宮前区少年野球連盟主催の公式戦で、6年生が戦える試合は秋季大会が最後である。その秋季大会も最後の試合となった。本大会に駒を進めたチームは幸いである。しかしそうではないチームは8月の盛夏に6年がもう終わるなんて....。少し割り切れない思い。筆者の時代は10月くらいまで存分に試合が出来たように思うけれど。時代の趨勢と言えばそれまでだが......。
最終試合は対野川台フォルコンズ戦である。アウェイの西野川小ドームへ。
ところでスコアブックをつけていて思うこと。「失策=エラー」はガッツリ書き込む欄がある。おそらくそのエラーによって試合を左右する記録的数値が変わるためと、選手個々人のエラー数を記すことによって、今後の発奮材料とすることも出来るためだろうか。
ならば「美技=ファインプレイ」という項目があっても良いではないか!?
ファインプレイはエラーの判断よりももっとアバウトで、記録者の主観が大きく左右するのは百も承知である。でもシャレでそんな項目があってもいいじゃん。「国際野球記録者連絡協議会」=いんたーなしょなる・べーすぼーる・すこあらー・かんふぁれんす=略称IBSCに、次回米国シアトルで開催出席の際には意見してみようと思う筆者なんである。
「美技」(びぎ)。
MensBIGIは筆者が20代の頃おおいに流行ったブランドであるが、「美技」は「美技」であり「美技」以外の何者でもないわけで。ただし西野川ドーム横にはこんな「美技」を発見しちゃったんである。「整体・美技」これをビギと読むかミエと読むかは謎のままである。....ん?もしミエならば「枝」であって「技」ではないか。やはりビギなんであろう。
さて試合はフォルコンズShimoda君、フレンズKoutaの先発で開始。Koutaは普段捕手を務める子なのだが...。
6年最後の試合は奇しくも1,2,3番がShouya、Kouta、Takumiの6年トリオがラインナップ。全員がヒットを記録。主将Takumiは3の2のクリーンヒット。5年のBenも2本、Hiro、Takutoも1本ずつ安打を放つ。
いつもは全身がアングルに収まるように撮るのだけれど、今回は打撃をアップで撮ってみた。さっくりコラージュしてみる。むむむ、悪くないではないか。それぞれの一生懸命さが写真を通して伝わってくるようだ。ところで写真を撮ってあとで気づいたのだが、我がフレンズ母美女軍団に負けず劣らず、フォルコンズ母美女軍団もなかなかなんであった。
4回表からフレンズは満を持しての真のエース、Takumiにスイッチ。
雨の日も風の日も、晴れた時も嵐の時も、顔色ひとつ変えずマウンドに立ちすくみつつ、淡々と投げ続けてきた今年。「淡々と」見えるのはたぶんオトナの浅薄な見方でしかないのだろう。本当は彼だって逃げ出したいくらいに追いつめられたこともあったし、ちいさな心臓が脂汗をかいて締めつけられることもあったはずだ。そんな場面をいくつも作ってしまったのは、筆者も含めた指導陣の責任でもある。俺は今シーズン、彼の震えるちいさな心を少しでも救ってあげられただろうか....。驕(おご)った言い方かもしれぬが....。自責の念。
結果は10:5のダブルスコアで敗退。
しかしてベストプレイヤーは、最後の試合を一生懸命闘った6年生3人にあげたい。
その晩のオヤジ飲み会の話はまた次回なんである。
今回掲載しちゃってはブログの品格にかかわるだからなんである。
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