やたら忙しいんであった。
年が明けてから早々にやらねば的な仕事がある。FとQのマグネット制作と、フレンズ新スタッフメンバーの名刺、個人的には確定申告の記帳、パソコンの不具合の調整、etc...などなど。おっと、HONDAダンクの買い替えも視野に入れねばなんである。ところが全く着手出来ないでいるわけで。
昨年から引きずっている仕事の修正業務がわんさと集中し、新規物件もどっと押し寄せたんである。沼津コスメショップ、新宿某企業社長室、秋葉原トイメーカーショップ、南馬込と東馬込の一戸建てリフォーム、自由が丘のレストラン、そして横浜元町のアパレルショップ。今週だけでもクライアントへ打合に行ったのは火曜大田区、木曜代々木、金曜横浜。筆者の場合、クライアントへ打合に出向くのは新規物件のキックオフを意味する。1週間に3物件請負というのは異常なんであった。今日土曜日には馴染みのお客さんから電話があり、また新しい案件の話があったのだが、さすがに丁重にお断りせざるを得ないのだった。建築業界にはオリンピック景気というのがあるが、筆者の商業建築のテリトリーでもその余波が押し寄せているのか、あるいは消費税アップ前の駆け込み需要なのか。いずれにしてもこのところアップアップの状態でのブログアップなんである。近年稀に見る忙しさなんであった。
昨日金曜日は昔から尊敬する先輩からのオファーで断りきれず、横浜元町の物件の現場打合に行ってきた。横浜は久しぶりだった。11時から現場調査と打合をして終わったのは14:30。現場から徒歩で横浜山下公園へ向かった。これはあらかじめ決めてあった予定だった。せっかく横浜に来たのに海を見ないで帰る手はないと。筆者山形の内陸育ちゆえ「海」に対しては憧憬(しょうけい)の念と同時に畏怖(いふ)の念も併せ持っている。
若い頃は何度も遊びに来た横浜。マリンタワーに白い飛行機が横切る。
子どもが幼稚園児だった頃この日本丸じゃない、氷川丸にも、入ったことがある。楽しい経験だった。(帆船日本丸は現在修繕工事中。これは日本郵船の氷川丸でした...1月27日追記)
船と岸を固定する鎖部分をよーく見れば、妙に凸凹(デコボコ)してるではないか。寄って見てiPhoneでアップで撮ってみると、カモメたちが羽を休めていたのだった。この中にはカモメのジョナサンもいるのだろうか。歩いていると彼らは平気で人の1mくらいまで接近してピュンピュン飛んでいくのだった。
昔に比べて潮の匂いが薄らいだように思うのは、筆者の思い違いか、または環境破壊による変化なのかはわからないけれど、確実に潮の匂いはあまり感じられなかった。ちょっと悲しい。
山形第一中学校3年生の修学旅行は、東京の皇居やここ横浜山下公園だった。当時の付き添いの英語の先生が外国人と英語で得意満面で会話してるのを目撃して、ちょっと見直したのを記憶している。厳しい先生だったがこの時はニンマリ、今で言うドヤ顔していた。「Hayakawa先生、マジで英会話できるんだ!」と、みんなでスゲースゲーと見守ったものである。ああ懐かしい。
突然数十年前の中学の時の英語の授業光景が蘇った。
先生が教科書を読み上げて言った。
「She has Brown hair」...「これを訳してみろ」と。
普通に直訳すれば「彼女の髪の毛は茶色い」である。下手すると「彼女は茶色い髪を持っている」なんてなりかねない。それはそれで間違いではないけれど、日本語としてはおかしいし、ツマラナイ。
先生が指名したのか、筆者が挙手して解答したのかは記憶は定かではない。
筆者は椅子を立って答えた。
「彼女は栗色の髪をしている」
.....
一瞬先生は言葉に詰まったようだったが、すぐに、
「イエス! ザッツ、グー、ザッツ、ライト!」
当時アラン・ドロンの「栗色のマッドレー」という映画をTVで観たばかりで、とっさに思いついた文章だった。
そんなこんなの経験がこの「晴耕雨読」文章生成に生きているのかもしれない。
ベンチに腰掛け、アイコスを片手に、写真をいくつか選択し中学の同級生グループLINEに送った。LINE名は「3年9組」だが、筆者は密かに「サンキューLINE」と呼んでいる。
返信投稿には、山形の方は雪が散らついたり、地域によっては猛吹雪だったりしているそうだった。南北に長い日本の四季の違いを今更ながら思い知らされ、そんな四季豊かな日本に暮らしていることが何だか嬉しくて、ちょっぴり楽しい気分にもなる。
20代の若い頃ここ横浜に来た時に入ったレストラン、スカンディア。今でも健在だったのかと驚いた。何を食べて何を飲んだかは失念した。でもほんのり懐かしい佇まい。
やはりヨコハマは今でも素敵だった。
.........
今日土曜午前は第一公園へ行き、Queensの年初恒例「豚汁大会」へ。目の前には気が遠くなるほどの仕事の壁が立ちふさがり、よほど行くのを断念しようかと思ったけれど、こういう忙しい時ほど行った方が良いのである。母たち手作りの旨い豚汁にココロも身体も温まる訳で。
明日日曜も終日仕事。そのへんの豚汁Qブログはまた次回なんである。
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