2019年7月23日火曜日

申告四球についての持論

秋季大会Bブロックリーグ戦は死の組であることは以前に書いた。そーなんである。その象徴「富士見台ウルフ少年野球クラブ」との闘いがそこにあった。どこか過去の栄光にすがるようで口幅ったい言い方になっちゃうのだが、この組み合わせは2015年の全国大会ベスト16と、翌年2016年の3位同士の対戦でもある。(なんちゃって)

1回2回表までは互いに似たような展開。ワンヒット出るも次につながらず得点には至らない。


2裏Wは四球失策犠打(スクイズ)などを絡めて2点先制。3点目も献上するところだったFはかろうじて6-2の本塁で阻止しチェンジ。チェンジの仕方がよかった。

点を取られた直後に取り返すのが野球のセオリーと言われる。3表FはHaruyaが出塁するとTsukasaが中前安打で三進させ、Junのスクイズで一点返し、さらにKaitoの内野安打で加点し2:2の振り出しに。

ここから少し長くなるが、以前から書きたっかった事案がある。筆者の持論を展開させていただきたい。「申告四球」についてである。
断っておくが、筆者は我がフレンズだけの利益だけを鑑みて物申すわけではない。
........
今日もまたこれかであった。主砲Akiがまたしても申告四球による敬遠。Fも他チームもすでに当たり前のようにこの新ルールを使うのでお互い様なんである。すでに見慣れた光景になってしまったわけで。しかし私は純粋に、宮前の子どもたちの豪快なバッティングを見たいだけなんである。試合時間の時短を目的としたプロ野球ならばそれも良いだろう。しかしこのルール適用によって子どもたちの活躍の場を、才能の芽を摘み、今までの努力の開花を阻んでしまっているのではないか、というのが私の持論である。これで忸怩たる思いをしているのは子どもだけではなくコーチやその子の親御さんも然りだろう。Akiは毎日スクワットからおもむろに素振りをする、総監Satohくんに言わせれば「なんかのおまじない?」と茶化されるほど日々努力しているんである。もともと時短のために生まれた申告敬遠。少年野球の場では滅多なことでは捕手を立たせて敬遠四球なんてないわけで。少年野球にまで波及させるのは如何なものかと思う今日この頃である。
我がFに限って言えば、勝ち負け以前に主将で主砲のAkiは、いったい今年何本のホームランや強打を見せて、俺たちを楽しませてくれるのだろうかと、昨年から楽しみにしていたんである。おそらく史上稀に見るとんでもない本塁打数を記録しちゃうだろうと。
もし他のチームにも彼のような選手がいれば、チームの垣根を越えて私は楽しみにしたいと思う。それが今年の新ルール採用により各チームのスラッガーたちには叶わなくなった。申告四球は勝つためのツールとしては必殺技だろうと思う。だって、ルールの名の元に打つヤツに有無を言わせず打たせないわけだから。
しかし少年野球界の端っこに端座する筆者に言わせば少年野球にまで適用させるのははっきり言って間違いである。一旦適用したルールをそう簡単には曲げられない、上意解脱(じょういげだつ)、トップダウンの大きな組織の論理もよく理解しているつもりである。ならば、百歩譲ってせめてルール改変し少年野球では「1試合につき、1打者1打席に限ってのみ申告敬遠が適用される」と提言したい。プロや高校野球(松井秀喜を想起していただきたい)ならいざ知らず、少年野球に於いて、もしその子が全打席申告敬遠されたら、少年野球のみならず、日本の野球発展に影を落とすことになるのは火を見るよりも明らかだ。
筆者にしてはいつになく強めの文言で書いてしまったけれど、これは揺るぎない持論である。


さて地力に勝るW軍団、その裏2本の長打を繰り出しさらに2点追加、2:4と引き離す展開に。

回は中盤Wは畳み掛けるようにまた2点を加点し2:6とする。
終盤に入った。後が無いFは1死後四球で歩いたJunを二塁に置き、打順はそのAki。点差や回数やアウトカウントの計算もあったと思うのだが、Wベンチはこの打席ではあのルールを申告せずにちゃんと勝負に出てくれた。

そしてやはりこの男はやってくれたんである。
気が遠くなるほどの滞空時間の長いセンターオーバーの超特大ホームランであった。普段Akiは弾丸ライナー的な本塁打が多い。打ったあと仕事の合間に喫煙室に行って一服しまた仕事に戻ってもなお、センタースタンドに着弾していないくらい、滞空時間が長かった。
豪快なツーランホームランにてFギャラリーは湧き上がる。
4:6と猛追。

しかしながら繰り返すけれど地力に勝る王者W軍団。4:6のまま試合終了。この試合は互いに得点全てが「2」であった。

....
この後第二試合はアリコVSブルアロ戦。

筆者は昼前に帰宅せねばならぬ家庭の事情と、午後は図面仕事せねばネバダの理由から早々に帰宅。
赤カブのギアをガキンゴキン、ヒュンヒュンしゅるしゅる、ヒュルリララ〜と、カブ独特のエンジン音を響かせて帰還なんであった。
そう、カブと言えばカブの大先輩が今日の試合を観戦しに来てくれていた。彼女のカブはイエローキャブ、じゃなかったイエローカブ。大好きな色は問答無用で「黄色」
今の若い親たちには知る由もないと思うけれど、フレンズ史上最強の、母マネ兼、理事代理兼、事務局代理兼、連絡網発信者兼...。今のように役割分担が多様化分業化している現在では信じられないことだろうけど、選手不足でフレンズ存亡の危機の時代でも一人で何役もこなしていた伝説のFのOB母マネ、Kimiちゃんであった。当時は彼女が来るとチームの雰囲気が一変し明るいムードになっちゃうような夫婦ともにチームの中心的存在であった。
大観衆で埋め尽くされたレフトスタンドの彼女を望遠で捉えてみた。昨年OBのRiko父も観戦に。同じく古いOBのFujiyaオヤジやAraganeオヤジのステキな男性(?)に囲まれて(笑)応援していたのだった。
写真に撮られるのは大好きであるが、その自分の写真を見るのは大嫌いだという彼女。
試合後はフレンズメンバーやOgasawaraさんと旧交を温めていたようである。
こーしてFの応援に来てくれたKimiちゃんに感謝。

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