2021年3月14日日曜日

コロナなんて大爆発しちゃえ

 いったいどうしたと言うのだろうか。これは筆者の偏見かもしれぬけれど。最近筆者周囲の大木の伐採、いや剪定(せんてい)が目についちゃうんである。

まずは近所の行きつけのスナック、じゃない、有馬中央公園のケヤキが先日ガッツリ刈り取られていたのだった。植木職人が高所でジョリジョリ作業する姿を観察するのは好きだ。けれどなぜだろう、なぜかしら?剪定する理由があるはずだが筆者にはわからない。すぐにスマホで検索するも、「枝が伸びすぎて信号が見えない」とか「車道や舗道に枝が伸びて通行に危険だ」とか「虫が湧いて困る」とか「落ち葉の処理が大変なのよ」とか、行政の判断や住民の声を元に剪定するとあった。けれど、まだ納得いかないんである。そのどれにも該当しないようなのに、最近の公園内の巨木の剪定はなぜだろう、なぜかしら?なんである。

この公園で夏にベンチに座り上を見上げれば、鬱蒼とした樹々の葉に囲まれてギラつく太陽光線を遮り、木陰で休むのが夏のひとつの楽しみだった。これでは今夏はそれを望めそうにない。すっからかんの一文無しのオケラ街道まっしぐらなんである。文字通り見る影もない。

以前も書いたがここからすぐの禅寺の立派なイチョウの木も同時期に剪定されていた。川崎市の保存樹木に選定なのにバッサリ剪定。選定と剪定。(ダジャレなのでここはみなさん苦笑する場面である)

てっぺんをiPhone12の望遠で撮ってみる。自分でも確固たる理由は不明だが、なんだか昔TVで観た西部劇の孤高の「インディアンの砦」を想起させるではないか。ちなみに現代ではインディアンは死語でありヘイトスピーチ的誹(そし)りを受けかねない。コロンブスが新大陸を目指して大西洋を航海し、たどり着いた地図にない大陸を、インドに着いたと思ってここの住民を「インディアン」と呼称したのだった。今では正式には「アメリカ先住民族」と言うのが正しい。エベレストを正式にはチョモランマと言うのと通底する。エベレストはイギリスのエベレスト卿が初登頂して勝手に名付け、日本を始めとして世界に流布した名称である。しかし現地では昔からチョモランマと言う呼称がある。

うーむ、話がそれてしまった。

おそらく剪定には確固たる理由があるのだろうと思う。丸坊主になってもまだ生命力は健在で、また数年かけて葉を生い茂らせ、人々に涼やかな影を作ってくれるはずだと信じたい。今年の夏は炎天下で我慢だ。もうすぐ63歳になるオッサンの頭髪はもはや再生不能だが、樹齢数百年になるこの樹はいまだに生命力は衰えない。自然界の生命力には実にリスペクトしちゃうのである。

今週我が愛車スーパーカブの2回目の12ヶ月点検に行ってきた。第一公園近くのHONDAドリーム正式ディーラー。オイル交換もしてもらいリフレッシュ。2年でまだ1400km。整備するのにその間2時間かかる。時間潰しに歩いて宮崎台駅カフェへ。途中第一公園へ寄ってみた。最近ここでも樹木の剪定が行われている。交通の妨げになっているとは思えないけれど、計画的にやっているのは明らかなので、いつかその剪定の真意を誰かに聞いてみたいと思う。普段当「晴耕雨読」では外野からグランドを見た写真が常だけれど、ここではもっと奥の細いけもの道から撮影。

...

さて今日土曜は終日雨。当然FもQも練習は休みだ。午後からは暴風雨も吹き荒れた。家から一歩も出ずに午前は確定申告帳簿つけ、午後は仕事に没頭していた。クライアントと電話で打合しながらiPhoneをハンズフリーにし、iPhoneに現場の画像を送られてそれを同時に見ながら話し、細部を詰めてゆく。いやはやリモートワークは便利やら面倒やら。

夕方Macに集中していて気づかなかったのだが、いつの間にか雨は上がったようだった。

何気にふと窓の外に目線を転じると我が目を疑った。日没間近の東の空に大きく掛かる巨大な虹の姿が目に飛び込んできたのだった。

慌てて窓を全開にしiPhone12で撮ってみた。

すかさず仕事部屋から寝室のベランダへ移動し、全景を撮ろうと思ったら余りに大きくて標準に収まらない。すかさずiPhone12Proの機能の広角モードに切り替えてみたら、ギリギリ画角に収まった。それがこれ。フレンズLINEと山形39LINEへ送った。こりゃまるでドラゴンボールの元気玉が爆発する瞬間か、またはアニメ映画「AKIRA」のラストシーンを彷彿とさせるような奇妙な光景だった。これが大爆発して全世界のコロナもブッ飛んでしまえばいいのに。逆に爆発で拡散したら困るけれど。雲散霧消しちゃえ。

虹に気がついて撮影しLINEに送ったのだが、その間1-2分間足らず。しばらくするとあっと言う間に七色の虹彩はぼやけ始めて、みるみる間に薄くなり消えてしまった。なぜなら西の空の太陽がとっぷりと暮れてしまったからだった。日没前の一瞬だけ垣間見えた大きな虹だった。

神明社の虹の袂(たもと)をアップで。

「虹の向こうは晴れなのかしら〜♪」

中学生の頃好きだった天地真理の歌のフレーズを思い出す。

もう一度夢想する。

これが大爆発して全世界のコロナもブッ飛んでしまえばいいのに....。

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