2018年6月22日金曜日

ワールドカップ徒然草

それにしてもW杯なんであった。期待薄と思われた日本がW杯では初めて南米チームに勝利し大金星を挙げた途端に日本中がヒートアップ、渋谷スクランブルもDJポリスも再登場となる騒ぎになった。それにしても優勝候補やランク上位の国がことごとく下位チームに喰われて、番狂わせが連発している。小さい力士が大きな横綱を寄り切りで勝つようで、それはそれで楽しいことではあるけれど、でもやはりスーパースターのスーパープレーが見たいんである。2戦とも精彩を欠いたメッシは見てると悲しくなってしまうほどだ。これを書いている今は、ブラジルVSコスタリカをやっているけれど、ネイマールも「らしさ」が発揮出来ずに残念。後半惜しいシュート連発ではあるけれど。

唯一ポルトガルのC・ロナウドは能天気に笑っちゃうほどの活躍。PKとFKも含めているとは言え、2試合で4得点は素晴らしい。ただイケメンで才能がありマッチョで大金持ちの男にはどこか自分には馴染めない空気感が漂うんである。ビシッと「決めすぎ」な感が否めず、筆者がもし女ならば、ロナウドよりもウルグアイのスアレスの方が絶対イイ男だと思う。映画に例えればトム・クルーズよりもジョージ・クルーニーの方が魅力的なように。(あくまでも個人的な見解なんである)

W杯開幕以来、一週間。ライブ中継でTV観戦した試合は11試合目。AM3時キックオフのものは観てないけれど、結構寝不足なんである。ブログも書こうと思うとついW杯に食指が動いてしまうんであった。

それにしてもVARなんであった。今ブラジルのネイマールが勝ち取ったと思われたPKがVAR(ヴィデオ・アシスタント・レフェリー)によって判定が覆り、ノーファウルとなった。
世界の一流プレーヤーでもファウルされてないのに大袈裟に演技して転んだり痛がったりするのは、見ていて恥ずかしいものだ。審判を欺けてもビデオのスロー再生されれば明らかにウソだと分かるではないか。それが全世界衆人環視の元、やっちゃうのはいかがなものだろうか、なんである。ある程度の戦略的な演技は良しとしてもあからさまなシミュレーションは気持ちの良いものではない。それが日本戦で相手チームにやられると、本当に腹がたつわけで。若い頃は怒り心頭、怒髪天を突いて相手選手が映るTV画面を「貴様〜!この野郎!」とゲンコツで殴って、危うく指を骨折しそうになったことがあるくらいだ。あの頃はまだ液晶ではなくブラウン管だったから余計ヤバかった。一週間くらい手がジンジンしちゃったんである。若い頃はカープ熱もサッカー熱も血が熱かった。いやサッカー熱は年とともに熱くなる一方である。

ブログ書きながらちょうど今、試合が終わった。
後半の後半は見応えのある展開となった。0:0のままブラジルがアディショナルタイム数分間で2点入れちゃう劇的な結末。シミュレーションもどきは不快だったが、最後のネイマールのダイレクトはお見事、溜飲が下がったわけで。それにしてものコスタリカ。実にアッパレであった。前半は悠長で見応えのなかったこの試合も、後半コスタリカ、敗れたとはいえ下克上の良いゲームであった。

少年野球ブログにあるまじき、少年野球ブログの風上にも置けない、W杯に思う徒然草的アレコレのサッカーブログなんであった。メッシにはこのまま終わって欲しくない。

※オマケ。
先日有馬のブックオフに行った時のこと。
バイクを停めると軒下からピーチクパーチク、賑やかな黄色い声が降り注いできた。
ツバメの巣があったんである。
今年心臓を紙ヤスリで擦られるような、ギスギスした気分で落ち込むことがあったが、一瞬でも心和む光景を目にしてホッとした気分であった。

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