2018年3月19日月曜日

二死逆転満塁サヨナラ本塁打

今日は練習試合とはいえ、とんでもない結末が待っていたのだった。20年間フレンズ野球を見て来た筆者も初めての経験なんである。

さてその相手は前監督Satohくんの繋がりで遠征にきたKCレッドジャッカル。世田谷区から来てもらったチーム、RJなんであった。KCの略はなんなのか訊くのを忘れた。KCと言えば我々世代はKC&サンシャインバンド。ついでにKFCと言えばケンタッキー・フライド・チキン。KFC...けいえふしい...経営不振?なわけないか。ついでにJFKと言えば米国歴代大統領、ジョン・フィツジェラルド・ケネディなんである。
かなり脱線しちゃった。

故障を抱える主将エースShohは投げられず、ファーストへ。先発マウンドは彗星のごとく現れた救世主Ichiya。今季のFの2枚看板である。RJの先発はSatomiくん。重いスピードボールが冴えていた。


筆者ブログ、曇天の写真が苦手なんであった。露出とシャッタースピードのいろんな組み合わせや、撮影モードもいろいろ試したけれどうまく撮れないことが多い。それで開き直って普通にオートで撮っていたんである。そーすると前出の写真のように全体に暗い空気感の絵になっちゃうんである。今日は適当にモードダイヤルをイジって、試しに「料理写真」」を撮るためのモードでやってみたんである。なななんと、こんな明るい絵になった。1枚目が普通のオート。2枚目が「料理」モード。

若干全体が白っぽくなるのと、シャッタースピード1/125なので動きにブレが生じるのが難だけれど、今日はこれで行こうと決めた。実際の現場は先の薄暗い天気のもとなんであるが。
初回裏FはShohの二塁打を皮切りに 3,4,5番クリンナップトリオAki、M.Haruto、Ichiyaの3連打で1点先制。やるじゃんかフレンズ。



昨日に続きまた航空自衛隊のブルーインパルスの編隊が突如出現。ジェット噴流を轟音とともに吐き出しながら瞬時に立ち去る。今日はカメラを手にしていたのでしっかりその姿を捉えることが出来た。カッコいいの一語に尽きる。

本当に「青の編隊」なのかどーか。筆者はすかさず竹コプターをかぶって追いかけ、上空で同じ目線で撮影してみた(本気にしてはいけない)。
青と白の機体に赤い日の丸。間違いなかったんである。上の写真をMacで拡大してみたがやはりブルーインパルスであった。昔の東京五輪開会式での活躍は世界が絶賛した。

RJはバランスの良いチームだった。1点を返し同点で迎えた4回表には主将Sekiくんのタイムリーなどで4点加点し逆転、5:1と引き離す。男子に負けない声をレフトから張り上げるRiko。

そのちょっと昔少年だった3人。Satoh、Kakeno、Ohmori。昔はブイブイ言わせたに違いない。

その太古の大昔少年だったはずのジーサンズ席。Aragane、Yanagisawa、Kaneda。Aragane オヤジと筆者が同い年だと言っても誰も信じないのは愉快痛快である。

4裏にFも奮起し4得点し猛追、5:5の同点まで追いつく展開。
5回表、更にRJが安打で2点加点し7:5と突き放す。その差は2点。
最終回裏Fの攻撃では「有馬の眠れる大砲」Kazukiに待望のタイムリーが出てRikoが帰還しその差1点と肉迫。その後塁が埋まり二死満塁の場面...。

その時がやって来たのだった。
最終回1点ビハインドの7:6。二死満塁の場面で打席に立つは「アジアの覚醒した化け物」Aki。ここまで3の2の安打を放っている。
ボールカウントはワンストライク、スリーボールの打者有利(※ツースリーだったら本当に漫画のような究極の場面だったが)
投手が投じた5球目、少し高めだったろうかAkiのバットが一閃した瞬間を逃さなかった。芯を食った白球はブルーインパルスのジェット噴流のような白煙を吐きながら、レフト後方の倉庫へ向かって一直線に飛翔し、5万の大観衆で埋め尽くされた倉庫屋根上へ着弾した。
その一発の瞬間がこれ。

いわゆる「逆転満塁サヨナラホームラン」であった。
ホームランは数々見てきたけれど、「逆転満塁サヨナラホームラン」は練習試合とは言え初めて有馬小で見たんである。
昨年は一年通じてスランプ状態で本来のチカラを発揮出来ず、昨年のブログでもコイツが来季のFの鍵であると書いた筆者には、ことさら嬉しい打席であった。彼にはライト方向への窮屈なバッティングは似合わず、本来持っている引っ張る伸びやかな打撃で開花するはずだとずっと思っていた。
今年第一公園での春季大会後、たまたまトイレに行く時に一緒になった。その日良い打撃をしたにヤツに言った。
「Aki、今日はナイスバッティング。おまえはそれで良いんだよ。無理に考えすぎないように、思い切りバットを振れよ」と。
その言葉が功を奏したとは全然思っていない。むしろそんなひと言は彼は忘れているだろう。筆者もそこまで傲岸で尊大で不遜な野郎ではない。どこかの国の財務大臣みたいに。でも今日の一撃は本当に嬉しかったのだった。出来れば練習試合ではなく宮前公式戦で披露して欲しいと願うのだった。
ニコリともせずダイヤモンドを一周するAki。本塁で出迎えたFナイン。本人よりもTsukasaのほうが嬉しそうに破顔一笑していた。

Riko以来のホームラン記念ボールを書いてあげて、なっちゃんがフレンズLINEにアップ。

このあともう1試合やって試合後はいわゆるノーサイド。両軍混合で記念撮影となった。勝っても負けてもとたんに子どもたちは笑顔になり和気藹々。これも少年野球ならではの素敵なところである。

最後にオマケのショット。「晴耕雨読」的オトナの時間である。
(※以下、久々に下ネタが含まれるので子どもたちはとっとと寝るように)

試合後ふと見たら、フレンズ美人妻軍団の一角を担う、モデル級スレンダー美人妻Sumiちゃんと、ダンナのAtsu父が仲良くキャッチボールしとるではないか。実にラブラブで見ていて良いものである。フレンズには今でも手をつないでデートするというToyoda夫妻始め、妻の誕生日に手作りバースデイケーキを作っちゃう、ついでに子どももこの時代に6人も作っちゃうFujita夫妻など、他にもラブラブ夫婦が多いのである。
男女がオトナの夜の野球をする時は、男は自前のバットとボールで、女は自身のキャッチャーミットで闘うのであった。
(※この部分、少年野球ブログにあるまじき文章ゆえ削除対象となるも、少年野球「晴耕雨読」ブログ的性質からみれば甘受されたし、寛容にご笑納下されなんである)


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