前述の通りこの土日はどっぷり仕事なんであった。土曜は高円宮賜杯神奈川県大会へ出場している白幡台イーグルスの速報が、連盟Nishiharaさんから刻一刻と入る。結果は終盤まで5-2で負けていたEが最後に同点に持ち込み、なんとまた抽選で勝ちを勝ち取ったのだった。今季何度こんな試合をくぐり抜けてきたことだろうか。
さらに同時にFujisawaさんからは宮前低学年大会の結果が速報される。フレンズは松風に8-1で初戦敗退であったが、フレンズLINEのNatsuki母によるとみんな頑張ったそうだ。概ね他の試合でも低学年やオレンジにありがちな、大差での勝敗結果が多かったようである。
今日日曜も朝から仕事。午前中は大方の天気予報(天気予想)に反して降雨はなく、午後からの雨だった。休日でも最初に腹をくくって仕事に臨めば集中力も増し、ガンガン仕事が進むんである。これがちょっと中断して試合だけ観に行こうか、なんて、スケベゴコロと戦いながらやると、試合開始時間が気になって仕事に集中出来ないわけで。
今日は白幡台(白旗台ではない)イーグルスが準決勝なんであった。もし...もし...もしも、Eが二つ勝ち優勝して全国への切符を手にすれば、2015年フレンズ、2016年ウルフに続き4年間で川崎宮前勢が3回も全国へ行くという快挙なのだった。連盟Nishihara特派員からの速報をいちいちチェックしながら仕事に励むのだった。
結果は...甘くなかった。先日のウルフ同様、あの猛攻打線が1点も取れずに3-0の完封負けを喫したそうだ。上に行けばいくほど、上には上があるということを痛感するわけで。しかしNishiharaさんからの速報には「イーグルスは最後までよく頑張りました」とのコメント付きであった。
さて少年野球から話は変わる。
映画好きの筆者は数年前ヒッチコックのDVD豪華セットをオトナ買いしちゃったことは以前書いた。ブレードランナー2049のセットも数万円でヤフオク!で落札。ここ数年新作の近未来SF映画やいろんなジャンルの映画を観るかたわら、妙に昔の映画が観たくってしょうがないんである。
特に中高生の時にTVで観たものだ。月曜ロードショウ、水曜ロードショウなどで何度も観た懐かしい映画。荻昌弘や水野晴郎。アレやコレや...。
Amazonプライムで無料で観れるのを探したがなかった映画がふたつある。
ソフィア・ローレン「ひまわり」とアラン・ドロン「太陽がいっぱい」
アラン・ドロンはフランスの名優、正統派のイケメン俳優だった。「太陽がいっぱい」は多感な子供の頃数回観ているわけで、憧れの人なんであった。あの頃はハリウッドも勢いがあったけれど、ヨーロッパ映画もよく放映されていたんである。印象に残る名画がたくさんあった。アメリカ映画ではマックィーンの大脱走、チャールトン・ヘストンのベンハーetcなんか何度TVで観たか知れない。
意を決してTSUTAYAでレンタルすることに。この映画を観るためにスーパーライフで安いフランスワインとチーズを買って夜中に鑑賞したのだった。
フランスイタリア合作映画「太陽がいっぱい」。ニーノ・ロータのあの哀愁漂う名曲が耳をくすぐる。何年振りだろうか、これを観るのは。映像と音楽が一致して想起できる映画ってそう多くはない。今で言えば「スターウォーズ」なんかがそうだろう。映像を観れば音楽が耳に響き、音楽を聴けばすぐにその映画の1シーンを想起する。それが「太陽がいっぱい」だった。ミステリー作品としても一級品だと思う。
しかし昔観たシーンは断片的な記憶だけで、改めて観ると「こんな場面もあったのか」「こーゆー理由でこーなったのか」と今更ながら自分の記憶力の曖昧さを嘆くのだったが、それも含めて昔の映画を観る楽しみであると言えようか。
貧乏人ドロンが大金持ちモーリス・ロネのサインを真似るシーンや、船上でのナイフでの殺人、そして最後のラストシーンは強烈に記憶に残っている。
次は何を観ようか。
随分ジジイになったものだと我ながら思うのだけれど、年齢に関係なく昔のことに思いを馳せるのはオトコの骨頂であるわけで。グランドでは昔の映画のことでフレンズのKaneda顧問とはいつも話が盛り上がる。昔から言われている名言がある。
「女は昔の男よりも将来の恋を夢想するが、男は昔の女に固執する生き物である」
女は現実的で男は懐古趣味、と言えば納得されるだろうか?
ラストシーンは「大ドンデン返し」の映画史上に残るものであった。
TSUTAYAに返却する前にもう一度観ようかな、と思う今日この頃なんであった。
この最後の「FIN」のシーン画像を見てニーノ・ロータの音楽が蘇ってきたら、あなたも立派な映画通な証拠である。
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