「日々雑感」1
ほんのちょっと前に、そう筆者がまだポケモンGOをDLしていない頃。マスコミでは大盛り上がりで、その功罪をネタに連日報道されていた頃なんである。(今でもそうだけれど)「功罪」の「罪」だけに目を向けると事故や犯罪にまで発展して、死者も出ているそうだという知識はうんざりするほど詰め込まれていたんであった。
そんなほんのちょっと前である。筆者は娘の残して行ったオンボロバイクを引いて、マンションの敷地外の公道まで押していった。うちのマンションは古いけれど理事会(管理組合)が優秀で、規約遵守にはことに厳しい。(筆者も昨年度持ち回り理事だった)。敷地内でバイクにエンジンを掛けてはならないんである。許可されているのは新聞配達のバイクのみ。なので公道に出てからエンジンをかけた。
そこへ角を曲がってきた中高生らしき男の子がいた。耳にはイヤホン、手にはそう、スマホを持って一心不乱に覗き込んでいる。「おいおいキミキミ、歩きスマホはいかんぞい」とココロの中でで毒づいた私。筆者も歩きスマホはたまにやる。でもその時はスマホ集中1に対して周囲への気配り9の割合で歩く。普通は立ち止まって操作する。
彼は筆者のバイクにも気づいてないようだ。筆者の横を彼が通り過ぎ後方へと歩いていった。アクセルを回して少しエンジンに喝を入れてやる。いきなり発進するとすぐにぱすぱす悲鳴を上げて、止まってしまうからだった。十分にエンジンが暖まったところで、右斜め後方を目の端で確認してブレーキを離し、右手でアクセルを回す、ゆるゆる発進....したかと思ったとたんに、先ほどの中高生男子の背中が目の前に現れる。きゅるんっとブレーキをかける。ぶつけて轢いてしまうところだった。
おそらく彼はポケモン探しに夢中で一旦筆者の後方へ行ったものの、この方向じゃないと思い踵を返して戻ってきたのだろう。彼はそのまま何事もなかったように角を折れて行ってしまった。
「功罪」の「罪」のささやかなひとつ。
「功罪」の「功」もいっぱいあるけれど、今回は触れない。
今後訴訟天国アメリカで、このポケモンGO事件をめぐる法廷での争いが目に見えるようだ。なにせ、私がデブになったのはマックのハンバーガーを食べ続けたからだとの理由からマクドナルドを訴えるようなお国柄。またスタバのアイスコーヒーは氷が多すぎて実質中身が少ないという理由で、数年間飲み続けたアイスコーヒーの杯数分+慰謝料で確か数億円を要求して訴訟を起こしたバカもいる。これにはスタバもさすがに「アホらしくてコメントする気になりません」とコメント。....ポケGOで事故を起こしたのは夢中になりすぎるゲームを作った任天堂のせいだ、と訴訟を起こさないとも限らない。任天堂は株価を気にする前に、今以上のしっかりとした安全策を提示したほうが良い。法廷でも負けないような確固たるものを。日本発信のアイディアが世界を席巻していることには、痛快な思いをしているひとりの日本人として。
「日々雑感」2
Queensなんである。昨日は平塚球場にて「女子中学生硬式野球の全国選手権大会」初戦が開催された。筆者もお誘いいただいたのだが予定があるため断念。これには女子硬式野球の名門「オール京急」が参戦している。言わずもながQueens出身の3年HimariとFuukoたちが所属するチームだ。Fuukoの父母二人からLINEが届く。Himariは一番ショート、彼女らしいオーダーに思わずニンマリ得心す。
続いてLINEぴこぴん。Sohma会長も応援に来ていたのだそうだ。右はFuuko父。因に左が会長なのは少年野球「晴耕雨読」ブログ読者なら瞬時に理解できよう。会長、アンダーアーマーのキャップを被っている。眼鏡のセンスといい、驚くべき若さである。
母から更にFuukoの最近の写真が届いた。「立派な下半身になりました(笑)」と。
これは凄い。ただでさえ「小顔」のFuukoの頭が余計に小さく見える。笑顔はQueensの時のまま素晴らしい。筆者の息子やフレンズ現監督Shinyaと中学で同期だった、現ヤクルトの高井雄平くん、「Yuuhei」の、中学のときと同じくらいの野球的下半身になってるではないか。彼も有馬中学当時「エッサッサ」をやった時の太ももははこんな感じだった。
京急は初戦勝った。おめでとう!
高校野球甲子園地方予選のみならず、少年野球も、女子野球も、夏は野球大会大盛り上がりである。
「日々雑感」3
今朝早くにフレンズ前監督SatohくんからLINEグループにコメントあり。
「おはようございます。ご報告です。
昨年優勝した横浜銀行カップに伴い、その後横浜銀行・TVK・ベイスターズとの調整して、横浜・夏の一大イベント『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2016 supported by 横浜銀行』にOhshiroRuiが8月5日のベイスターズvsドラゴンズのナイター戦にて始球式をすることになりました。」
なな、なんと、プロ野球公式戦の始球式でウチのRuiが...。
賛辞の嵐がその後LINEを賑わせたのは言うまでもない。Ruiは同僚Yuiと共に世田谷の中学硬式野球のボーイズに行っている。
いろんな意味でこれからが楽しみである。
「日々雑感」4
最後にもう一個。
筆者山形出身である。22歳の10月に結婚した。両親ともに元気だった。その年の12月初旬ジョン・レノンが凶弾に倒れた。相前後して真夜中の恵比寿のアパートにオフクロから泣きながら電話があった。オヤジが死んだと。享年65歳だった。
会社の忌引きを使って帰郷。葬儀を終えて一週間後また東京へ戻った。恵比寿のアパートに夜中に帰り着くと、玄関前に置かれていたのは山形から発送された私宛の荷物だった。送り主はオヤジの名前。一瞬私の頭は混乱した。死者から届いた贈り物。
当時は田舎からの荷物発送は一週間ほどかかった。オヤジは死ぬ直前に東京の私宛に山形の名産品を送った。その翌日仕事帰りに心筋梗塞で急死した。私はそれと知らずに葬儀に出て、その後一週間を経て、送り主不在のまま私の手元に届いたのだった。
.......
と、以上はなんか小説みたいな本当の話。
それを想いだすようなハガキが届いたんであった。しかしこちらは至って元気で爽やかな話。
合宿中のフレンズの集合写真だった。合宿はすでに月曜に帰ってきているけれど、富士山をバックにした写真絵ハガキが今日届いた。こんな気遣いは初めてだった。なんともほっこりとした嬉しい気分になる。もちろんもらったのは筆者だけではない。
温かいフレンズ父母や、チームの気遣いに感謝。送り主は「有馬フレンズ一同」
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