2012年夏、今年の蝉はどうしたんだろう!?
先月から薄々感じてはいたけれど、今年は8月になって暑くなればごっそり鳴き始めるんだろうと思っていた。でも今日までまだ2,3回しか聞いたことがない。遠くから風に乗って一匹のアブラゼミの声を微かに聞いたりと、寂しいったらありゃしない。ニッポンの正しい夏の夜は、うるさいほどの蝉の声と、蚊取り線香のキンチョーの夏なんである。むむむ、今気づいたぞ。今年は蚊もさっぱりおらんぞ!あれれそう言えば窓からいきなりぶ〜んと飛び込んでくる可愛いカナブンや憎っくきゴキブリも見ないし。今年は実に正しくないニッポンの夏なんである。どしちゃったんだろうか。7年前の夏オスメスたちの交尾数が少なかったのかなあ。だとすれば蝉界のオスにも草食系男子が増えていたことになる。
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アブラゼミってなんでアブラゼミと言うのだろう。ネットでWikiすればすぐわかることだろうけど、ここはあえて調べない。なので筆者独自の解釈を開陳してみたい。
アブラゼミのアブラとは、浅学な一般人には「アブラ=油」と思ってしまいがちだが、そこが素人の浅はかさなんである。アブラゼミは実はアメリカからの外来種であり、1861年3月4日、ケンタッキー州の山奥で発見されたものだ。のちに第16代合衆国大統領となったリンカーンの出身地であることから、リンカーンのフルネーム、アブラハム・リンカーン(またはエイブラハム)に因んで「アブラゼミ」となったのだ。ではなぜ「アブラハムゼミ」とならなかったかと言うと、単に語呂が良いという理由で短縮して「アブラゼミ」となったんである。
クマゼミってなんでクマゼミと言うのだろう。ネットでWikiすればすぐわかることだろうけど、ここはあえて調べない。なので筆者独自の解釈を開陳してみたい、Part2。
クマゼミのクマとは、浅学な一般人には「クマ=熊」と思ってしまいがちだが、そこが素人の浅はかさなんである。クマゼミは実は熊本を棲息地とする国内種であり、思いのほか以外なことであるがつい近年1969年4月9日、熊本市の郊外で発見されたものだ。熊本であることから、熊本に因んで「クマゼミ」となったのだ。ではなぜ「クマモトゼミ」とならなかったかと言うと、単に「クマモトゼミ」では語呂が悪いという理由で短縮して「クマゼミ」となったんである。
アブラゼミ、クマゼミと来たところで、最後に蝉と会話が出来る筆者が、普段から懇意にしている蝉さんから聞いた秘密事項に関する問題である。
「新宿の隣り町に棲息する蝉はナニカ?」
...........................................................................チッチッチッ、チーン!時間です。
答えは、
「ヨヨギゼミ」なんである。語呂が悪いという理由で短縮して「代ゼミ」となったんである。
※筆者註:文中※印以降フィクションの記述あり。良い子のみんなはこの論述を鵜呑みにして夏休みの自由研究に取り入れてはならない。あしからず(^^)/
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