2009年10月29日木曜日

本塁ベース五角形の謎?





昨日のBlogでお約束したとおり、野球教室での子どもからの質問「ホームベースだけなぜ五角形なのか」について今日は回答編。ネットで拾った本塁まわりのPDFの絵を元に私オリジナルの解説図面付き。これを先に見ればほとんどご理解頂けることであろう。
図A=19世紀米国で誕生したといわれる野球。当時各四つのベースはみな四角で、ホームベースも1,2,3塁と同じくこの形で設置されていたそうだ(◇)しかもベースは鉄板や大理石を使用したらしいから、怪我が絶えないスポーツだったのではないか?
おそらく容易に動いてしまわないための工夫だったのだろう。さてこのような配置だと投手の投げた球はベースの角を通過して来るように見える。特に内外角ギリギリのコースはボールの軌道(線)に対して、ベースの角(点)との交わりでストライクを判断せなばならない。松本清張「点と線」である。刑事は幾日もかけて捜査検証出来るが、主審は0コンマ数秒で判定を下さねばならない。これは誤審の元であったらしい。
図B=そこで四角いベースを45°回転させベースの一辺を1,3塁を結んだ線と平行に(直角と言うことも出来るが)置いてみたら(□)...あ〜ら不思議判定し易くなったではないか!これはボールの軌道(線)に対して、ベースも辺(線)での交わりで判断出来るからであろう...と筆者は思う。視点と視線と視野=1次元と2次元と3次元。おお、これをネタにまたBlogで何か書けそう(^^)
図C=もうお分かりですね。これだと本塁の基点と四角いベースのあいだに、小さな逆三角形のスキマができてしまう。ここはラインは引かないからどこが基点かわからない。そこでこの三角形部分もベースの一部とし、四角形と合体させたのが「五角形」本塁ベースの誕生である。
野球教室で質問をくれたKくんわかったかな?
同時に我々大人もいい勉強になったと思います。
※この項以下のサイトを参考に大幅に筆者の想像を加えて文章作成。
http://e-zatugaku.com/sports/homebase.html

オマケの2枚目の写真はウチのチームで使っている「BBB」=ベースボールボードの社会人野球用に作成したもの。これは野球指導者にはまことにスグレモノと自負しています。詳しくは以前のブログをご覧下さい。商品化も検討中なのでご興味ある方は右上プロフィールからメール下さい。(^^)
http://t-tessey9694.blogspot.com/2009/05/blog-post_17.html
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