2023年12月11日月曜日

連盟パーカー制作奮闘記

 宮少連では大会は終了したものの、まだ川少連...いや、市学連絡みの肘検診、食育などのイベント調整や協力、来年の総会に向けた各種調整などで担当者は結構忙しいのである。ちなみに長年言い習わしてきた「川少連」は川崎市学童野球連盟と名称が変更となり、従って「市学連」と略称呼称が変わったんである。どこの市か?なんのスポーツか?学校なのか学生なのか学童なのか?など不明な要因があって、この呼称に慣れるまでしばらくかかりそうな気配ではある。でも決定された以上は仕方のないこと。ちなみに宮少連はこれまでもこれからも不変である。その宮少連のささやかなお話。

そんな中昨年Queensがパーカーを作ったこともあって、宮少連でも冬場のパーカーが欲しいとのFujisawaさんからの声があり、筆者が脊椎管狭窄症の重い腰を上げてまたデザインすることになった。タイミングとしては絶好なんである。なぜなら帽子製作で宮少連ロゴを一新したばかりだから、新ロゴを展開するには格好のアイテムなんである。早速ザクザクとデザイン開始したのは10月頃だった。筆者個人的にはフルジップが好きであるが、パーカーといえばやはりプルオーバータイプが定番。胸と腕2ヶ所にて、個人名も入れることに。はて面妖な、今大失敗に気づいた。Queensの際も個人名を入れられたわけで。ただものすごく手間はかかるけれど。Qパーカーに個人名を入れていたら、もっと素敵だったに違いない。昔はそれをやるとメッチャ高くなったけれど、今はオンデマンドダイレクトプリントの時代。オンデマンドとは入稿した原稿がそのまま印刷にダイレクトに反映される方式。その代わり素人がやると大失敗の元になる可能性もある。

「ワシ、絶対白が良い」と言うNishiharaさんの声で当初白ベースでデザインしたが、「白はダメよ、汚れが目立つから」と言う声が多数派を占めた。当然である。しかし反対派の中でも本当の気持ちは白が良いけど、現実的には紺と言う者も少なくなく、ならばいっそのことパーカーの色は紺とオフホワイトの2択できるようにした。結局19名中オフホワイトを選択したのは4名だけ。Nishihara、Ohtake、Uekiそして筆者である。奇しくも皆アリコとフレンズ出身の有馬オフホワイト軍団であった。筆者は白系のスェットを4着持っていて、白がいかに汚れが目立つかは身をもって熟知しちゃっている。ラーメンのつゆハネや、ナポリタンやマトリチャーナなどのトマトソース系パスタは天敵である。ただし「白は汚れやすい」と言うのは大間違いで、「白は汚れが目立ちやすい」と言うのが正しい日本語なんである。紺色でも同じように汚れているのだが、目立ちにくいだけで、実際の汚染度は白も紺も同等なんである。筆者は汚れを考慮して当初は紺だったが、白いパーカーって自分では絶対買わない色だけれど、せっかくのこの機会なので思い切って白にしたんである。連盟用だけでなく普段使いでもオシャレじゃないか。ラーメン屋に入ったらパーカー脱いでから麺をすすろうじゃないのよ。紺にしたメンバーにも白も良いなと迷った者も多い。紺ベースと白ベースの胸のロゴデザイン。

腕のネーム部分は個人名全員分を制作。連盟BOSS、Matsui会長は紺も白もご所望で2着発注。くれぐれも仕事の時は白を着てはいけない。

これで発注は出来ない。なぜなら前出のようにオンデマンドだから、このままだと背景の色もダイレクトに印刷されちゃうからである。そこで素人には少しだけ難しい作業を要する。背景の色を透明にしなきゃなんである。JPG画像の背景を透明に加工してPNGファイル形式に変換。下の画像、バックのグレーグリッドは透明を意味する。連盟福岡支局長のH.Nishimuraさんや、印刷のプロフェッショナル(?)レッパのHiranoさんなら容易に理解する話である。

途中発注サイトでシミュレーションした画像を。この後名前のフォントを変更して発注は12月2日だった。たった1週間の納期発送は国内製作ならではの短納期ハイクオリティー。海外某国製作では心配で心配で夜も眠れないのだが。Qでの実績もあり日本製ということもあって、一週間は枕を高くして熟睡したのだった。

さてさてここからはリアル実画像。先日8日金曜に納品された。今週末の第一公園で関係者に配付予定。12オンスのヘビーウェイトは一長一短ではある。(レギュラーは10オンス)暖かい春や秋にはちょっと暑すぎるかもだし、若干ゴワッとする感は否めない。しかし厚手のパーカーには高級感があり、型崩れもしなさそうだし、何しろ見た感じがイイんである。例えて言うならば、薄いチープなパーカーは軽自動車のドアを閉めた時に「パカン」と軽い音がするのに対し、厚手のパーカーはBMの分厚いドアを閉めた際に「ドスッ」と重い音がするような感覚といえばお分かりか。またフードの丸い形がダルんとせず、カチッと立っている点も良い。パーカー本体代はヘビーでもレギュラーとさほど変わらない¥3,000である。

健診の時に若い女性看護師がウェストを測る瞬間、多くの中年野郎どもは心の中で「んがっ」と気合を入れて腹を凹(へこ)ます、涙ぐましい無駄な努力を労することはご存じであろう。筆者も御多分に洩れず貴兄と同類である。連盟LINEに送付するため着用の写真を自撮りして送った。...「んがっ」と気合を入れて。キャップと腕のネームMJBLがリンクしてなかなか素敵じゃないかと自画自賛、地産地消。

大谷翔平のFAドジャース入団が決まったことはビッグニュース。ほぼ大方の予想通りとはいえ、やはり新天地での更なる活躍に期待しないわけにはいかない。Q代表Murataさんがエンゼルスの真っ赤なパーカーに触発インスパイヤされてQueensパーカーを提案した。Qにとっても良いチャンスであった。筆者はエンゼルス以外なら他球団よりもドジャースに決まって嬉しい派である。大谷の高校時代から熱いオファーをしていたドジャースと言う逸話も素敵だし、12/9という数字の巡り合わせも面白いし、ド軍監督の母親が日本人というところもなんだか共感を覚えちゃうではないか。ドジャースのあの古臭いけれど、1950年代風の古き良きアメリカ的なロゴマーク(悪くいえばダサい、しかしそのダサさがまた味わいがある)も悪くない。

最後に紺とオフホワイトの画像を。年内のブログはQueens関連と日々雑感的、「晴耕雨読」的、徒然草的、由(よし)無し事を掲載予定。

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