。
2回裏宮前が2点先制。プロと違い少年野球では先制点を取ることが、とても大事なファクターなんである。だから時にジャンケンで敢えて先攻を取るケースもある。
さすがは高津。その表3回には2点を返して同点、試合を振り出しに戻す。先発は豪速球の投手。この試合、打ちあぐねる展開が懸念されるのだったが....。
今や流行性感冒のように熱を帯びて至る所に満延しはじめた「♪さあ行きましょう→さあ行きましょう↗!♪」「宮前勝つぞ〜、うぉーおおおお〜」の野太いオヤジどものコール。
子どもたちよりもむしろ父母の応援が熱を帯びる。応援団席の写真をこれだけ多く撮ったのは記憶にない。熱い応援に乗せられて何回もシャッターを切ったのだった。
その瞬間「カッキーーーーン」
慌ててグランドを見やると。
背番号12番Tohgoが本塁打をかっ飛ばしたのだった。見ると主将Kohkiが塁間をクルージングランしているではないか。強烈なツーランホームランだった。Tohgoの打席を写真にモノに出来なかったことが悔やまれる。同胞宮前クラブもヤンキース応援に加わり、全員総立ちでTohgoを迎え入れる。
応援団父母が欣喜雀躍更にヒートアップしたのは言うまでもない。
3回裏にはMは3得点、最終回5回にもダメ押し4点を追加し、ほぼ勝利を手中にす。
Shohgoがあわやホームランかとのフェンス直撃の安打も飛び出す。今年この球場で彼はホームランを打っているのだった。
先日のブログにも書いたけれど「愛すべきオヤジ」
今日も外野であの二人が微かな陽だまりにどっかん腰を据えて観戦していたのである。ビミョウな距離感を保ちつつ。外野を徘徊していると、その相棒の一人に捕まり、宮前連合がいかに強いかをトーナメント表を懐から出して、こんこんと教えて下さった。どうやら筆者のかぶっていた宮前連盟の帽子は目に入らなかったらしい。ますます「愛すべきオヤジ」なんであった。
終わってみればまさかの決勝進出の9:2の圧勝であった。
このあとは同じ同胞がたくさんいるの宮前クラブが準決勝に臨むのである。
一気呵成にそれも書きたかったが、今日は、昨晩日曜タクシーから、同乗のあるオヤジを引きずり出すのに15分間車内で格闘し、腕が筋肉痛になっちまったのでここまでなんである。
クラブのブログ(妙な韻を踏んでいるわけではない)は、またいずれなんであった。
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