北林さん....。
息子、娘がフレンズに在籍中にはたいへんお世話になりました。
我々夫婦ともども仲良くしていただいて感謝いたします。
かつて柳澤代表とともにフレンズ草創期の混沌とした時代から、黄金期に至るまでの長きに渡り監督を務め、当時の連盟をして「宮前の名物監督」と言わしめたひと。
実質監督の柳澤さんが選手を厳しく叱咤激励するのに対して、北さんは「俺はその子どもをフォローして、優しく諭す役目に徹するからな」と言って、ベンチ裏にうなだれる子を呼んで肩を抱きながら話をしていた光景は今でも目に焼き付いている。
黄金期にはほぼ毎週のように祝勝会。「俺はマグロの刺身さえあればいいから」と、多くを頼まず、目を細めていとおしそうに刺身を頬ばる北さん。
昔フレンズ内部で問題があった時に、「いいよ、俺がなんとかするから」と自ら憎まれ役を買ってくれた北さん。
昨年電話で話した時に「もう俺、フレンズコーチ名簿からはずしてもらっていいよ」と言っていたけれど、私は頑として今年のコーチ名簿に載せた。
だってフレンズにとってそれだけの人だったんだもの....。
どうしたものか。パソコン画面がゆるゆると滲んできて、これ以上書けない。
享年68歳。
ご冥福をお祈りいたします。
いつかそっちでまた酒を呑もうね、北さん。
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