Queens6年生を送る会なんである。撮った写真をブログ用にあれもこれもと選んでみると、実に100枚近くなっちゃうのだった。これではマズいと思い、断腸の思いでザクザク更に削除して...。ところがこの1枚を削除すると他とのバランスからどうしても出来ない。主役の6年生一人を削除して他は掲載というわけにはいかないわけで。また、良いシーンは1カットだけじゃなく数枚挿入したい。いろいろ悩んだ末にええい、ままよ、もう削除作業はやめた。というわけで、写真は全66枚という、久々の大作となる。フレンズでもそうだが年に一度のことだもの、心されたし、なんである。文章量もハンパないわけで、読む前にトイレに行くことをお勧めしたい。
卒団生、仲良し4人姫の登場である。
本年、連盟新会長に就任されたMatsuiさんから挨拶の言葉。その中で「...これからも連盟はQueensを支援していきます!」との熱く頼もしい弁。Qメンバー一同「おお〜!」と、どよめきと歓声が上がったのは言うまでもない。
卒団の4人へ監督、代表らから贈呈品。監督Koshimizuさんはひと言しゃべっちゃうととたんに泣いちゃいそうだとの理由から、握手だけでぐっとこらえて手渡しするんであった。
しばしご歓談を、なんである。
筆者はいつもカメラマンで撮る一方ゆえ、自分の写真はほとんどないのが常である。そんな折り、自称「気遣いの出来るオンナ」のTanaka母やPierce母がカメラを持って撮ってくれたんであった。6年母とパシャリ、更にSachiko父Jeffと一緒に、「チアーズ!」
筆者はJeffを、次回作の007ジェームズ・ボンド役に推奨したい。ダニエル・クレイグのようなアクションが出来るかどーかは定かではないが。
客電が落ちる。監督はフェイスタオルを首に巻き準備万端、シルビー・バルタン、ウルトラマンの敵はバルタン星人。今年のDVD制作はAkane母、Saitohさん。いきなり赤ちゃん時代のショット、静寂の中に時折小さな笑いが漏れて、順々と進むのであった。監督始め、多くの父母の目尻にはキラリ光るものが。
終了。一度明るくなったんである。ところがここからもう一度サプライズなんであった。連盟前会長Sohmaさん。15年の長きに渡って宮前少年野球を牽引してきた。怒ったり笑ったり泣いたり感動したりの連続を過ごして来たに違いない。その会長への感謝と慰労の思いを込めてQueens姫全員から「ビデオレター」が上映。姫たち一人ひとりが会長へひと言コメント。それを親が撮った映像が流れたのだった。これには筆者もサプライズなんであった。なんとたった一週間前にKoshimizu監督の発案で(ムチャ振りもいいとこである)、全Queensに電光石火の連絡が回り、各家庭からがっつりビデオが集結、Akane母が急遽もう一枚のスペシャルサンクスDVDを作成したんであった。筆者も以前このブログで、なんとかQのチカラで会長に感謝の意を示したいと書いたことがある。たった一週間で成し得たQの結束の素晴らしさに感服した瞬間であった。さすが強面(こわもて)のSohmaさんも暗闇の中で感無量の表情であった。Queensのネーム入り特製毛糸キャップを贈呈。そのあとのSohmaさんのコメントが実にカッコいいではないか。ぼそりと言った、高倉健のように。
「すみません、こんな男にどうもありがとう」
しばらくして廊下に出るとQueens名物「あの娘が欲しい、あの娘じゃ嫌だ」のハナイチモンメが佳境を迎えていたのだった。日本伝統の昔遊びを後世に伝えるQの伝統行事なんであった。是非Queensを無形文化財、いや世界遺産として登録して欲しいものである。なぜかバーズKawataさんも戸惑いながら加わっていた(^-^)Hinataが16文キックをしていたのには笑った。
そして毎年ありがとう。DVD上映のために馳せ参じてくれるサンダース及び連合の名スコアラーTsudaさん。
いやいや、長くなってしまった。夜も更けてきたので、いっそ二部構成にして今日は筆を置こうかと逡巡したが、仕事が詰まっているので一気呵成に書いてしまおう。
いよいよ卒団生家族のステージ。
Sachiko。Jeffのコメントは英語講習から始まった。母Emmyは独特のキャラで笑いを誘う。
Akane。娘は切々と作文を読み上げ、母はこれまでのQueensの想い出を明るく気丈に振り返る。
Hinata。母は号泣なんであった。「そだね〜」道産子娘のHinata母。暗闇でもらい泣きする母たちが何人もいた。「美女と野獣」カップル的夫婦。その夫Yoshikawaさんも神妙な面持ちでコメント。「...は卒業ですが、Qの魅力に取り付かれて、まだQueensにいたいんで」...。子どもは卒業するが事務局としてQに残ってくれるのだった。筆者、こういう男好きである。男が虚空を見つめ顔を上向きにするのは、目尻から熱いものがこぼれるのを必死でこらえようとする証である。
このあと事件は起こったんである。
子から親へ花束贈呈。互いにハグしたりする。Hinataがオヤジとハグしたのだったが、こともあろうにオヤジの頬に軽くチューしたのだった。Queens史上初めての快挙と言っても過言ではない。良い子育てをしているのだなあと、ジンワリ感じ入ってしまったのだった。
最後は主将Ayaka。キミの活躍は今季Queens躍進の根幹を支えたと思う。親よりもむしろ娘のAyakaが号泣なのだった。嗚咽と涙が止まらない。母からはヤング監督Kurosuさんへの言葉に、Kurosuさんも感無量の表情だった。父Kurashigeさんも総合コーチとして残ってくれる。これまでのQで、この人のチームへの貢献度は計り知れないものがある。
少しだけ今年の母会長Yuukoさんに触れたい。
大会の一週間前には必ず筆者にLINEが来て「Teshimaさん、今度の大会いらっしゃいますか?是非来て下さい。朝早いですがお迎えにあがりますので」行ける行けないは別として、とても優しく嬉しい思いをしたのだった。細かい気遣いが出来る人なのだった。おそらく聡明なだけに、半面気疲れすることも多かった一年だったのではなかろうかと、申し訳ない気持ちになったのだった。たぶん、それは毎年の母会長に共通することなのだろうと思う。感謝である。
さて場面変わって今季Qの選手紹介である。主将はユリッチことYuriko。
小さい娘っ子がスピーチするあいだ、観客席の最後尾から彼女らにエールを送る、大きな娘っ子、天然キャラのEmmy母。おそらく誰も気づいてないはず。
最後は鼻向けの(花向けではない)トンネルくぐり。筆者、トンネルの中に侵入し腹這いながらローアングルでシャッターを切りまくった。
ここからは写真だけで。散会後いたるところで写真撮影。最初はSohmaさんを中心に家族や選手と撮ったのだった。
そのうちEmmyが気を利かして筆者のカメラを奪い取り、「はいはい、そこ集まって〜、撮るよ〜」最初は数人で。
そのうち「お〜い、こっち来いよ」となって徐々に野郎のメンバーが増えて。男どもがわらわら磁石が砂鉄を吸い寄せるように集まってきたんであった。
ファインダーを覗きながらEmmyが言った。「ん〜、カッコいいよ、Queensメンズ」
....
Queens関係各位、お疲れさまでした。
そして、改めてQ卒団生4名、及びそのご家族のみなさま、おめでとうございます(^-^)
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