日曜午後は大会試合後フレンズ恒例の「お花見大会」の予定なのだった。ところが周知のように昨日は花見どころではない、大雨降り大会となってしまい、桜を愛でながらみんなで酒を飲むという、日本人の正しい春の過ごし方の素敵な慣習を全うすることは出来なかったわけで。ぽかぽか陽気の満開の桜を眺めながら、ふと手元のコップ酒に目を落とすと桜のうす桃色の花びらがひらり一枚、酒の上に可愛く浮かんでいる...。これが筆者大好きなんである。この場合ビールや焼酎やましてやワインであってはならないし、また花びらの枚数も一枚が理想で五、六枚も入っていたら興ざめなんである。
桜は「うつくしきもの」なんであった。
なんだか日本三大随筆のひとつ、清少納言の「枕草子」ふうになってしまった。「春はあけぼの」ではあるが、やはり春は桜なんである。思えば清少納言は最古の随筆家、いわばブロガーの祖とも言えるのかもしれない。
先週の金曜日、運動不足解消のための30分の散歩。この時季は近所のあるところの桜を見に行くのが毎年の習慣である。宮前の中でここらあたりは「植木の里」と位置づけられていて昔から植木を生業とする家が多い。昔フレンズに息子と同級でUekiという子がいた。今もアリコ、連盟事務局にもUekiさんという人がいる。まさに「植木の里」なんて。そのとある私有地に咲く桜なんである。
一本の樹に赤白のみならずピンクも入れて三色の花をつける樹がある。毎年まじまじと見てしまうんである。Google先生に訊ねてみるとどうやらこれは「変異種」の桃(桜?)の木らしいことがわかった。造幣局の135種類の桜には負けるけれど、ここらにはいろんな花が咲く春なんである。
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今日月曜日は夕方新浦安の現場打合に行って来た。JR京葉線舞浜駅の隣である。夢の国、ねずみの王国を目の当たりにして通過。Queensでまた優勝のご褒美としてこのTDLへ来れたら素敵なことだ。ただしSohma会長の目の黒いうちで、かつMurata代表の気が変わらないうちに優勝しなければいけない。Himariの代のあのTDLは、関東ではとんでもない大雪に見舞われた日で、かつ筆者はバーズ高橋さんの葬儀に参列した日でもあった。一生忘れられない日になるだろう。2014年あたりの2月頃にブログを書いたはず。
その浦安からの帰り鷺沼駅にたどり着いたのは、湿気を含んだ夜の帳(とばり)が降りた19時半頃だった。駅前の桜並木も毎年見事である。
いつもの帰路から右へ面舵いっぱいに切り航路を変更し緩やかな坂道へ出た。(ちなみに左へ転じるには取舵)。駅から鷺沼ヤング本拠地がある鷺小ドーム方面を見やる。はからずも桜のトンネルが商店街の灯と車のヘッドライトにライトアップされる。
フレンズのYanagisawa代表やKaneda顧問やチームのみんなと今年は花見ができなかったけれど、これを見て少しは気持ちが落ち着いた。
コンビニで酒と柿の種を買ってビニール袋をケツに敷き、交差点の真ん中にどっかり居座りながら夜桜に乾杯しようかと思ったけれど、その前に往来するクルマにひき殺されかねないので断念したのであった。
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