青葉カップ優勝の軌跡なんであるけれど、今日は写真選択で終わってしまい文章まで至らず。ザックリ6年を中心に選んで68枚なんである。実際書く段になったらもっと減らさなきゃだわ。ブログ書いたのちは今週中にまだ最後のフレンズ年末仕事が待っている。明日は所用で銀座へだし。
そこで寝る前にまた小話をひとつ。少年野球ブログでなきゃ嫌だ、という読者さまには申し訳なし。野球とは関係ない先日も書いた「日々雑感」的ブログなんである。前回と違うのは実際体験した軽い小話なんである。
土曜は第四公園Queensからバイクで帰宅。昼時なのでその途中ラーメン屋に寄るわけで。バイクの白煙を諌める意味でも良いのである。今日はどこへ行こうかと思案橋。もう何十回も食べた土橋の丸源「肉そば&鉄板チャーハン」もヘビーユーザーであるが、結局いつもの有馬に近い旧246添いのとある店へ。ここの麺が秀逸なんである。通常のラーメンの麺とは一線を画す不思議な食感の麺でスープも旨い。土日はいつも待ち人多し。丸源ほどではないけれど。
※ここで言っておきたい。決して今物議を醸している「移民法案」や、働き方改革、人種差別、ヘイトスピーチ、男女雇用機会均等法、etcに抵触する話ではないことを。軽い笑い話、いや「苦笑い話」なんである。
相変わらず混んでいた。予約シートを見ると2組が先に書いてあった。
「永山様 大人1名 子ども2名」
「勝山様 大人2名 子ども3名」
とある。すかさず筆者も書き込んだ。面倒なのでカタカナで。
「テシマ様 大人1名」
ほどなくして中国人と思(おぼ)しき女性店員が走って来た。結構長い時間予約シートをじっと見てから待合席に向かって言った。
「大人1名、子ども2名のお客さんいますか〜」
※ここから先( )内は筆者の心の叫びである。
(...はて面妖な。なんで名前を呼ばないんだろう?はあ、さてはまだ中国人と言えど正確な漢字を読み上げる自信がないんだな。同じ漢字でも中国と日本では読みが違うからなあ)
待合から返事はなかった。彼女はくりかえした。たどたどしい日本語で。
「大人1名、子ども2名のお客さんいますか〜」
(...永山さんって呼べば済むのになあ)
やはり返事はない。予約しておいて待っていられず無断でトンズラこいたのだろうか。
筆者矢も盾もたまらず、お節介ながら進言したのだった。
「あの〜、ナガヤマさんって呼べば良いと思いますよ」
彼女は筆者を振り返り「はあ、そーね」
「ナガヤマさん、いますか〜」
(できれば、いますかじゃなく、ここは、いらっしゃいますかだろ。でもまあ仕方ないか)
自分が今ニューヨークのマクドナルドへ行って正確な英語で接客できるかと言われれば、否、である。人のことは言えないわけで。
「ナガヤマさん、いないみたいですね」とたまらず筆者。
チラリと私を見ながら彼女は次の「勝山さん」の行に目をこらす、かなり時間をかけて。
そして言った。
「大人2名 子ども3名のお客さんいますか〜」
(だからさ〜...勝山さんだってば)
勝山さんと思しき客らが一斉に振り向いたのだった。家族5名が一斉に。彼女にまたお節介を言う。
「あちら、カツヤマさんですよ」
彼女はもう一度叫んだ。
「カツヤマさん、大人2名 子ども3名のお客さんいますか〜」
(できれば、さん、じゃなくここは勝山様だろ、でもまあ仕方ないか)
自分が今パリのカフェへ行って正確なフランス語で接客できるかと言われれば、否、である。人のことは言えないわけで。
やれやれ、やっと勝山さん5名がテーブルへ案内された。やっと俺の番である。カウンターは十分空いているし。腹減ったな。今日は味噌ラーメンと餃子セットにしちゃうかな。この後フレンズには行かないで仕事だし、残念ながら絶世の美女とキスする予定もないし。
彼女がやって来た。
「大人1名、いますか〜」
(どう見たってもう、俺しかいないじゃん!)
「あ、あの私です。テシマです」
彼女が言った。それも今までと違って満面の笑みで。
「ああ〜あなたテシマね〜!テシマはあそこよ、カウンターへどーぞよ」
....
苦笑しながらカウンターへ座る俺。
おそらく窮地を救ってくれた日本人の客に対して、親愛の情を込めて「さん」や「様」ではなく呼び捨てにしたのだろうと解釈する。そう思えばなんだか楽しい気分になって来たのだった。
熱々の麺をすすり体が温まって、
ついでにココロもホッコリ温まったのだった。
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