2021年5月31日月曜日

ノルウェイの森の中心で

 今日は連盟30th記念誌の追加修正仕事をこなした後、夜は防犯大会ブログに邁進するつもりであったけれど、連盟仕事に思わぬ齟齬(そご)が生じ、慌てて修正し夜、連盟記念誌グループに送信。てなわけで今日も防犯ブログは次回へ繰越。全国の知らない人が読んだら「防犯ブログ」っていったいナニ?って思うだろうなあ。犯罪を防止するためのブログ?ってか(^-^)「防犯大会」の名前の由来についてはこの「晴耕雨読」で過去に何度か書いているので、そちらをご参照くだされまし。

さて日中は運動不足解消のために横浜牛久保公園へカブを走らせた。例の渡り鳥の冬鳥たちはシベリアへ帰ったようで、池の水辺には2羽のカルガモしか残っていなかった。仲間のカモたちが次々とシベリアへ旅立っていくのを彼ら2羽のカルガモは、どんな思いで見送ったのだろうか。カルガモだけは春になっても北に帰らず日本に居付く習性がある。まるで日本が気に入って永住を決めた外国人のように。人間で言えば古くは小泉八雲ラフカディオ・ハーン、近年ではCW・ニコル、デーブ・スペクター、フレンズTakenaka父、Queensイケメン父Jeffなどである。

牛久保公園には小山のような小高い場所がある。筆者のお気に入りなんである。村上春樹の「ノルウェイの森」を想起させるような場所だ。ウォーキングの後元気があればここへ登る。昨年は何度かランニングもしたが、今年はまだ走ってはいない。

東屋(あずまや)で休憩していると俄かに雨が降ってきた。Yahoo天気で確認すると、情報が大混乱。「あと25分後にはやみます」のすぐ後に「今から雨が降り出します」、更に「雨がやむのは2時間後です」とか、とか、東京特許許可局。舌がもつれるような混乱ぶりであった。

小雨からざんざんブリブリの一瞬後、ギャンギャンの豪雨に転じた。数分間だったけれど。

ふと気がついた。バイクのヘルメットは荷台ボックスは荷物がパンパンだったので、カブの脇にぶら下げてきたのだった。バイク乗りあるあるである。

雲間から日が射してきたがまだ雨は激しく降っている。妙な天気だった。帰るには今しかないと思い重い腰をあげて東屋を後にした。するとどーだろう。雲間から射し込んだ太陽光線が偶然にも、森の中心の平地にだけ照射し草地だけが明るく輝いて、周囲の木々は暗いまま。雨はまだ降っている、そんな奇妙な、または素敵な光景だった。

このコロナのご時世、迂闊に風邪なんかひいちゃいられないぞい。うっかり熱でも出そうものなら疑心暗鬼に陥って「とうとう俺もか!?」なんてなりかねないからだ。若干寒気を感じながらも麓に帰還し、愛車赤カブの元へ辿り着いた。赤カブはHONDA発売60周年記念の特別仕様車、これを筆者が還暦60歳で購入したものであった。そのカブを見てふと思い出した。今日5月30日は筆者の63歳の誕生日だったことを。若い人には信じ難いことだろうけれど、歳を重ねると家族の誕生日は克明に覚えていても、自分の誕生日なんてどーでも良くなってくるものなんである(個人的感想です)。息子と息子の嫁さん、娘とそのマーゴたち合計7名には毎年誕生祝いのLINEスタンプをしている。

さて問題のヘルメットであった。案の定たっぷんたっぷんに雨水を湛(たた)えていたのだった。満水間近の黒部ダムのように。木陰に駐輪していたにも関わらずである。じゃーーーーっと雨水を捨てて、すっかり枯れ果てたハゲ山のような頭にジュワッとかぶり、そそくさと帰路を急いだことは言うまでもない。

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