2019年5月31日金曜日

28,29,30。39と61

妙な数字を並べて、まるで東野圭吾の「マスカレードホテル」の暗号数字のようなタイトルではある。28,29,30,39,61...新田刑事も首をひねるに違いない。

28番コーチ、29番ヘッドコーチ、30番監督。これは少年野球界ではジュラ紀か白亜紀くらいの大昔からの常識なんである。おっとすみません、ジュラ紀か白亜紀とはいくらなんでも大袈裟に言い過ぎた。せいぜい鎌倉か室町時代からの常識なんである。

我がフレンズで言えば。
28Maeda、29Shohta、30Itohである。
Queensならば。
28Jinushi、29Mochida、30Satohである。
更にもう一つあるんでる。
28Aya、29Kako、30Makabe(筆者Teshimaの旧姓)
実は筆者、今まで黙っていたが夜のオトナ野球の監督をしている....

....なわけない。誓ってあるわけないわけで。

先日28日に山形中学3年9組LINE(39LINE)に、女子のオヤブンAyaちゃんの誕生日を祝うコメントが、39LINE盛り上げ隊の隊長のYohkoちゃんからあった。若い読者からすれば還暦を過ぎたバーサンズにちゃん付けは気色悪いと思われるだろうか。しかし気持ちは中学の思春期の「あの頃」にワープしちゃうので、ついちゃん付けになっちゃうんである。但し当時中学生だった頃はもちろん我々男子は女子を全員、ぶっきらぼうに苗字かあだ名で呼び捨てだったけれど。LINEにはみるみるうちに多方面の女子から「誕生日おめでとう」の投稿が。どんだけ「みるみるうちに」かと言えば、沸騰したお湯に温度計を差し入れた水銀みたいに。それを見た筆者が思い出したのは、この5月28日誕生日がAyaで29日がKako、んでもって今日30日が筆者のそれであった。同級生で三人連続で誕生日が続くわけで面白いという思いから、ナニげに早速それを39LINEに投稿しちゃったんであった。

そして一日置いて今日は筆者の61回目の誕生日であった。朝から女子の「おめでと〜Makabe君」の嵐であった。みるみるうちにほぼ全女子から祝辞をもらった。どんだけ「みるみるうちに」かと言えば、高熱で学校を休む朝に脇の下に差し入れた体温計の水銀柱がギュンギュン上昇するみたいに。39LINEでは当然Teshimaではなく旧姓Makabeである。筆者もそのほうが嬉しいわけで。LINEは女子12名、野郎どもが8名、計20名の奇跡的大所帯である。当時のクラスは40名でそれが45年後に20名ものLINEグループを形成できるなんて、ちょっぴりアンビリーバボーな快挙だと思うのであった。男子よりも女子を中心に、日々の暮らしぶりや仕事のことや、日常の何気ない風景をアップしたり、それを互いに伝え合って、そのたびに盛り上がるわけで。実に素敵な同級生LINEなんである。

唯一野郎からも「おめでとう」のLINEがあった。
筆者の息子からであった。毎年息子の嫁さんからもらったりしていたが、今年は息子からきた。
「誕生日おめでとうございます。ところで...何歳だっけ。58?」
思わず笑ってしまった。68?としなかっただけでも儲けものだ。息子と男親との関係性なんてこんなものだと思う。まだ覚えてくれていたことに嬉しさを感じるくらいだ。息子のことを非難出来ない理由がある。転じて筆者の親が還暦60の時などは、自分が若過ぎたせいもあり、親の誕生日なんて気にしたこともなかった。それは多分、家で誕生日を祝う慣習そのものがなかったせいだろうか。もちろん昔とは言え、現代と同じく家族の誕生日を祝う家も多数あったに違いない。時代と家庭環境の違いだろうかと思う。小学生の頃は数回友達の家の誕生会に呼ばれたこともあったけれど。ある家に呼ばれた時は、小遣いがなかったので、家中を探して挙げ句の果てに数本の鉛筆をプレゼントに持って行ったことが、昨日のことのように蘇る。
今の若い親やその子どもたちは、誕生日のみならず記念日には何かとイベントをすることが当たり前になって身に染みついているから、(オッサン的にはちょっぴりやり過ぎと思うこともなくはないが)、きっと大きくなっても親の誕生日にもちゃんと心を尽くしているだろうと思う。

これも既報の通りこの日の61歳になる前に60歳のうちに、どーしてもやらねばあとで後悔すると思い、還暦のうちにやりたかったのが、同い年のHONDAスーパーカブ60thアニバーサリーマグナムレッドの入手であった。61を超えてから買い換えたのでは自分的に自分を許せないのだった。同い年の新しい恋人?伴侶?戦友?同僚?友人?を得た気分。風貌から見てこれは雄ではなく雌であると確信している。
これは昨年の同窓会、その後の39LINEの繋がりが、自分の中では大きく影響されているのだった。

すでに食傷気味かもしれないが、見飽きたかもだけれど、はいこれ。
彼女とともに61年目を走り続ける今日この日なんであった。

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