2012年8月12日日曜日

日本人が取り戻したもの

頑張ったじゃないか!ニッポン!
なでしこJapanも男子U23も、そして今日の女子バレーボールも。奇しくもU23と同じ対戦相手は韓国。20数年ぶりに韓国をストレート撃破してメダルに届いたのだから。どれもこれも共通して言えることは、金には届かなかったけれど、試合後のインタビューでは仲間のことに言及している点である。この3つの競技のみならず他の種目でも、今回のオリンピックで強く印象に残っていることなんである。口をそろえて異口同音で発する単語は.....
「仲間」「チーム」「みんな」....に感謝したい、更に「絆」「つながり」「連帯」云々。

毎大会似たような言葉を聞くけれど、今年は特に多いような気がする。角度を変えた見方をすれば、ニッポンはあの東日本大震災以降、半年過ぎあたりから「絆」という言葉が一人歩きして、マスコミで大安売り状態になったことに筆者はひそかに眉をひそめたクチなんであるが、しかし、今大会でそこかしこで耳にするそれには、確かな重みを感じている。軽はずみには使いたくない「絆」ではあるけれど、世界の狩猟民族に対してフィジカルで劣る農耕民族の小さい躯の日本が武器とするのは、チーム力、組織力、一体感、などのメンタル部分の中枢を司る、言い換えればその「絆」なんではなかろうか。あの震災以降日本人が失ったものは星の数より多いけれど、反して得たものはこれではないだろうか。彼ら彼女らの言葉を聞いていて、震災以前には日本人が忘れかけていたもの、震災後に日本人が取り戻したもの、それが彼らの言葉の中に脈々と息づいていると感じたのは、筆者の穿った思いなんであろうか.....。

久しぶりにマジメなことを書いてしまった。
ここからはいつもの調子で。
今五輪サッカー決勝戦がキックオフ。筆者はマニアックではないけれど心底サッカーが好きだ。だからメダルを逃したU23のあとも楽しみだったのがこれこれ、決勝戦なんである。ブラジルとメキシコ。ブラジルは理解出来る。U23のメキシコは全く知らなかった。対日本戦、こんなにいいチームだとは思わなかったぞ。開始たったの28秒でメキシコが電撃先制ゴーーーーーール!これは面白い展開が期待出来ちゃうんである。
どっちが勝てども決勝戦に相応しい、いいプレーが観たいぞい。
近頃のサッカー雑感。(サッカー好きじゃない方は読み飛ばして下さいまし)
その1=キーパーへの不用意なバックパスが多すぎるぞ。
その2=キーパーからディフェンス陣への不用意なパスが多すぎるぞ。
(日本はこれで負けた)
その3=縦のロングパスからカウンター狙いの一発勝負のサッカーも面白いけれど、鋭いワンツータッチのパス回しでエリア内に切り込み、ファーのゴール片隅ぎりぎりに、鋭く突き刺さるシュートで決めるサッカーのほうが好きな筆者なんである。

さて、なんだかんだで結局野球である。
先日のブログでInoueさんからの甲子園便りの写真を掲載。翌日の桐光戦も観たかったらしいのだが家族サービスでユニバーサルスタジオJAPANに行ったらしい。USBじゃない、あのUSJだ。

今日代々木で打合をしている時に懐かしい人からメールがあった。フレンズOBのMuroi母である。そのInoueさんの写真ブログに誘発されたわけではないそうだが、郷里福島「聖光学院」の応援で甲子園に来ているらしい。強豪日大三に勝ったとのこと。えっ、えっ〜?以外な展開。彼女はそんなに野球好きだったっけ!?
返ってきたメールは....
「野球の応援を通して、生まれ育った郷里と繋がる一体感がたまらない!」
更に、
「もし私が知っているフレンズの子が甲子園に行ったら、絶対応援に行く!」
とのことだった。

ここでも肉眼では目にすることは出来ないけれど、暗に「絆」の存在をふわりと感じたものであった。
サッカー決勝は、こうはさせん、挿入!
....ん?違った、後半戦突入!なんである(^^)/

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