いよいよ春季大会も佳境に入り、土曜は準決2試合が敢行されたのだった。
まずは花フラVSウルフ戦。スコアブックが手元にないので試合内容はご勘弁願いたい。写真にてその場の空気感を回想、想像、夢想、類推、推理、邪推、忖度、斟酌、勘案されたしなんである。
ただし、劇的終焉のために花フラ先攻、ウルフ後攻とだけはご記憶下されまし。
先取点はウルフ、1裏に1点もぎ取った。
しかし2表Hは2得点、逆転に成功する。王者W相手に逆転である。大いにギャラリーが湧いた(沸いた?)のであった。
しかしその裏歓喜に湧く(沸く?)Hをよそに、Wの猛攻が展開、4得点し2:5と引き離す。
粘るHは4回に1点を返し、ジワリ肉迫、Wは切迫、野球観戦的には実に好ゲームとなったんである。3:5。
なんとなんと、終盤押し迫った5回表についにHは同点まで追いつく起死回生の2得点し、ついに5:5としたのであった。殊勲の二塁打を放った打者走者くんのガッツポーズが微笑ましい。
ここでほっと一息、Q姫Hinaの実に文学的に可愛い横顔ショット。筆者はQueens広報でもあるので、母体チームにあっても常にQ姫たちのベストショットを狙っている。姫たちはゆめゆめ油断してはならぬ、なんである。ネット越しにHinaに「頑張れよ」と声をかければ、ニッコリ笑顔を返してくれたのだった。
この試合は昨日までのポカポカ陽気とうって変わり、冬のような寒さ、小雨そぼ降る中の雨中戦となった。経験上むしろ土砂降りならばもっと劇的な絵が撮れるのだが、中途半端なぱらりぱらりの雨であった。カメラモードを変えてシャッタースピードを緩め、暗くして撮ると、ほれ、白い点々が雨粒である。
さて同点で迎えた最終回裏Wの攻撃。(以降の記載、記憶によるもので、細かい部分では間違いがあるかも知れぬ)
ワンアウト走者は一人。この走者が返ってしまえばHの敗戦となる。W打線は下位打線であった。HのTadai監督がタイムを要求。
なんと二者連続の「宣告四球」。あっと驚く満塁策を取ったのだった。狙いはホームゲッツーでなんとか延長戦へ持ち込む奇策というか英断というか、いずれにしろどちらに転ぶか固唾を呑む場面となった。
Wはまるでその術中にはまったように、内野ゴロ。三塁走者は本塁へ突進、すかさず野手からホームへ送球ホースアウト、捕手から一塁へ転送し、ゲッツー完成....となるはずであった。
主審のコールは...自信を持ってセーフ!これがその瞬間のショット。一番近くで見ていた審判の判断が全てである。筆者的にも僅差であったがファインダー越しに僅かに走者の足が早かった、そう見えた。タッチプレーにはないホースプレーならではの判断の難しさ。タッチプレーは光速だけだが、ホースプレーは光速と音速が絡む判定になる。
Hは涙を飲み、Wはサヨナラゲーム、歓喜の決勝戦進出決定の瞬間であった。
........
もう一つの準決である。眠い目をこすりこすり、あまりにこすったせいで、アラジンの魔法のランプのように、目ん玉から魔人がボワっと飛び出すかと思えるほどだったが、連盟広報としてはここで頓挫しては責務を全う出来ないわけで。
モンタVSヤング戦である。試合前に聞くところによると、総監Kurosuさんは仕事で遅れて来る、監督Ishikuraさんは体調を崩しベンチ入り不可能で、この大一番で二人の大御所を欠いての準決、Sakoさん、Kuroiさんで臨むことになったそうである。
試合前「あ〜Teshimaさあ〜ん」という艶っぽい声に振り向けば、今年で卒業のKitamatsu母(Q母会長)がいるではないか。聞けば土曜日でスコアラーがいなく、急遽OBとなった彼女が招集されたらしい。長年Qのスコアラーを努めてきたヤングの美人妻なんであった。
試合はMが1点先制すればYもすかさず1点返す序盤の展開。
そのまま拮抗した行き詰まるゲームとなった。
本部席でわずかな休憩をとっていると、おやおや?ヤング美人妻応援団の中にひときわ若いヤングな女性がいるではないか。筆者ことのほか視力が悪い。すかさず望遠レンズを向けてみると、なーんだ、ちょっとオトナっぽくなったKuuであった。(^-^)
間隙を縫って第四のQへも顔を出すつもりだったが、午後仕事があったので後ろ髪引かれる思いで途中撤退す。仕事しながらiPhoneに連盟速報メールが届く。Mはひとたび打線に火がつけば畳み掛けて来る猛攻打線が今年も健在、というのが筆者の見立てであったが、結果はあにはからんや1:8でヤングの圧勝だった。アッパレヤングホークスであった。
花の宮前春季決勝はウルフVSヤングとなった。
ここにフレンズの名前がないことに今でも忸怩たる思いがあるが、それもFの実力のうちである。Fのみならず他チームも、下を向かず次のステージ目指し上を向いて歩こう、涙がこぼれないように。
決勝の30日土曜は、Fのカレー昼食と桜花見大会がかぶってしまった。酒が絡むとアシ(バイク)も絡む。
タイムスケジュールを悩みつつ、Macの火を落とす、日曜深夜0時過ぎなんであった。
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