2022年7月8日金曜日

Queens新生ユニフォーム完成

 以前のブログでQueens赤ユニフォームを約10数年ぶりに更新することは既報の通り。Qは他のチームと違い、母体チームと兼ねている女子が多いことから、なるべく各家庭の月々の支出を抑えようとの気遣いで、ユニフォームは個人で買い取りではなく、積み立てた予算からチームでユニフォームを作り、それを年間レンタルと言うカタチで運営しているんである。なので約10年間は先輩から後輩へユニフォームが受け継がれていくわけだ。創立10周年の際に赤ユニとは別に胸にQロゴを堂々とあしらった青ユニを新調したのが現在のQueens。古い赤い方は秋の川少連大会でのみ着用される。なぜか?川少連では連合チームの体裁を取らないといけないため、胸にQueensロゴが入るのはご法度。(これにはもっとややこしい「全軟連登録」と言う理由があるのだけれど)...なので連盟創設でもあるQ赤ユニにはMIYAMAEが表記されている。

しかーし、なんである。さすがに試合数は少ないとは言え、貼り込んだロゴなどが剥がれるなど、老朽化が目立ってきた。世界最古の木造建築、法隆寺は宮大工が定期的に補修や部材の入れ替えなどで、その命を繋いでいるのだが、一方伊勢神宮は20年に一度「式年遷宮(しきねんせんぐう)」と言って、新築に立て替える伝統がある。スクラップ&ビルド。「神様の引っ越し」とも言われる所以(ゆえん)だ。今回の長年の風雪に耐えたQueensは、法隆寺方式ではなく伊勢神宮スタイルで一新を図ったのだった。

今日大阪のネットサイトのユニフォーム専門メーカー「UNIO」から新生赤ユニが届いた。Web上で何度もシミュレーションし、何度もQへプレゼンし、何度も確認修正追加してよーやく完成なんである。メーカー担当者とのメールのやりとりはとても迅速丁寧で、的確で、花丸を差し上げたい。その最終デザインがこれ。デザインと言ってもシミュレーションで数多くの色や柄を組み合わせるので、正確には筆者オリジナルではないけれど、ほぼあまり見ないデザインだと思う。ポイントは濃い赤ベースに明るい赤のストライプをアレンジした点。この画像はUNIOから最終確認として送付されたもの。

左袖は「KANAGAWA」、右にはこの新しいユニフォームのためにQの円形バージョンの新しいロゴマークを作成した。

Murata代表と相談して思い切ってオール昇華プリントなんである。代表も筆者も本当ならプロ並みにロゴや背番号など刺繍やアップリケを使ったオーセンティックな仕様にしたいのは山々だったけれど、「予算が潤沢にあるなら俺もそーしたいけどね」と代表の苦悶の表情。それで背番号も含めてオール昇華なんである。全体的にペランとした質感は否めないけれど、値段と耐久性を鑑みれば全然OKなんである。多くのチームは背番号を四角い布地で縫い付けてるけれど、位置が変だったり母さんが夜なべしたり縫い目が違和感あったりと、デメリットも多いはず。背番号も昇華なので実に美しいわけで。ちなみに「昇華プリント」とは?普通は布地表面に上からインクを印刷するから摩耗などで剥げてしまうけれど、昇華プリントは布地の繊維の一本一本にインクを染み込ませて、最終工程で熱で昇華させてインクを固着させるんである。なのでデメリットは若干滲んだような感じは否めないけれど。はてさて、昇華の耐久性はどーでショウカ?...昇華だけに。

30,29,28大人はOサイズ。子どもは1から15番まで160、16から20までは150にした。

背番号はMurataさんの意向でMLBエンゼルス大谷翔平17番に倣って、同じフォントでちょっとクラシカルなデザインに。うんうん、温故知新、良いではないか。

QのSatoh監督にナイショで30番を試着しちゃった。検品なんである。プロなら(プロじゃないけど)ここまでしなきゃである...と言い訳しつつ。自撮り画像公開。おっとメタボリックと言う綺麗な言葉でお茶を濁せるほど尋常ではなくなった、筆者のデブな出腹。地球上の全ての酸素を大きく吸い込んだ後、反転全身の空気を全て吐き出し、下腹部に全神経を集中したのち架空のシックスパッドを生成して、息を止めて数秒.....。カシャリ。かろうじて40代のころの腹を再現できた。ちなみに左手に持っているスマートウォッチ。AppleWatchではない。¥4,000の中国製のパクリオモチャである。これでiPhoneのカメラとBlueToothで同期して遠隔操作でシャッターが切れるんである。

余談、てゆーかオマケ。本当の意味でのオマケなんである。UNIOでは20着以上の発注に対してサービスとして、ライオンのぬいぐるみに、同じデザインのミニチュアユニフォームがプレゼントされる。可愛いオマケなんであった。週末Queensへ持っていくのである。

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